「ネットのサービス」カテゴリーアーカイブ

シリコンバレー起業を体験できるブラウザゲーム The Founder

The Founder(創業者)は、アメリカでのIT起業を2001年に遡って追体験できるブラウザゲームです。Francis Tsengさんにより、Kickstarter で寄付を集めて作成され、公開されました。

社名、業界(ハードウェアかソフトウェアか)、製品の種類、などを決めて、まずは人を雇わないといけません。

人を雇うこと一つとっても、口コミや知人づての紹介、リスティングサービスやエージェントなど多数の方法が有ります。もちろんコストや応募者の質も違います。

応募者に対して、相手を見て「今なら業界トップになれる!」とか「世界を動かそう」とか響きそうな口説き文句を選び、正しく選ぶと給与が少なくても入ってくれる確率が増えたりします。

そして、コーヒーサーバー、ビールサーバー、卓球台などのPerkの購入。社員のモチベーションを見ながら、オフィスも増強しないといけません。

定期的に、マーケットでの争いが入ってきます。これはマーケットを表したボードゲーム上で、自分の製品を示すコマを動かし、実入りの大きな地点やインフルエンサーを獲得しつつ、競合とも戦ってシェアを増やしていきます。

獲得したシェアに応じて次期の収入が決まります。その収入を使ってまた人を増やし、設備を増やし、開発できるジャンルを増やし、プロモーションを企画し、と様々な手を打つ必要があります。

規模を拡大して製品やプロモーションを強くしないと、次々登場してくるライバルに負け、収入が伸び悩んだり、悪くすると減ってしまいます。負のスパイラルに入るとじり貧で、解雇や設備の縮小、新製品の開発に人が回せなくなったりもします。

サーバーが攻撃を受けて、秘匿情報が流出してしたり。急いでサーバーのセキュリティ改善に人を割り当てないと。

数年目には投資家からのパフォーマンスチェックが始まります。

やらなきゃいけないことが山積みで、次々とトラブルが起きて対処するところなど、創業ベンチャーを良く表しているのかもしれません。

ゲーム自体は決してシリコンバレーの起業文化を礼賛したという感じではなく、すべてをうまくこなして巨大な成功を収めるためには、あくどい手段や人の切り捨てなども必要になりそうです。実現性の低い分野でのフカしや、ロビー活動を通しての政治力の行使といったオプションもあるそうです。

シリコンバレー起業文化への批評的な皮肉も溢れていますが、ゲームを体験することで起業環境やそれを取り巻くさまざまな要素に関する知識を得られるという効果もありそうです。

via Co.Design

80年代レトロタイトルジェネレーター

MTVとかで出てきていたような懐かしい感じのタイトルが作れるジェネレーター Retro Wave 。英語圏のtwitterでちょっと流行ってるそうです。

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背景画像とフォントを選び、3行の短いテキストを書いて「Go」を押すだけ。

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3つの解像度でダウンロードしたり、各種ソーシャルへ送れます。

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日本語はエラーになってしまいました。こんなフォントでは英数字以外はやっぱ無理か。

https://twitter.com/Electivirus/status/783829073868926976

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ただただ懐かしい感ありますが、80年代に生まれてなかった人たちがどんどん社会に出てきているこの時代、一周まわって評価されたりすることもあるかもしれません。

via TheNextWeb

Code or Else – GitHubでの活動をサボるたびに$1を払わないといけないサービス

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Code Or Elseは、GitHubへコードをプッシュしなかった日があれば、その日数分のお金が差し引かれてしまう、という恐ろしい新サービスです。

「サイドプロジェクトを続けるのはたいへん」「プロジェクトに継続的に関われるようになります」「次のフェイスブックを作ろうと思って空き時間に頑張ってるあなた、気が散って続けられないことってあるよね」と語りかけるこのサイト、自分のGitHubアカウントと連携させることで、GitHub上での活動がなかったら自分への罰としてお金を引き落としてくれるということです。

金額は、最低一日1ドル(115円)から、好きな額を設定することができます。

FAQの、「で、その引かれたお金はどこへ行くの? まさか君が受け取るだけ?」という質問には、「まあぶっちゃけそう。でも、活動がずっと続いている有料ユーザーには、無料のTシャツとかやる気が続くものを上げるとか考えてるよ」だそうです。

「最低限の運営費を取って残りは寄付してほしい」といった要望も出ているようですが、寄付されて役に立つと思うとサボってしまう人もいるかもしれないですね。

サービスに申込すると、クレジットカードの入力画面に。カードでの支払いは Stripe を作って組まれているそうです。

codeorelse-payment

先着100名が登録可能という事。このサイトと運営者を信用するなら、そしてお金が無くなるのがすごくつらくて頑張れるというタイプの人なら、こういう方法でやる気を出し続ける手もあるのかもしれません。

