« 2009年10月 | メイン | 2009年12月 »

2009年11月

2009年11月30日 (月)

「結果を出す人」はノートに何を書いているのか

著者とお会いした記念に自腹で買ったもの。ということでいつものいただきものとはちょっと違いますが

紙のノートを使う習慣はもう過去10年以上無いし、この先紙に回帰することもないだろうと思うので、正直言うと本のタイトルにはそれほどひかれませんでした。そのため、役割の異なるノート3冊をうまく使い分けることで仕事の効率を上げよう、という主題も、「デジタルだったらどうするか? 何に対応するか」というのを考えずにはいられなかったため、僕は直接対象とする読者ではなかったかと思います。

しかし、自分のやってる、パソコンや携帯電話、PDAだけで紙を使わない、完全デジタルな仕事のやり方が、紙のノートを使ったやり方より優れてると思っているわけでも、実はないのですね。単にデジタルが好きでしょうがないから、実際には不便だったり劣ったりする個所もあるのだろうけど目をつぶり、検索性とかデジタルの強いところを偏愛している自覚はあります。

僕らの世代、というか、上下20年ずつぐらいの大きな幅でそうなのかもしれませんが、紙で仕事をする人が少しずつ紙を使わなくなっていくという変化の中にあるのだと思います。その中で本書は、紙のノートで仕事を回していくための知見をひたすら追求し自ら実験してきた著者による、仕事のやり方本でした。(iPhoneやスキャナ活用など、本書でもデジタルに絡んでいるところはあります)

繰り返し行うことをミスなく実施するにはどうするか、アイデアを得るためのメモ取りはどんなものか、仕事の優先順位をうまくつけるには、嫌なことを先延ばししないようには、といった仕事の上での課題に対して、ノートとその他の文房具を活用して立ち向かうためのノウハウ本、という印象を持ちました。

僕自身はノートに戻らない誓いを立てているにせよ、一人の(おそらくたいへんできる)ビジネスマンが、仕事のやり方を考えて工夫してきたその結果を見るのは興味深い読書体験でした。今現在ノート派の人や、これからもノートだという方は、読んでみると面白いのではないでしょうか。


[書評に関する注意書き]

  • 貰って書いた本についてはその旨記述します
  • このブログはサイボウズ・ラボの社員ブログなので、秋元個人に献本いただいても、何でも自由に書けるわけではありません。
  • もちろん、書評以外の他のブログエントリもそうですが、社員ブログではあってもサイボウズ・ラボ全社やサイボウズ・グループの意見を代弁してるわけではありません。
  • 献本いただいても必ず読めるわけでも、ご紹介できるわけでもありません。読書の速度は遅いので、発売前や発売直後に送っていただいても、ご紹介が半年後になるようなことも多々あります。

ねじれ脳の行動経済学

いただいたもの

以前にも、わかっちゃいるけど、痩せられない―メタボの行動経済学という新書をいただき、楽しく読ませていただきました。

今回のこの本も、同じ著者古川雅一さんによる、タイトルに行動経済学と入った本です。

前回はダイエットというテーマを中心に、しかしメインはダイエットではなく行動経済学の紹介だった、と僕には思われた本でしたが、前回の本の評判が良かったのでしょうか、今回は最初から行動経済学をメインに立てた本。

さまざまな周辺情報に、いかにして人は影響され、理にかなってない選択肢を取ってしまうのか、ということが、いろいろな例をもって紹介されます。この本にある全部の知識が簡単に身に付くとは思えないのですが、それでも、知っていることで正しい損得勘定をできたり、あるいは逆に、人に物を売ったり部下に仕事をさせたりするときに、実際の合理と別にこちらの都合のよいように動かすことができたり、ということもできるのかもしれません。


[書評に関する注意書き]

  • 貰って書いた本についてはその旨記述します
  • このブログはサイボウズ・ラボの社員ブログなので、秋元個人に献本いただいても、何でも自由に書けるわけではありません。
  • もちろん、書評以外の他のブログエントリもそうですが、社員ブログではあってもサイボウズ・ラボ全社やサイボウズ・グループの意見を代弁してるわけではありません。
  • 献本いただいても必ず読めるわけでも、ご紹介できるわけでもありません。読書の速度は遅いので、発売前や発売直後に送っていただいても、ご紹介が半年後になるようなことも多々あります。

Twitter革命

いただいたもの

神田 敏晶 ¥ 767

ビデオジャーナリストとしてKNN.comを運営されている神田さん(@knnkanda)が書かれたツイッターのガイド本。

神田さんのツイッター愛があふれる熱い本でした。ツイッターを使って楽しんでいるポジティブな成功事例が多く紹介されていて、この本を読んだ人はとにかく一度はツイッターに登録して試してみるんだろうなと思います。

見開きごとに5行程度のミニコラムがあり、ここでツイッター関連サービスやツイッターに関連した事件などが大量に紹介されています。俳優のアシュトン・カッチャーがどうしてツイッターでそんなに人気を博したのか、とか、日本語英語どちらも追っている神田さんならではのネタの選択でした。

本をいただく前に、誤植がありましたという連絡を先にメールでいただいたのですが、この本では僕が個人で作って運用している、ツイッターで読書記録を取る読んだ4!というツイッター利用サービスを紹介いただいてます。

本書のp.58なのですが、ここで「読んだ本をつぶやく相手のアカウント @yonda4 が、誤って @4da4< になっていました」という連絡をいただいたのですが、急遽 @4da4/a> アカウントを取ってそこに正しいアカウントへの案内を掲載するという対処を行いました。これで大丈夫!

2バイト文字とかOAuthの説明とか、技術的に少し変なところはあるけれど、このへんは技術者のチェックを経ずに出版を急いだのかもしれませんね。@yonda4と同様次版で直るといいなと思います。


[書評に関する注意書き]

  • 貰って書いた本についてはその旨記述します
  • このブログはサイボウズ・ラボの社員ブログなので、秋元個人に献本いただいても、何でも自由に書けるわけではありません。
  • もちろん、書評以外の他のブログエントリもそうですが、社員ブログではあってもサイボウズ・ラボ全社やサイボウズ・グループの意見を代弁してるわけではありません。
  • 献本いただいても必ず読めるわけでも、ご紹介できるわけでもありません。読書の速度は遅いので、発売前や発売直後に送っていただいても、ご紹介が半年後になるようなことも多々あります。

記憶メディアの進化を表す図

音楽、写真、データのそれぞれについて、昔と今の容量の変遷を、曲数や枚数で示した一枚図がありました。

Infographic Draft 1

蝋管、レコード、カセットテープ、CD、iPodなどに格納できる曲の数を示しています。

同じ単位で表せないぐらい容量が増えているので、一番下の段にあるように色で単位が変えられています。

2009年11月25日 (水)

情に訴える購読解除ページ

本当に情に訴えられるかどうかわかりませんが…

ニューヨークベースのグループ購入サイトGrouponでお知らせメールの購読を止めると、購読完了ページがこんなんになってます。

Grouponunsubscribepage1

「解除ですか? たいへん残念です。 どれぐらい残念かって? そうですね、デリックを紹介しましょう。彼こそは、お客様がGrouponの毎日の通知メールを楽しんでくださってると信じてた男です」

と出て、さらに下の「デリックを罰する」ボタンを押せるようになってます。まあ押してみてください。

さて、デリックさんを気の毒に思って再講読する人はいるんでしょうか?

# どちらかというと、この画面を見ようとして解除する人の方が増えたりして

via Reddit

離乳食、着陸します!

ギーク向けグッズでおなじみのThinkGeekにあった一品。「電飾前掛け食事システム

Plane_bib

翼の両端に光るライトが管制塔(子供)から飛行機の接近が良く見えるようにし、地上の42個のライトはスプーンが間違いなく口に入るようにガイドします。

Plane_bib_baby

洗濯は濡れた布で拭けます、飛行機の電池は交換できるけどエプロンの方は交換不可。って、汚れるアイテムとして致命的な気がしますが(笑)

Pixable - Facebookから友人の誕生日を満載したカレンダーを作るサービス

Pixable Calendarは、Facebookの友人情報を、本人の許可を得てAPIから持ってきて使うことで、簡単に友人の誕生日情報が組み込まれた紙のカレンダーを作ってくれるサービスです。

友人の誕生日には友人のアイコン(Facebookでは本人の顔写真であることが多い)や、Facebookで友人名でタグつけした写真などが入ります。

Pixablechoosecalendar

カレンダーの作成には、Facebook APIから友人の情報や写真を逐一取得するためか、数分以上かかります。実際に試してみたところ、売り文句の5分どころではなく数十分かかりましたが、これは紹介されてユーザーが増えたせいかどうか不明です。

その間にFlashで出来上がったカレンダーをどうカスタマイズできるか、という次段階のチュートリアルをずっと見せてくれます。

Pixabletutorialduringcreation

時間がかかるのを逆手に取ったアイデアで、待ちながらこのチュートリアルをみてると、Facebookの中や外部サービス、ローカルのPCから写真を追加することや、祝日や個人的な記念日などを追加したり、Facebookでは友人だけどカレンダーには載せない友人を選んだり、ができることがわかります。

元記事のVenture Beatによれば、友人の誕生日を埋め込んだカレンダーを作るサービスは、別にこれが最初というわけでもなく、競合は多いようです。しかし、Facebookにあるデータを使い、カスタマイズしないなら5分で注文まで出来る、という便利さでは並ぶものがなく、10月の公開から既に5000冊のアルバムが作成されている(作成、であり販売、とは言ってないようですが)そうです。

作ったカレンダーは、壁掛け型が$18.95(約1700円)、卓上型が$19.95(約1800円)で購入できます。(日本向けの送料は$11.99)

Pixableでは、カレンダー以外にもFacebook等の写真を使ったいろいろなアルバムを買うことができます。SNSに既にあるデータを使って、実際に売れる商品、それも他にない自分だけのものを作って買えるというのは、多くの人に訴求するのではないでしょうか。

まったく同じ商売をMixiやGreeなど日本のSNSで出来るかというと、どれぐらい正しく誕生日が入れられているか、あるいは公開されているか、にも影響されるかもしれませんが。僕自身は誕生日は住所等と同様、非公開なので。

2009年11月20日 (金)

書評: フリー 〈無料〉からお金を生みだす新戦略

フリーでいただいたもの

フリー~〈無料〉からお金を生みだす新戦略

「ロングテール」のクリス・アンダーソンさんがまたやってくれました、の本書 フリー 〈無料〉からお金を生みだす新戦略

無料(フリー)を活用したビジネスが昔からあったこと、データのデジタル化に伴って複製のコストが0に近づいたことで、フリーを使った新しいビジネスモデルが多数登場したこと、を、豊富な事例と歴史的な資料をふんだんに使って読み解いてくれる本です。

デジタルと著作権のまわりで起こるトラブルと、それに対して中国やブラジルで起こっている新しい時代のビジネス関して、ラジオの広告、そしてそれのバリエーションであるテレビの広告、という僕達が当たり前のものとして受け取っているフリーを使ったモデルも、ラジオの黎明期には確立したアイデアではなく、直接課金など他の方法も模索されていた、など、過去の面白い話もたくさん載っていたのが個人的にはツボでした。

