「ツール」カテゴリーアーカイブ

PlantUMLでAWSサービスを含む図を作る

プレゼンテーション資料をMarkdown形式で書いていて、図を入れたいが図はどうやって用意しようか、となりました。

せっかくテキストエディタでプレゼンを作れるようにしているのに、図を描くのにテキストエディタでなくドローツールを開くのは面倒だな、テキストで図を描ければ、ソースコードとして管理できるから似たような図を量産するのも楽だし、バージョン管理で変更点もわかりやすい。

ということで探したところ、Plantuml が見つかりました。日本語のマニュアルもあるし、評判もいいみたい。

インストールしようとしたところ、図を1,2個作るだけならオンラインでできるようです。試すだけならハードルはとても低い。

マニュアルを参考にして作ったのがこちら


@startuml

[Github] as github
[さくらVPS] as vps
[local machine] as localmachine

:ユーザー: <.... github :1) pull :ユーザー: ....> localmachine :2) Sculpinで変換
:ユーザー: ....> vps :3) upload(scp)
:ユーザー: ....> github :4) push

:訪問者: .left.> vps:閲覧
@enduml

変換した図がこれ

要素の順序や線の向きなど、細かく指定する方法もあるみたいですが、それをやりだすと大変そう。「まあ大体わかればいいか」というレベルで済むなら、驚くほど簡単でした。

# png でも svg でも作れるので、svg で問題ない環境なら svg もいいですね。WordPress ではまだ大変みたいなので png で貼っておきます

PlantUML で AWS の構成図を描く

UML で使えるアイコンはもちろん広く用意されているのですが、サービスのアイコンについても利用者が作って公開しているようです。AWS のサービスを表す図を公開している milo-minderbinder/AWS-PlantUML を見つけたので、これを使ってみました。

Github 上のライブラリを、前記のオンラインエディタから参照できるので、こちらも簡単です。使いたいコンポーネントを AWS-PlantUML から探して、include するだけで使えるようになります。


@startuml
!define AWSPUML https://raw.githubusercontent.com/milo-minderbinder/AWS-PlantUML/release/17-10-18/dist
!includeurl AWSPUML/common.puml
!includeurl AWSPUML/Storage/AmazonS3/AmazonS3.puml
!includeurl AWSPUML/Storage/AmazonS3/bucket/bucket.puml
!includeurl AWSPUML/General/user/user.puml
!includeurl AWSPUML/General/AWScloud/AWScloud.puml
!includeurl AWSPUML/NetworkingContentDelivery/AmazonCloudFront/AmazonCloudFront.puml

[BitBucket] as bitbucket
[CircleCI] as circleci

AWSCLOUD(aws) {
AMAZONS3(s3) {
BUCKET(blog, "akimoto.jp")
}

AMAZONCLOUDFRONT(cloudfront,"CDN")
}

:ユーザー: -right-> bitbucket :**1**) push
bitbucket -right-> circleci :**2**) kick
circleci -right-> blog :**3**) upload
blog --> cloudfront :**4**) distribute
:訪問者: .> cloudfront:閲覧

note "ビルド&テスト" as note_build_and_test
circleci .u. note_build_and_test
@enduml

変換後

これも、コンポーネントの配置順が気に入らない、とかで調整しようとするとたちまち難しくなってきたので、まあ関係性が読めればいいか、で気にしないことにします。マニュアルを読み込んで頑張れば調整もできるのだとは思いますが。

プレゼン中の図も小さなテキストで管理できるようになったので満足です。

Chrome Engine Extension – 友達のパソコンでのYouTube再生を毎日少しずつ遅くしていくChrome拡張

scd31.com の Stephen さんがブログで公開しているのが、同僚や友達のChrome にイタズラを仕掛けるための Chrome拡張「Chrome Engine」

友達にイタズラを仕掛けるための Chrome 拡張です。毎日、YouTube の再生速度が1%ずつ遅くなっていき、30日後には 7割の速度になります。拡張のアイコンはChromeのアイコンを使っていて、自身を「Chromeエンジン」と偽ります。

This is a chrome extension I wrote to prank some friends. Every day, it lowers playback rate on YouTube by 1%, until it hits a target speed of 70% – 30 days later. It has the Chrome icon and calls itself “Chrome Engine” as a disguise.

再生速度を変える、ってどうやってるのかなとソースを見たら、playbackRate というパラメータが YouTube の再生ページ上 videoElement にあるんですね。これを指定すれば、YouTube 動画を倍速再生とかもできるということか。再生速度を調整するブラウザ拡張、というのもありました。

ソースのコメントによれば、速度を50%以下に指定するとおかしくなるそうで、遅くできても半分の速度が限界のようですね。

ソースコードおよび拡張パッケージが公開されています。まあ、このChrome拡張はGoogle公式では配布できないでしょう。

via Hackaday

Magic Sudoku – iPhoneカメラで撮るだけの数独回答アプリ

Magic Sudokuは、iOS 11 の ARKit を使った、数独の答えを教えてくれるARアプリです。

iPhone のカメラを数独の問題に向けるだけで、画面内に一瞬で答えが出てきます。こちらがデモの様子(クリックで開きます)。複数の数独を解いて、全部画面中に表示されたままにできるんですね。

My boss made an augmented reality app that solves sudoku puzzles

数独の回答ツール(ソルバー)は昔からたくさんあるのですが、問題をパソコンやスマートフォン上で入力するのが面倒でした。画面上の問題をカメラで認識することで、この手間が大きく省かれたと言えます。

パズルを機械に解かせてどうすんだ、という話はありますが、人間が(ときには何時間も)うんうんうなってやっていたことを解決する事例、としては十分魅力的だと思いました。数独という、カメラで認識しやすい形の問題だからこそできたものですが、今いろいろな会社や工場で人が時間を掛けてやっている作業が、こんな風に簡単になったらすばらしいですね。

Magic Sudoku

カテゴリ: ユーティリティ, 仕事効率化
言語: AR, NL, EN, FR, DE, JA, KO, PT, ZH, ES, ZH
価格: 120 (JPY)
バージョン: 1.8

開発者: Hatchlings, Inc.
公開日: 2017年9月19日
評価(全バージョン): 評価なし
評価(現バージョン):
(1人のレビュー)

スクリーンショット

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via Product Hunt

New Tong Wen Tang – ブラウザ上で簡体字⇔繁体字変換するChrome拡張

中国語のウェブサイトを調べないといけなくなった時に、ロシア語とかアラビア語等と違って、漢字のおかげでなんとなく大意が掴めるのは日本人にとって少し楽なところだと思います。

しかし、それが中国本土の方のウェブサイトだった場合、画数の多い漢字を中心に簡体字で書かれているため、それが元々どんな漢字だったのかわからず、判読率が下がってしまうという問題があります。

また、日本人でも歴史や小説、映画等で知っているような固有名詞なども、簡体字で書かれているせいで見落として気づかなかった、ということも起こります。「刘备」と出ていてもなんだかさっぱりわかりませんが、「劉備」なら誰の事かわかる、とか。

その点、台湾や香港で使われている繁体字のページなら、日本語の漢字と同じや似ているものも多いのでずっと推測しやすいですよね。New Tong Web Tang は、簡体字と繁体字を切り替えて表示してくれる、というChromeブラウザ拡張です。

ページ上で右クリックから変換を指定すると、ページ上にある簡体字の漢字を、対応する繁体字の漢字へと変換してくれます。変換の前後で、中国語(簡体字)Wikipediaの「日本」の冒頭は、こんな風に変換されました。

設定によっては、自動的に常に一方へ変換させるようにもできます。

この拡張機能、ソースコードもGithubで公開されています。他にも同様の機能を持つChrome拡張はいくつかありましたが、ユーザー数はこれが8万人超と多いようです。

# ユーザーが多いから必ず安心、と言うわけでもないですが。とても少ない拡張よりは監視の目も多いでしょう

繁体字に変換した後の文章を見ると、それでも日本人的にはわかりにくい(日本語と字形が違う)漢字も多いので、もっと良いのは簡体字を対応する日本の漢字に変換してくれるツールなのかもしれないなと思いました。

写真などの画像を無数のセルで出来たエクセルのシートに変換できるツール Google Spreadsheet Art

よくGoogle Spreadsheetsマクロによる凝ったツールを公開しているブログ Digital Inspiration のAmit Agarwal さんが、また面白いツールを公開してくれました

写真などの画像ファイルを表計算ファイルへと変換するツール Google Spreadsheet Art です。

view-from-cybozu-tokyo

これが元ファイル。300×300のサイズにあらかじめ縮小してあります。

Google Spreadsheet のツールファイルをブラウザで開いて、自分のGoogle Drive にコピーします。

google-spreadsheet-art-1

[Spreadsheet Art]メニューから、1. アップロードを選択、

google-spreadsheet-art-2

このツールで取り扱える画像ファイルの種類とサイズが注意として出てきます。

google-spreadsheet-art-3

画像ファイルのアップロードが終わると、多数のセルの中に色を表す数字が入っています。これが、元の画像ファイルのピクセルから取ってきた色の情報ですね。

google-spreadsheet-art-4

続いて、メニュー2番の「色を適用する」を実行。ちょっと時間が掛かります。

google-spreadsheet-art-5

1で取得した色で実際にセルの色が表示されるようになりました。

google-spreadsheet-art-6

全セルのサイズを小さくするのは、手動でもできますが、メニューの3番「セルを調整する」も用意されています。セルのサイズは、今回は2にしてみました。

google-spreadsheet-art-7

Google Spreadsheets 上に、アップロードした写真が再現されました。これを[ファイル]-[形式を指定してダウンロード]から Excel 形式で保存すると、Excelでも見えるようになります。

google-spreadsheet-art-8

できあがったファイルがこちら。

view-from-cybozu-tokyo.xlsx

元の画像ファイルが44KBだったところが、917KBとなりました。予想していたよりは小さい。

単純な作業を膨大にこなして作られたものが驚きになるというのは、他にもマッチ棒や10円(1121ドル)玉、レゴなどで色々あると思います。しかし、デジタルな結果を作るのであれば、結局それはツールでできてしまうんだなあ、と。

公開されているGoogle Spreadsheetsのマクロは、現時点でのものは目を通し、怪しいコードは入ってないと思いました。何年にも渡っていろいろなツールを公開しているブログなので問題はないと思いますが、公開しているファイルやマクロを後から書き換えることは簡単ですので、自己責任でお試しください。

Pokémap – Pokemon Goのポケモン・ジム・ポケストップを可視化する勝手ツール

アメリカ人をトリコにし、任天堂の株価を倍に押し上げた位置情報ゲーム「ポケモンGo」、日本での今日のリリースが2ちゃんねる経由マクドナルドからのリークで延期になった、とかいう話も(本当かどうかわかりませんが)流れて来たりと、これから日本でも熱くなりそうなところです。

Pokémapは、Ahmed Almutawaが始めたばかりのツール開発プロジェクトで、ポケモンGo に出てくるポケモン達、アイテムを得られるポケストップ、奪いあうポケジムなどゲームを簡単に進められるようにする重要情報を、Google Mapベースの地図に表示してしまうというPython製ツールです。

pokemap-top

現在のツールはプログラマでないとセットアップがたいへんそうな作りになっていますが、こんなツールで地図が見えてしまうと、一般のユーザーとの競争はかなり簡単になってしまうのではという心配もあります。

各データは Niantec 社のサーバとの通信を見て取得しているようなので、早晩、通信方法が変更されたり、暗号化されたりするのではと思いますが、熱心なユーザー&開発者が2日間で50人近く contributor として集まったそうで、GitHub 上のプロジェクトページでは一時的にプルリクエストを受け付けませんという表示がされています。

via The Verge