ネットの事件

2009年12月 2日 (水)

新郎新婦が結婚式の誓いの言葉中にFacebookとツイッターを更新する動画

誓約の儀式の最中に、新郎がやおら懐から携帯電話を取りだして、Facebookのプロフィールのステータスを「交際中」から「既婚」に更新しています。

新婦のステータスも変えないとだめじゃないのって? まあ動画見てください。面白いですよ。新郎と牧師以外はまったく知らされていなかったということです。

また、この新郎、(文面は用意していたんでしょうけど)この短い間にツイッターでつぶやいてもいます。

今式の最中で@TracyPageの隣に立ってる。彼女は僕の妻になったよ! 新婦へのキスをするからまたね。 #weddingday

Standing at the altar with @TracyPage where just a second ago, she became my wife! Gotta go, time to kiss my bride. #weddingday

この式は11月21日に行われたようです。昨日まで普通につぶやいていたっぽい新婦のTracyPageさんのツイッターアカウントが消えてしまっているのがちょっと気になりますが。

儀式をするのも役所に届けるのも、自分の属する社会への宣言なわけで、ソーシャルネットワークやツイッターが自分の主要な属する世界であれば、オンラインでのプロフィール更新が婚姻の儀式の一部となっても、おかしくはないですね。

今回のはネタ的な部分もあるでしょうけど、未来の結婚式では普通に取り入れられたりするのかもしれないな、と思ったりもしました。

via Mashable

2009年11月 6日 (金)

デンマークで学校の筆記テストが「インターネット可」になる予定

デンマークのPolitikenが伝えたところによると、デンマークでは高校卒業時の統一試験でインターネットを使える仕組みを複数の高校でテストしていて、順調なら2011年には全国的に導入するそうです。

「たとえば、社会学の試験中に歴史上の事件や有用な文献をインターネットで探して利用することは有用だ」と政府コンサルタントの弁。

翻訳ソフトのダウンロードや生徒間でのチャットは禁止されています。生徒のネットへのアクセス履歴はランダム抽出で監視・チェックされ、これによって単純な他文献の剽窃等はできないはずだ、と。

高校の校長会でも「仕事で長文の文章やレポートを書くときにはインターネットを使って調べ物をしているのだから、試験も現実社会で必要な技能を確認するのはいいこと」と言うことで、上記のランダムチェックで不正が防げるのであれば、という条件つきながら、テストの後に本格的に導入される予定だそうです。

事実や統計を探して集めるという作業はコンピューターでできるのだから、そんなことはネットを使って行い、人間しかできないことに注力すべきだ、という主張は、僕としては納得です。

実際の仕事でもネットを含めて調査し、そこから事実と嘘を切り分ける能力がこれからどんどん必要になっていくのですから、過去には貴重とされた、何でも頭で記憶してそれを素早く引き出す博覧強記型の能力は重要度を減らしていくのではないでしょうか。

via Guardian

2009年10月27日 (火)

FacebookとMySpaceが協業の相談中

テレグラフ紙によると、世界最大のソーシャルネットワークの座を争っているフェースブックとマイスペースが、協業の可能性について協議に入ってることを両社の重役が認めたそうです。

FacebookのCOOシェリル・サンドバーグ氏によれば、コンテンツを共有する能力に長けたフェースブックが、ユーザーがマイスペース上で公開している音楽などの豊富なコンテンツを広めるような協力が可能性としてありうる、ということ。

これが本当に成立するなら、MySpaceはネットワーキングの部分を自前で広げていくことを諦めて、アメリカでの伸びも世界展開もうまくいっているFacebookの一協業先になってしまうのですかね。MySpaceは若年層、Facebookは大人という棲み分けは、変化が10年・20年と起こらない業界であれば若いユーザーを持つ方が有利(若いユーザーが大人になって中心層になるから)かもしれませんが、実際にはMySpaceからFacebookにシフトしているユーザーも多いのでしょう。

2009年10月 2日 (金)

ツイッターの有名人なりすましアカウントへツイッター経由で裁判所命令が送られる。イギリス。たぶん世界初

イギリスでtwitterと裁判所に関する興味深い事件が起こったようです。

保守ブロガーDonal Blaney氏のニセモノとしてtwitterでアカウントをつくり、つぶやいていた匿名・連絡先不明の人物に対して、本物からの訴えを受けて裁判所から「なりすましをやめるように」という差し止め命令が、ツイッターで送られたそうです。

この、なりすまし、とされたアカウントを見ても、過去10件ぐらいしかつぶやいてないんですけどね。

このアカウントの所持者は、次にこのアカウントにログインしたときに、裁判所からの命令として「つぶやきを止めて、過去のつぶやきを消し、指定のURLからフォームに飛んで裁判所へ自分が誰かを申告するように」というテキストを受け取ることになっている、とのこと。このテキストがダイレクトメッセージ(DM)だとすると、お互いフォローしてないと届かないと思うのですが、裁判所がtwitterアカウントを作ってこのニセアカウントをフォローし、フォロー返しを貰った上でDMを送ったのでしょうか。

フォロワーとフォロウィーをざっと眺めてみた(それぞれ200人、100人ぐらい)けれども、裁判所のツイッターユーザーというのがいるのかどうかはわかりませんでした。

なんでtwitterに言わずに裁判所なの? というのもちょっと疑問なのですけど。twitter社でも、大企業や超有名人には、本人アカウントであることを認定して本人確認表示をする、などというサービスを始めていますので、まずそれを頼んでみるのもあるかと思いますが。(ただ、アメリカの一私企業であるtwitterに言って、サポートの対応を待つよりも、訴えた方が早い、とか効果ある、とかいう考えもあるとは思いますが)