「ロングテール」でも出版後の調べてロングテールではなかった事例があったように、またどんな業界のどんな商売にも適応できるようなものではなかったのと同様に、フリーや本書で紹介されている様々なビジネスのアイデアも、なんにでも使えるものではないでしょう。しかし、こういったやり方でも継続するサービスが成り立つことがあるのだ、という情報は、知っておいて損がないのでは、と考えさせられました。


[書評に関する注意書き]

  • 貰って書いた本についてはその旨記述します
  • このブログはサイボウズ・ラボの社員ブログなので、秋元個人に献本いただいても、何でも自由に書けるわけではありません。
  • もちろん、書評以外の他のブログエントリもそうですが、社員ブログではあってもサイボウズ・ラボ全社やサイボウズ・グループの意見を代弁してるわけではありません。
  • 献本いただいても必ず読めるわけでも、ご紹介できるわけでもありません。読書の速度は遅いので、発売前や発売直後に送っていただいても、ご紹介が半年後になるようなことも多々あります。

2009年11月18日 (水)

北陸アンカンファレンス開催報告・振り返り

11月1日に、石川県津幡町の石川高専をお借りして、初の北陸アンカンファレンスを開催いたしました。

008

# 開催が今月の初めだったのに、ちゃんとしたまとめを書くのが遅れてしまってすいません。オープニングセッションのプレゼンテーション資料はすぐ公開したのですけど、参加者個人としてじゃなくて主催側の振り返りを残しておかなきゃと思っていました。アンカンファレンスや地方イベント等に共通する話で役に立つところもあることを期待して、会社のブログで書かせていただきます。

アンカンファレンスとは?

001

一緒に主催したid:amachangが書いてくれたIT アンカンファレンスをやってみたい! - IT戦記がとても良いので、そちらをご覧ください。

また、北陸アンカンファレンス参加者募集ページも、いろいろ書き足していたらかなり詳細な説明になったので、これは良かったなと思っています。

朝一番のセッションで当日の説明をした資料はこれです。

良かった点

日本でのアンカンファレンスを検索すると、日本語ではオラクルのイベントに併設されたものがあるぐらい、英語中心のものもBarCamp Tokyoが2回あったのが見つかるぐらいですから、80名近くの参加者のみなさんのほとんどが、アンカンファレンスという形式が初めてだったと思います。

しかし、一番恐れていた「誰も発表しようとしないで、空き枠ばかりで盛り上がらない」という状況は、まったくの杞憂でした。開会時からほとんどの参加者が会場に来ていたことから、急遽会場を2つから3つに増やしましたが、開始数分で、午前中から午後一まで、あっという間に多くのセッションタイトルが貼られていったのを見て、感動しました。

当初午後4時までの予定だったセッションも、途切れることのない発表タイトルを見て、5時までに延長しました。体力的な限界が無ければ、5時以降も続けることができただろうと思います。

最近のイベントではかなり一般化してきましたが、ツイッターのハッシュタグ#HokuUnを早い段階から決めておいたのも良かったと思います。検索するとイベント中のつぶやきや、その後の感想、ブログ書いたよの報告などが見つかります

014

また、終了間際に、id:katzchangが発表者一人一人にハンドルやセッションタイトルを確認して回って、発表者リストを作成してくれたのも非常に嬉しかったです。参加者全員で作るのがアンカンファレンスのいいところなので、このように「これが必要じゃないか、こういうのがあればいいんじゃないか」と動いてくださる方が現れたのが良かったと思います。もちろん、懇親会の準備や片づけを含め、多くのみなさんが自発的なスタッフとなり、運営に協力してくださいました。

反省点

名札

前日まで覚えていたのですが、当日名札シールを持っていくのをすっかり忘れてしまいました。持っていくのを忘れただけでなく、アンカンファレンスが終わって家に帰るまで、忘れていたことも忘れていました。

お互い初対面の人がたくさんいるはずですから、ツイッターのハンドル名でもなんでもいいので貼ってあれば、より多くの交流が起こせたかもしれないと思うと、ひたすら反省です。

