ブラジルの主要新聞がGoogleニュースへの見出し・抜粋の提供を停止

BBC, Ars Technicaなどの報道によると、ブラジル新聞協会(ANJ)参加の154の新聞社すべてが、Googleニュースに彼らの記事タイトルや記事の最初の数文を収集させないようになったということです。

オ・グロボやエスタド・デ・サンパウロなどのトップ新聞をはじめ、この154社が発行する新聞の部数はブラジル全体の9割に達するということで、ほとんどの新聞がGoogleニュースを拒絶した、と言ってもいい状態ですね。

Google側の、Googleニュースに載ることでアクセスが増えますよ、という話に対して、協会側では、タイトルや先頭を読んだだけで満足してサイトに来ない利用者が多数いて、彼ら自身のウェブビジネスは助かっていない、と主張しています。協会も2010年からGoogleと協調して実験を続けてきたということなので、実際に集客の効果が無かったのでしょうね。

新聞協会側は、Googleニュースに対して、見出し・抜粋への利用料の支払いを要求していたようですが、これはGoogleが拒否したということ。

検索やYouTubeと違ってGoogleニュース上には広告が無いので、Google側もニュースでは儲けていないのでしょう。かといって、慈善事業でやってるわけではなく、Googleサービス群全体の魅力を高めるための広告塔でもあるでしょうから、利益は得ているとは言えますね。

ブラジルの新聞のオンライン版のビジネスが有料記事中心なのか広告中心なのか(はたまた将来の保険で紙の利益を流し込んでるだけなのか)は知らないですが、タイトルと最初だけ読んで多くの人が満足してしまうとしたら、先々新聞社の儲けはなくなるし、ニュースを作る機能も弱っていくかもしれません。

なお、新聞社ポータルのサイトは、通常のGoogle検索では出てくるそうです。

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