YouTube上の「奴隷制ゲーム」予告映像の起こした反応

たった48秒の動画なのですが、Javelin Reds Gaming社の”Slavery The Game”(奴隷制)というゲームの予告編が話題になっています。

「17世紀、ヨーロッパが世界を制覇していた時代に戻り、莫大な富を築け。奴隷を購入し、しつけ、搾取し、最も有力な奴隷商人となるのだ」

今再生回数は40万回ぐらいです。上記の文句も刺激的ですが、イメージ映像の方もギョっとするつくりです。

しかし、既にこの動画上にはテキストで「この動画は、過去の奴隷制の歴史と、今も残る奴隷の問題に注目してもらうためのバイラルキャンペーンであり、ゲームは実在しません」という注意書きが掲載されるようになっています。このゲーム、実際に製作中だったり発売されるわけではなくて、この予告映像だけが作られたということですね。

広く見られることを狙って作ったのだから、種明かしが若干早かったのでは、と、自分も種明かしされてから騒動に気づいた口なので思ってしまいますが、この動画のコメント欄や返信ビデオの多さ、そこで相当多くの人がこのゲーム予告を本物と信じて怒っているようなので、しょうがないかもしれません。

このキャンペーン自体はオランダのテレビ局が作ったもので、ゲームに関する番組のようです。最初の公開が9月1日、キャンペーンのリリースが9月7日となっています。キャンペーンの動機等について中の人が語っている動画も公開されました(オランダ語音声、英語字幕)。奴隷制へのオランダの関与等についても話していますね。

「実際にこれ以上多くの人に問題について考えてもらう方法なんてないでしょう」みたいな擁護のコメントもありますが…

自分の場合も、これがそういうキャンペーンだと知らずにいきなり話題の動画として見ていたらどう反応していただろう、と考えたりもします。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください