マイクロソフトがグーグルに勝てない理由(2)

マイクロソフトが Google に勝てない理由 で、「ZDNet Japan にすぐ翻訳が出てくるだろうから中身の紹介は略」と書いたが、この Phil Wainewrite のブログは ZDNet Japan での翻訳の対象では無いようで、日本語訳が出てくる感じが無い。

その後も、この記事について言及する英語ブログは多かったので、元記事の内容を軽く紹介しておきたい。

Phil Wainewrite はこのブログで、「Google Desktop の新版や Google Talk は、(多くのアナリスト達が分析したような)デスクトップ市場への侵攻ではなく、インターネットにつながるデバイスの一つとして手を伸ばしているにすぎない」と主張する。

Google’s turf is the Internet. It’s not interested in devices that don’t connect to it — Microsoft is welcome to that market. It simply wants to extend its reach to any device that does go online.

Phil は、マイクロソフトの主戦場であるデスクトップが過去の市場となりつつあることを、5つの理由をあげて説明している。

マイクロソフト グーグル
リッチなデスクトップ体験を提供する リッチなインターネット体験を提供する
ユーザが2,3年ごとにパソコンを買い換えることにビジネスを依存している ユーザが毎日何か新機能が増えて無いか探検しにくることにビジネスを依存している
世界を「デスクトップ+インターネット」と見ている 世界を「インターネット+すべてのデバイス」と見ている
コンピュータを使って、個人が楽をできるようにする コンピュータを使って、皆と情報共有できるようにする
数年後に、まだ机で仕事をしてる人っているのかい?

Tim O’Reilly がこれを受けて書いたブログで、Tim は、Phil があげた中でも「2,3年置きの PC 買い替えに依存するマイクロソフト」という問題点について強く賛成している。

In the Web 2.0 era, software isn’t an artifact that someone buys, it’s a relationship between a customer and the provider of a service.

「Web 2.0 時代のソフトウェアは artifact (工芸品)ではなく、サービス提供者と利用者の間の関係性のことである。」と。

あるいは、彼自身が執筆中の Web 2.0 本での言い回しからいうと、「ユーザとのインタラクションを通して毎日でも変化していく、永遠のベータ版(the perpetual beta)である」と。

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