フランスのPHPイベントForum PHP Paris 2008に参加してきた

12月8日、パリ市内で開催されたForum PHP Paris 2008に参加してきた。

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php.netの各国イベント案内ページから、パリで何か行なわれていないか探していて見つけたものだけれど、このForum PHP Paris、結果的にはパリで行なわれるPHPイベントとして一年で最も大きなものだったようだ。

なお、php.netのイベントページは簡単に登録申請できるので、日本のPHPイベントも臆せずにどんどん投げてもいいのかなと思った。英語のほうがよさそうだけど、たとえ日本語でも。ブラジルとか中東とかのイベントも登録されているので、今回僕がパリのイベントに現れたように、たまたま日本に来ているPHP開発者が寄ってくれたりするかもしれないから。

イベントの規模は、登録者が400人で二日間の開催、セッションは一部屋で、うち6件は英語による発表。 (ここでプレゼンの動画が順次公開されていくようだ)

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翌日からのLe Web ’08と一日被っていたり、午後に別の予定が入っていたので半日しか参加できなかったのだけれど、イベントの運営スタッフの方数人を捕まえてフランスのPHP事情、ウェブ事情などを聞くことができた。

カンファレンスの主催はafup(アフュープ)。フランス語の頭文字を取ったもので、意味は「フランスPHPユーザ会」ということ。2000年に設立されたNPOで、登録会員数は個人と法人をあわせて400。

6年目を迎えたForum PHPは、年に一度の大きな集まりで、二日間開催で参加者数は400人。また、100名ほどを集めての数時間の集まりを年に5,6度開催している。それ以外に、会員で集まっての飲み会もあるということだ。

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他国のユーザ会との交流について聞いたところ、同じフランス語圏であるカナダ・ケベック州のユーザ会とは交流が深いそうだ。

ヨーロッパでPHPの大きなカンファレンスといえば、このForum PHP Parisと、PHP Frankfurtだという。 それぞれフランス語、ドイツ語が中心で、言語を越えてヨーロッパ中で交流するようなイベントはPHPという枠では無いということだった。

さてフランスでのPHPの状況だが、他のスクリプト言語に比べてかなり強いらしい。1998年頃から人気のあった無料ホスティングサービスが、最初からPHP3を使えるようにしていたことからPHPが普及したということ。他にはPythonが多少。Javaも企業に人気だけれど、Javaを多用していた企業も最近はPHPの併用が進んでいるのだとか。

PHPのフレームワークについては、Zend Frameworkとsymfonyの二強状態。企業ユースに耐えうるという点でこの二つが使われることが多い、という説明だった。

フランスで人気のあるオープンソースのアプリケーションは、という質問をまわりにいた人たちにしてみたところ、Magento、 WordPress、 Drupal、 Joomlaなどの名前が挙がった。Magentoは知らなかったのだけれど、PHP5版のosCommerceというような感じのイーコマースアプリケーションで、複数の人ができが良いと言及していた。

afupのみなさん、特にたくさんお話を伺ったRomain Bourdonさん(WindowsでPHP, Apache, MySQLを簡単にインストールするパッケージWampServerの作者で、ANASKAというウェブ制作/コンサル会社の共同創業者)や、ZendフランスのGauthier Delamarreさん、興味深いスピーカー(別エントリで後日書きたいと思う)を紹介してくださったEmilyさんに感謝します。ありがとうございました。

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