ただ、ウェブで告知して集まったイベントの多くで、後でツイッターやブログで「全然誰とも話せなかった」とか「内輪感があって入り込めなかった」という感想を書く人が現れるのですが、今回はそれがありませんでした。そもそもはっきりしたスタッフが少ないし、そのスタッフが群れるということがなかったので、その点は良かったなと思っています。

039

セッションの終わり

それから、「時間をオーバーしたときの処理」についてルール化していなかったのも失敗点です。今回は、午後遅くから一つの会場で少しずつセッションの終わりと開始が後ろにずれていってたようで、終了の17:00になっても一会場だけそこからセッションが続いてしまいました。

自由に会場を移動して、いろいろな発表を聴けるのがアンカンファレンスの良いところですから、他の会場と切り替えのタイミングがずれるのは良くありません。BarCamp Tokyoに参加した際に見ていたのですが、時間になったら次の発表者は前セッションの終了を告げて、延長したい人は廊下等に移って続きを話すようにしましょう、という取り決めをし、朝に伝えておけばよかったなと思っています。

議論系のセッション

BarCampではセッション主催者がテーマだけ決めたり、司会進行をするだけの議論するセッションも多くあり、これもやってみたかったのですが、ほとんどが発表セッションで終わってしまいました。これも僕がそういうセッションを途中で入れていればよかったかもしれません。

これは、三つの会場の席数がほとんど同じだったことも原因の一つでしょう。ホワイトボード上では大(40)、中(30)、小(10)と定員を配分して、セッションテーマの一般度に応じて会場を選んでもらうことを意図しましたが、実際には三つ同じような部屋があるように見えたり、使われたりしていたかもしれません。

最初から、会場のうち一つは、プレゼンテーション用のセッティングではなく、テーブルを囲んで参加者が円になるような、少人数向けの形にしておけば良かったかな、という感想です。

たとえば、終了近くで、発表を聞くスタイルに飽きてきた人たちを巻き込んで、「第二回はどうするか?」みたいな議論セッションをやっていたら、第二回の計画も今頃進んでいたかもしれませんね。反省です。

謝辞

北陸で何かやろうよという話にも、アンカンファレンスという未知の形式にもフットワーク軽く乗ってきてくれたid:amachang、ありがとうございます。

遠く東京からの無謀な呼びかけに応じてくださった、北陸エンジニアグループのみなさんにも感謝。北陸エンジニアグループはこの後もいろいろなイベントがいっぱいのようです。

そして、何もアイデアがなかった僕らに、会場もプロジェクターもネットも昼食も、必要なもののほとんどすべてを提供してくださった石川高専と越野先生、ありがとうございました。次また何かやる際はまた頼らせていただきます。

そしてなにより、会場のキャパシティから80名と書いてみたけど、まさか本当に集まるとは思わなかった、というぐらい来ていただいた参加者のみなさん。本当にありがとうございました。みなさんがアンカンファレンスについて把握してきて、いろいろと空気を読んで動いてくださらなかったら、確実に運営が破綻してた自信があります。まだまだ発表のネタがありそうだったので、ぜひ北陸でも2回目をやりたいですね。

019

アンカンファレンスの広がり

今回一回切りで終わるのでなく、また北陸だけで終わるのでなく、今回参加した方や、ブログやツイッター経由でアンカンファレンスに興味をもたれた方が、アンカンファレンスを試してみていただければ、こんなにうれしいことはありません。

と書いていたところ、青森の勉強会WDHAでアンカンファレンスをやってみる、というのツイッター経由で知りました。

Wdhalogo

WDHAレギュラーミーティング#020 - アンカンファレンスをやろう!

