Loic Le Meur氏と会う

The New Context Conference 2008の二日目。

フランスの有名ブロガーで起業家、最近シリコンバレーに移住してビデオ版のtwitter、あるいはYouTubeのmicroblogging版であるseesmicという動画コミュニティサービスを運営しているLoic Le Meur(ロイック・ル・マール)さんと話す機会があった。(seesmicについては、河村さんのブログ@ITのこの記事が詳しい)

NCCカンファレンスでは、Twitterが日本だけを対象に作った、グループを作るための関連サービスTwiccoというのがお披露目されたのだけれど(参考)、NCCの会場でそのデモを見たLoic氏は、さっそく自身のブログでTwiccoを紹介し、それがTechmemeのトップRead Write WebMashableなど錚々たるサイトで取り上げられている。

# Asiajinで書ければ良かったなあ。早さ的にも敵ってないけど。

なお、氏は、ウェブについてのカンファレンスLe Web(ル・ウェブ)の主催者でもある。これは、Web 2.0 ExpoやTechCrunch 50、Demoなどのカンファレンスのヨーロッパ版、といったものだ。TechCrunch50は、昨年の40に比べて日本からの参加者も取材も数倍に増え、発表側の企業も現われるなど日本語でも情報が多くなったけれど、Le Webは同じような内容でもまだ日本からは未知のイベントと言えるかもしれない(フランスでやっているがイベントは全部英語。過去のビデオはここで観られる)。Asiajinでも運営に参加しているOpen Web AsiaもTC50やLe Webのようなものをアジア地域でやりたい、ということで今年始まっている。

非英語の人が英語を使ってサービス及びネットワークを広めようとしている、という点で、海外志向の日本の起業家にとっても一つのお手本となるような人だと思う。

台湾からこのNCCの取材に来ていた友人で、台湾でのオンラインメディア/Webコンサルを運営するChristine Yangさんが、セッションの終わったあとパネル発表者に積極的に話しかけて挨拶していくので、ついでのような感じで挨拶させてもらい、さらにそのまま昼食を共にすることに。積極性ってだいじだなーと思った。

で、昼食のときに何を話してたかだけど、一つは彼のサービスseesmicの日本語ローカライズについて。どう思うかと意見を訊かれた。

NCCの中でも日本のウェブユーザの特性、みたいな話は出ていたので、(主に自分の顔を撮った)短いビデオをオープンにしてやりとりをするseesmicがそのまま受け入れられることはあるのか、という懸念があるようだった。僕自身も顔は出してないので、やはりデフォルトがオープンというよりは、プライベートに友人や家族間で使えるようなものがより多くの人に使われるだろう、とは言った。

ニコニコ動画の存在は意識しているようだった。実際に使ったようでは無さそうだけれど。ニコニコ動画の中にも、歌ったり踊ったり楽器を演奏したりという個人の表現が一大勢力であることは説明した。顔は隠している人もいるけれど、出している人もいるということ。

seesmicは11月に大幅なサイトリニューアルをおこなうそうで、現在そのための作業中ということだ。そのあと、12月に、英語以外の外国語としてフランス語と日本語へのローカライズを行なうとか。今でもメニューは仏語日本語選べるのだけれど。

その他いろいろな話をしたが(Googleの最近のプライバシー関連のトラブルの話とか)、たいへん刺激を受けた。12月のLe Web ’08にぜひ来てよ、と言われたので、遠いけどなんとかしたいな。

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