デザイン系の人気Facebookページが「著作権問題」で閉鎖

The Cool Hunterは、かっこいい建築やファッションなどのデザインを豊富な写真で紹介する英語圏の人気ブログですが、そのThe Cool Hunterによる78万人のファンを集めていたFacebookページが、公式から停止されたようです。

The Cool Hunter側で今回の経緯を説明していますが、Facebookページは8週間前に、前触れなく突然存在しなくなったということです。毎日1500-2500人のファンが増え、1万人以上がページ経由でブログに訪問していたということですから、ブログメディアとしてはビジネス的にも大打撃だったでしょう。

The Cool HunterはFacebook側に問い合わせしたようですが、「著作権侵害が繰り返されていたため」という返答を受け取っただけで、どのテキストや画像が著作権侵害なのかといった具体的な情報は得られず、一旦はコンテンツがすべて消えた状態で空のページだけが復旧したものの、それも5日後でまた停止されてしまったとか。

以前にもFacebookが他のFacebookページを「著作権侵害との報告を受けた」として突然無効化したことがあるそうで、この時はやりとりの後に復旧したページもあるようなのですが。

ウェブでデザイン系の画像を紹介するブログ、ともなれば、そこには多数の画像が絡んできます。元記事にリンクをつけての引用ならOK,とするブログも多いですが、実際には個々のオリジナルの作者や撮影者によって、何を許して何を許さないかというポリシーはバラバラでしょう。The Cool Hunter側は2件については確かに侵害があったようだ、と言っていますが、その2件が本当に問題とされたのか、誰がその著作権侵害をFacebookに通知したのか(本当の著作権者か、著作権者のふりをした第三者か)、など、不明なことが多すぎます。

また、実際問題として、Facebookのような巨大なプラットフォームで、運営側がどれがどう違反しているのか調べ上げて教えてくれる体制を作れるとも思えません。このあたりはYouTubeでも起こっている問題だと思いますが。The Cool Hunterは、まだ70万人ものファンがいるからこうやってニュース化して、ページを復活させるように働きかけてくれるファンもいるでしょうけれど、もっと小さなところが同じようなトラブルに陥ったら、まず打つ手はなさそうですね。

The Cool Hunter の本体はブログで、FacebookページはFacebook上でのファンや読者を増やす出店だったでしょうから、今回の事件ですべてをいきなり失ったわけではないでしょうが、本体のドメインやブログを持たずにすべてをFacebookで活動しているようなサイトは、著作権について突っ込まれるようなコンテンツを載せないようにしたり、著作権侵害だという報告をされないように注意しないとリスクが高そうですね。

TwitterやGoogle+であっても同様ですが、人が集まっているソーシャルメディアで活動しないとファンは増やせないし、かといってソーシャルメディアに依存してしまうと今回のようなトラブルで一気にウェブ上での存在感を失ってしまうリスクがあったりと、判断の難しいところです。このあたりは自分のドメインでブログを運用するか、大手のブログサービスでブログを書くか、といった選択でも過去に悩んだ方は多いかと思いますが。

「デザイン系の人気Facebookページが「著作権問題」で閉鎖」への1件のフィードバック

  1. デザイン系の人気Facebookページが「著作権問題」で閉鎖 https://t.co/6clNtLguFo @akky シャボン玉ホリデー その世代じゃないが 被害妄想だと?自分達がした事を棚に上げてその一言か?正直にもう〆切りなんだ 一年も前から変るアドバイスをしてきたのに

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