アンカンファレンスはこの形式を示す一般名詞で、もちろん僕やid:amachangの持ちものでもないし、北陸エンジニア勉強会のものでもありません。僕らが書いた解説や注意書きで使えそうなものはどんどん流用してください。アンカンファレンスを開くのに誰かに断りを入れるなんていう必要も、まったくありません。

今回主催してみて、とても楽しかったですし、いろいろな発表を聞けて勉強にもなりました。そういう経験を得られる場の一つとしていろんな地方のいろんな方が試してみてくださるといいなと思っています。

東京ではどんなニッチな勉強会をしても簡単に2,30人が集められたりしますが、地方ではなかなかワンテーマの勉強会で人を集めるのは難しいかと思います。そんな中でも、自分のやっていることを発表したい、教えたい、他の人のやってることを聞きたい、刺激を受けたい、という人が集まるには、アンカンファレンスというスタイルは悪くないのでは、と思ってましたし、まだ一回ですがそれなりにうまくもいきました。

今住んでいる関東で開催されればもちろんですが、いろいろなところでアンカンファレンスが行われるようになったら、今回日本各地から北陸まで来ていただけた方がいらしたように、僕も参加してみたいと思ってます。その時は、よろしくおねがいします。

BarCampをやってみたい

閉会の時にちょっと話しましたが、アンカンファレンスはBarCampなど他のイベントの影響を大きく受けています。

今回も、BarCamp Hokurikuとして開催する可能性も考え続けていたのですが、イベント自体が成功するかどうかわからない一発勝負なところに、BarCampを名乗って英語サイトで世界に向けて3週間前に案内しても、BarCampである利点は少ないかなということで、汎用的な言葉「アンカンファレンス」を名乗りました。

しかし、告知や準備が十分であれば、BarCampという大きな枠組みに乗っかってみることも有りだと思います。BarCampも英語しばりということは本来ないはずなので、日本語主体でBarCampとして開催し、地域に住む外国人や、「BarCampがあるなら日本/北陸に旅行してみようか」という外国人の参加も促せれば、より面白くなる可能性があると思います。

Barcampknzw_logo

アンカンファレンスの閉会でBarCampのお話をしたところ、さっそく金沢でBarCampを企画された方がいらっしゃいます。英語しばりということでチャレンジングだとは思いますが、金沢周辺の方にはぜひ挑戦してみてほしいし、BarCampのサイト等から見つけて在住や旅行の外国人が多数参加してくれればいいなと思います。

Barcampyokohamalogo

また、関東の方には、今週末の21日土曜日、横浜桜木町でBarCamp Yokohamaが開催されます。参加者には英語を話す人が多いですが、日本語を普通に話せる外国人も多いですし、日本の英語BarCamperの多くが、日本人の参加を熱望しています。こちらもぜひ。

038

大事なことなので

ということで、上に出てきた直近のアンカンファレンス情報をもう一回まとめますね。お近くの方、興味のある方はぜひ参加を御検討ください。また、この他にもアンカンファレンスが行われるようであれば、告知もお手伝いしますのでツイッター等で@akkyに教えていただければと思います。

Wdhalogo

2009/11/21 WDHAレギュラーミーティング#020 - アンカンファレンスをやろう!

Barcampyokohamalogo

2009/11/21 BarCamp 横浜

Barcampknzw_logo

2010/02/20 BarCamp 金沢

2009年11月17日 (火)

レーザー猫じゃらし/FroliCat BOLT

猫じゃらし+レーザー、ですね

Frolicatboltlasercatdogpettoys

Frolicatboltandcat

  • 自動的にエキサイティングなレーザーパターンを生成
  • マニュアルモードで手動操作も可能
  • 15分で切れるタイマーつき
  • 反射鏡の調整で床や壁面などいろいろな場所にあわせて動く範囲を調整可能

ということです。

動画では猫だけじゃなくて犬も反応してるよう。犬派の人も安心。アメリカのアマゾンで売ってます

via GadgetGrid

2009年11月16日 (月)