僕? 僕はご免ですけどね

via Hacker News
(image credit: fdizile/gitcontribs)

Scrabble のタイルでメッセージを作るジェネレーター

Caption.it は、いろいろなテキストや画像のオンライン・ジェネレーターを揃えたサイトです。「英単語を作るボードゲームScrabble 風のタイルでテキストを描きたい」という事があり、これを作ってくれるサイトを探していて見つけることができました。

Scrabble では、文字ごとに得点が書いてあり、XやZなど単語を作りにくい文字ほど、高い得点がついています。木目調のタイルに書かれた文字の端に小さく数字が書いてあるだけで、「ああこれはスクラブルだ」と英語圏(ローマ字圏?)の人は思うみたいで、それぐらいこのボードゲームは有名だということなんでしょうね。

scrabble-photo-generator-caption-it

スクラブル化したいメッセージを入れて、Create を押すと画像ができます。そのままブログ等へ埋め込むことも可

Picture Captions
[Caption.iT – Face in Hole]

日本語でもできるといいんですが、そもそも日本語の Scrabble って無いですからね。(無いですよね? 誰か作ったけど流行らなかったとかいうことはあるのかしら)

日本語で文字遊びの定番、みたいのがあるなら、それをテーマにした同様のジェネレーターがあると面白いのではと思いますが。万人が知ってるようなものは無い気がしますね。

サスペンスかSF風のBGMをブラウザで作れるサイト

Jake Albaugh さんが公開した Musical Chord Progression Arpeggiatorは、楽譜や楽器の素養が無くても、和音の要素をばらしてそれらしく弾いてくれるというアルペジエーターを、ブラウザ上のJavaScriptで作ったというものです。

musical-chord-progression-arpeggiator

いろいろなスイッチを適当に変えれば、一つとないオリジナルな曲ができあがります。どれも同じように聴こえてしまうオリジナルさではありますが。

自分の作った動画に他人の著作権が及ばないBGMを簡単につけたいというときなどに、こういう自動作曲のサービスは使い良いのではないでしょうか。

ブラウザ上でのインタラクティブな音を扱うオープンソースライブラリTone.jsを使っています。codepen.io上に置かれたソースがそのまま実行されているので、やる気があれば自分用に改造することもできるでしょう。

via reddit

PostGhost – 政治家や有名人の削除されたツイートを記録するサービス

[追記 2016-08-12] 7月6日にはツイッターから削除されたツイートの情報を利用することは規約違反、との告知を受け、サービスは止まっています。サイトではツイッター社への公開質問状が掲示されています。

Post Ghostは、有名人など影響力のあるツイッターユーザーのつぶやきを記録しつづけ、削除や訂正があればそれを表示する、というサービスです。

postghost-japan-top

一言で言えば「透明性」です。政治家の削除したツイートを見せるサイトは他にもあります。しかし、この選挙の年(アメリカのサービスです)に、有名人と政治家の境界線は曖昧になりがちです。ワンクリックで何百万人にも届く力を持つツイッターユーザーの公での発言を記録することは、公共の利益に叶うと我々は信じています。

In a word: transparency. Other sites show deleted tweets from politicians. But in an election year where the line between celebrity and politics is increasingly blurred, we believe it’s in the public interest to maintain a record of public statements of every Twitter user who has the ability to reach thousands or millions of followers with a single click or tap.

なぜこれを作ったのですか? (Why does this exist?)

なんと言語選択に「日本語」もあり、日本語でつぶやいている有名人アカウントも多数記録されています

postghost-sankei-deleted-ikea-news

この例では、ツイートは削除されていますが元のニュース記事は残っているので、失言ということでもなさそうですが、ニュース記事の紹介ツイートの中にも、後で消すものも残すものもあるみたいですね。

PostGhost による有名人認定の基準は以下の通り

  • 鍵付きアカウントでないこと
  • 認証済みアカウント
  • フォロワーが10万人以上いること

この基準を満たす人を「国レベルの政治、ビジネス、文化に対し、多くのユーザーに影響を与える公人」と考えているそうです。

# 「自分は公人でないのに載っているので消してほしい、という人はメールして」ということ

誤字を直しただけ、とか、忘れていたらしいハッシュタグを追記しただけ、とかの訂正も多く記録されていますし、たしかにフォロワーは多いけどこの人政治に影響するような人かしら、みたいな人も上の条件からは多く混ざっていますが、数分で消された(Deleted ●m later)ようなツイートの中には、政治家や有名人が思わず漏らした不適切なものも記録されたりしているかもしれませんね。

via TheNextWeb