書評: Trac入門 ソフトウェア開発・プロジェクト管理活用ガイド

献本いただいたもの。

Trac入門 ――ソフトウェア開発・プロジェクト管理活用ガイド
著者/訳者:菅野 裕 今田 忠博 近藤 正裕 杉本 琢磨
出版社:技術評論社( 2008-09-18 )
定価:¥ 3,024

Trac入門 ソフトウェア開発・プロジェクト管理活用ガイド

僕は、Tracに限らず世の中の多くのバグ管理システムはエンジニア以外には非常に使いづらいのではないかと思っているけど、それがエンジニアには十分問題なく使えていたりする。結局、誰の手にもぴったり合うようなツールって無理なのかなあ、とも思うけど。これはこの本には直接は関係ないかな。

1章では、課題管理システム(Issue/Bug Tracking/Management System)がどうして必要か、を、短編漫画も入れての説明。バグ管理システムの類は、一人のプログラマとしてはけっこう優秀なのに、チーム開発の経験不足とか過去に参加したチームがこういうリリース管理をしてなかったからとかいう理由で有用性を知らなかったり、理解できなかったりする人がいたりするので、この導入部分は大事だと思う。

3章はTracを実際に使ったときの業務の流れを解説。4,5章の実プロジェクトへの導入やSubVersionとの連携についても、丁寧でわかりやすい。

また、6章の逆引きは、Tracでやりたいけど設定をどうしたらよいかわからない、というありそうな項目多数について、手順が示されていてこれも役に立つ。

なんとなく使えているTracだけれど、この本を読んでいると使ってない機能や可能なカスタマイズがとても多くあることに驚く。こういう本として一冊にまとまっていると、はじめてIssue管理システムに触れる人やIssue管理をさせる人たちにも説明が簡単に済んでいいのではと感じた。


[書評に関する注意書き]

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