TwitWipe ツイッターの過去つぶやきを全部消してくれるサービス

秋元@サイボウズラボ・プログラマー・ブログ : ツイッターを一からやり直したい人のためのUnfollowEveryoneで、followした人を全部外してツイッターをやりなおすサービスを紹介しましたが、肝心の過去のつぶやきが残っていては、真にやりなおしとは言えないですね。

というわけで、過去につぶやいたすべてのツイートを思い切りよく削除してくれる便利サービスがTwitWipe

Twitwipelogo

"Sign in with Twitter"ボタンを押して、転送されたTwitterのOAuthページから許可を与えると、過去のつぶやきを一個ずつ消してくれます。50個ほど書いてあったテストアカウントを使ってためしたところ、数分で全部消えました。

パスワードの入力を要求する(=OAuthを使ってない) TweetBomb というのもありましたが、TwitWipeの方がいいでしょうね。念のために、使ったあとはツイッター側でTwitWipeに与えた許可を消しておくのがいいかもしれません。

UnfollowEveryoneとTwitWipeの二つをつかえば、同じアカウントでまっさら状態からツイッターを再開できる、というわけです。(アカウント名が変わっても良ければ、作り直せばよいだけですけど)

2009年11月13日 (金)

Google Mapsでパックマン

斜めに動きづらいのでゲーム性はかなり低いですが。好きな地図でパックマンが遊べるマッシュアップ。

Googlemapspackmanscreenshot

GoogleのGo言語によるプロジェクトが既にいくつか

早いですね。

gotweet Go言語によるコマンドラインtwitterクライアント

gomemcached Go言語によるmemcachedクローン

Gotracer マルチスレッド・レイトレーシング

"Go"で検索できない、という件は、"golang"とかになっていくんですかね。C言語の検索のしにくさを受け継ぐことはなかったのに。

2009年11月 9日 (月)

米大手ブランドの多くがツイッター上での名前を他人に取られている

Advertising Ageがまとめた表を見ると、アメリカの大手・有名ブランドの中にも、社名やブランド名そのままのTwitterアカウントを取得するのに失敗したところが多く存在することがわかります。

ブランド名・企業名のアカウントを持っていない有名企業・ブランド

  • バーガーキング
  • バンクオブアメリカ
  • ジェネラルエレクトリック(GE)
  • ジェネラルモーターズ(GM)
  • マスターカード
  • フォルクスワーゲン
  • KFC
  • ナイキ
  • ウォルマート
  • ディズニー

日本企業を見ると、任天堂、日産は持ってないですね

同名のTwitterアカウントを持っている有名ブランド・企業

  • アメリカン・エクスプレス
  • デル
  • コカコーラ
  • フォード
  • クライスラー
  • ベストバイ(家電販売)

トヨタ・ソニーは公式アカウントのようです。

これらのアカウントを取ったユーザーは、その企業のニュースを(企業の広報と無関係に)つぶやいているようなものもあれば、ツイッターをほとんど使ってないもの、他のサイトへ誘導しようとする宣伝書きこみばかりのもの、などさまざまのようです。

ドメイン名のように、商標に関する紛争を解決してスクワッターから取り上げるような仕組みは、twitterが一私企業に過ぎないことから整備されておらず、twitter社もまだ対応策を取れていないのでしょう。

2009年11月 6日 (金)

デンマークで学校の筆記テストが「インターネット可」になる予定

デンマークのPolitikenが伝えたところによると、デンマークでは高校卒業時の統一試験でインターネットを使える仕組みを複数の高校でテストしていて、順調なら2011年には全国的に導入するそうです。

「たとえば、社会学の試験中に歴史上の事件や有用な文献をインターネットで探して利用することは有用だ」と政府コンサルタントの弁。

翻訳ソフトのダウンロードや生徒間でのチャットは禁止されています。生徒のネットへのアクセス履歴はランダム抽出で監視・チェックされ、これによって単純な他文献の剽窃等はできないはずだ、と。