日本の裁判所が「ツイッターで命令を出す」なんてことがすぐ起こる気はしないですが、有名人や実在の人物のふりをしたtwitterアカウントを作ってそのフリをする、というのは日本のツイッターでも見かけるので、裁判自体は出てくるかもしれないですね。マンガやアニメなど実在しない人物のアカウントが多そうなので、訴えるとすれば本人じゃなくてそれらの作者や権利者だったりするのかもしれませんけど。

UK court orders writ to be served via Twitter | Technology | Reuters

2009年8月10日 (月)

ロイター通信が「AP通信がそんなにリンクや引用されるのが嫌なら、ブロガーはロイターの記事にリンクするといいよ」宣言

AP通信が今年の6月に、非商用の記事引用でも、5単語で$7.5(商用なら12.5ドル)の支払いをブロガーに要求したことから、英語圏ではニュースの引用やリンクとフェアユースについての議論が続いているようです。

引用に当たってはAPと利用契約を結ぶこととなるが、その中には「記事の中でAPや記者を批判してはならない。違反した場合は解約もありうる」」という条件があり、ニュース記事の短文引用は公正な利用であるとした公正利用(Fair use)権を無視したものだという批判が出ている。

米国:AP、引用語数で課金|STI Updates|情報管理Web

それに対して、ライバルの通信社であるトムソンロイターズ・メディアの社長クリス・アハーン(Chris Ahearn)さんが、公式ブログに登場し、「なぜ私はリンクエコノミーを信じるか」という記事を公開しました。これまでもtwitter上でこの問題に対する意見表明をしてきていたようですが、今回ブログでのまとまった意思表示となったようです。

I believe in the link economy. Please feel free to link to our stories — it adds value to all producers of content. I believe you should play fair and encourage your readers to read-around to what others are producing if you use it and find it interesting.

私はリンクエコノミーを信じます。私たちの記事には自由にリンクしてください。リンクはコンテンツの作者に価値を与えます。あなた方(ブロガー)がフェアに振る舞い、リンク先が面白いと思えばあなた方の読者が他にどんな記事があるか読んでまわってくれるだろうということを信じています。

I don’t believe you could or should charge others for simply linking to your content. Appropriate excerpting and referencing are not only acceptable, but encouraged. If someone wants to create a business on the back of others’ original content, the parties should have a business relationship that benefits both.

誰かのコンテンツにリンクするというだけのことで、支払いを要求できるとか要求すべきであるという話は信じません。適切な抜粋や参照は単に「許可」するというだけでなく「推奨」します。誰かが他人のオリジナルコンテンツを使ってビジネスをしたいというのであれば、両者にとって利益になるようなビジネスの関係を構築すべきです。

ロイターがブロガーの記事の引用や参照にまったく問題を感じていない、とは思えませんし、本心ではAP通信と同じようにしたいと思っていても不思議ではないでしょう。しかし、技術的・法的に止めることが難しい流れで、AP通信の強硬な手段とは対照的な、親ブロガー的な立場を表明したことは、ビジネス的に見ても良い動きなのではないでしょうか。

Googleが公式twitterアカウントで、この記事に賛意を表明しています。

@thomsonreutersの@cjahearnによる「なぜ私はリンクエコノミーを信じるのか」を賞賛します by @google

Appreciating 'Why I believe in the link economy' by @cjahearn from @thomsonreuters http://bit.ly/138qag

via Reuters Happy to Take Traffic the AP Doesn't Want | WebProNews

2009年7月27日 (月)

twitterのトップページが今週リニューアル予定

先週末に、All Things Digitalがレポートしていましたが、今週twitterのトップページの模様替えがあるそうです。創業者Biz Stone氏がインタビューの中で語った話なので事実でしょう。

トップページというのは、ログイン前のページのことですね。twitterとは何で、何に使えるのか、どう使うのかまったく見当もつかない初めての訪問者に対して、もっとわかりやすいトップページにする、ということ。

日本語ユーザーに対するトップページも同時に変るのかどうかは不明です。たぶん同時に日本語版が更新されることは無いような気がしていますが。

[Update 07.29] 日本語版も含めて、リニューアルされましたね

Twitternewtopscreenshot


2009年6月29日 (月)

ブリトニー・スピアーズ公式twitterで死亡ニュースが流れる。アカウント乗っ取りによるもの

マイケル・ジャクソンさんの死亡がニュースでもtwitterでも大きな割合を占めた数日でしたが、歌手のブリトニー・スピアーズさんの公式twitterで、ブリトニーさんの死亡案内が一時表示されていたのだとか。

Mashableが見つけた、twitpicに残っていたその発言がこれ。

Britneyspearshackedtwitter

"Britney has passed today. It is a sad day for everyone. More news to come."(ブリトニーは本日天に召されました。誰にとっても悲しい日です。続報をお待ちください)

今は"Britney’s Twitter was just hacked. The last message is obviously not true. She is fine and dandy spending a quiet day at home relaxing."(ブリトニーのトィッターはハックされていました。一つ前のメッセージは明らかに真実ではありません。彼女は問題なく、家でリラックスしたすばらしく静かな一日を楽しんでいます)というメッセージが表示されています。

Britney Spears Not Dead: Britney Twitter Account Hacked

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