高校の校長会でも「仕事で長文の文章やレポートを書くときにはインターネットを使って調べ物をしているのだから、試験も現実社会で必要な技能を確認するのはいいこと」と言うことで、上記のランダムチェックで不正が防げるのであれば、という条件つきながら、テストの後に本格的に導入される予定だそうです。

事実や統計を探して集めるという作業はコンピューターでできるのだから、そんなことはネットを使って行い、人間しかできないことに注力すべきだ、という主張は、僕としては納得です。

実際の仕事でもネットを含めて調査し、そこから事実と嘘を切り分ける能力がこれからどんどん必要になっていくのですから、過去には貴重とされた、何でも頭で記憶してそれを素早く引き出す博覧強記型の能力は重要度を減らしていくのではないでしょうか。

via Guardian

インベーダーの真の姿

ああいう形の宇宙人が、生身で侵略してくるはずがない、と思ったかどうかはわかりませんが。あの戦いは実はこうだったのでは? というイラストTシャツを売ってました

Shapeofinvadors

18ドル

Shapeofinvadorstee

via FasionablyGeek

2009年11月 5日 (木)

OS Calculator - Windowsやマックの電卓を実機化

パソコンのOSにはWindowsもMacにも電卓がついてきますが、この電卓を実際に作ったらどうか、という提案がこれ。

Oscal_img003

マック版

Oscal_img004

Oscal_img005

このデザイナーはAppleとマイクロソフトに「つくってみない?」と呼び掛けてますが、これノベルティとかで実現すると、いいかもしれません。

via os calculators: I bet the mac version will be twice as expensive as the windows one on [technabob]

エアシェイク(エア握手) - 新型インフルエンザ時代の新しい握手

Telenet_airshake

ベルギーの電話会社Telenetが、体の接触をしない握手「エアシェイク」を提唱しています。

Airshakescreenshot_2

実際のエア握手の様子は、この動画を見てください。

挨拶の歴史」では、エスキモーのキスや東洋のお辞儀なども解説されています。

インフルエンザと握手、といえば、TechCrunchのマイケル・アーリントン氏が「握手は野蛮で不潔な風習だ―もうきっぱり止めよう!」で始まる一連のブログ記事で握手をやめる提言をして論争を起こしたのは今年の5月のこと。それまでの長い習慣と、合理的に考えた時の意味の無さ(始まった頃は意味あったんでしょうけど)をどうするか、ということですね。ネクタイとかもそうですが。

ここは一つ、みんな握手をやめてお辞儀を世界標準にしたらどうでしょうね。僕はそれが楽だなあ

via ANIMAL

2009年11月 4日 (水)

ロンドンのビッグベンの鐘を知らせるツイッターbot

何時になったかを鐘で知らせてくれます。音の出ないTwitterではこれが精いっぱい。まあ、時差があるんでそのままは役に立たないかもしれません。

Twitter_big_ben_clock_bot_screensho

法隆寺バージョン(時刻とか打つんだっけ?)とかローカライズはすぐできそうですね

via The Presurfer: Big Ben On Twitter

サイボウズxDeNA、はてな、P&Aラボの就活セミナー

竹迫さんの「ITエンジニアと株式会社の付き合い方(恋愛編)」が聞ける、就職を考える学生向けの無料セミナーが全国3都市で開催されます。

就活生向けIT業界セミナーで講演します - TAKESAKO @ Yet another Cybozu Labs

Cybozutakesakoseminortokyo

Cybozutakesakoseminormatsuyama

Cybozutakesakoseminorosaka

なにせ竹迫さんなので、面白い話が聞けると思いますよ

人気エントリ

RSS feed meter for http://developer.cybozu.co.jp/akky/ あわせて読みたい

著書

PHPxWebServiceAPIConnections.jpg
PHPxWebServiceAPIConnections.jpg

ブログ著者について

週三日勤務でこのブログを書き、残りの日は個人で活動しています