「ネットのマーケティング」カテゴリーアーカイブ

iPhone 108台を使ったジェンガ

iPhone SE 108台をつかってジェンガ遊びをするおじさん二人の動画

しかも、この動画で使ったiPhoneはすべてネット上でプレゼントされるそうです。条件は彼らの二つのInstagramアカウントをフォローするだけ。

抽選は既に始まっていて、こちらのページで初日の当選者10人が発表されています。Pythonスクリプトで全フォロワー(既に100万人いますが)からランダムに選ばれるのだと。世界中に発送するそうなので日本からでも応募できますね。

こんな豪気なプレゼントをするのはもちろん宣伝のためです。動画中、山と積まれたiPhone SEの側背面が金色っぽく見えますが、これがこの人たちの売っている竹風スキン

unlockedなiPhone SEのアメリカでの価格が$400(4万5071円)ぐらいのようなので、108台プレゼントするには本体代だけで43200ドル(486万7732円)必要ですね。

売ってるスキンの価格が$8.95(1008円)。43200/8.95 ~= 4800枚のスキンが売れれば、プレゼントの原資にはなるよう。まあ利益率が何割なのかは不明ですが、このプロモーションで数万枚も売り上げが増えれば損はしないのかと。…という規模感からすると、このメーカー、かなりの数のスキンを普段から売り上げているのかもしれません。

via Technabob

バスケットボールの劇的シーンにひたすらタイタニックのテーマをつけてまわるツイッターアカウント

Titanic Hoopsは、NBAのバスケットボールの最高に盛り上がる瞬間に、セリーヌ・ディオンが歌うタイタニックのテーマ”My Heart Will Go On”を重ねてはつぶやく、という謎のツイッターアカウントです。

https://twitter.com/TitanicHoops/status/820115259453296640

https://twitter.com/TitanicHoops/status/819995726147108864

The Vergeの取材によると、中の人はスポーツメディアで働く匿名の28歳。匿名なのは無許可での映像使用が本業的にはまずいからということのようです

最初のクリップは昨年7月に公開された、1998年のNBAファイナル第6戦。マイケル・ジョーダンの逆転シュート+タイタニックのテーマ。

その後も、NBAやNCAAの歴史的なゲームや記憶に残るゲームのシーンを切り取って公開し続けています。

その結果、今では3000人を超えるフォロワーがいて、「この試合のここをタイタニック化してほしい」というリクエストも来るとか。

また、バスケットボール以外でも同様の盛り上がりはある、ということで他のユーザーによるこんなクリップも。

https://twitter.com/JMKTV/status/820811290209873920

via The Verge

[動画] おじいちゃんが英語を勉強しはじめたそのわけは

ポーランドのオークションサイトのクリスマスCMは、「初心者のための英語(English for Beginners)」をネットで購入したおじいちゃんの、心温まるストーリー

この歳から突然英語を勉強しはじめたのは、強い目的があるから。英語ではないと話すことができない大事な人に会うためですね。

超初心者のおじいちゃんなので簡単な英語しか出てきませんし、ポーランド語など現地固有の部分もほとんど出ないので、日本でそのまま流しても通用しそうな映像でした。

国際結婚の増加で、日本のおじいちゃんおばあちゃんにも、同じようなシチュエーションの人は増えているかもしれないですね。

動画は200万回を超えて再生回数が増加中です。

via Bored Panda

[動画] 夫の再選を懇願する妻の選挙CMにニヤリ

テキサス州トラヴィス郡の群政委員選挙での夫ジェラルド・ドゥハーティーさんへの投票を呼び掛けるCM動画に出演したのは妻のシャーリンさん。

動画は家庭内でのジェラルドさんの日常を映すのですが、このジェラルドさん喋る喋る。

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刑務所の囚人に幾らコストが掛かるか、昨年からの税収の変化、ライトレールを導入したらどれだけの車と人に影響を与えるか、身障者用駐車スポットを悪用問題、など「無趣味で、壊れたものを直すのが好き」なジェラルドさんは、家にいても四六時中こんな話しかしていない様子。

「ほとんどの人は、オフィスへ行って仕事をしています」という途中の妻の発言が伏線となっています。

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動画の最後に、政治家の妻らしく夫への一票を呼び掛けるのですが、最後の最後で重ねられた「プリーズ」とその表情。

地方議員に望まれる資質とはなんだ、というのを踏まえたうえで、短所は長所、を地で行く笑いを誘う良いアピール動画となっています。シェアされて200万回も観られているのも不思議ではないでしょう。

via Geekologie

[動画] 「新しいiPhoneは、シンプルに悪い」

新しいiPhone 7からイヤホン端子を取り去ったApple社に対する不満を持ってる人が多いようですが、アップルのCMを真似て、「なんでも改悪するアップル」と揶揄した動画 “The New iPhone is Just Worse”.が人気を集めています。

Appleのチーフデザイナー、ジョナサン・アイブ氏(風)のナレーションで始まるパロディCMは、

「ほとんどの会社では、製品をより『良く』することに尽くしています。しかしアップルは think different であることに誇りを持っています。iPhone 7では、そう、一見すると直観に反するような、実際反してるのですが、『悪く』しました」

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あまり似てないティム・クックCEO 「すべては『シンプルさ』です。すべてはたった一つのポートを通ります。あなたはこう思うかもしれません『もし音楽を聴きながら充電したいと思ったときはどうするん… クソ!』」

「そう、Bluetoothイヤホンを買えばいいんだ。そう問題は解決した! そして普段iPhoneをイヤホンジャックで車につなげてたとしたら… フ**ク!」

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同じ哲学の基に作られた製品も紹介されます。

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iPadの背面を二つ張り合わせた iPad Backs や、今だに活用法が見つからない Apple Watch。

最後のほう、クック氏は「アイブ氏がランダムに機能を取り去っているような気がして怖いんだ」とひそひそ声で告白するのですが、「助けてスティーブ!」の祈りも通じなかったようで…

フロッピーディスクやプリンタポートなどを取り去ったAppleのデザインは後世に大きな影響を与えてますけどね。数年後には誰もイヤホン端子を使わなくなっている、ということもあるのかないのか。

1HappyBirthday.com – 3万曲以上の名前入り誕生日ソングを無料公開するサイト

グレッグ・メイさん(Greg May)が2006年に開始したプロジェクト 1HappyBirthday.com は、彼自身が作った誕生日を祝う複数のオリジナル曲「ハッピーバースデー」に様々な名前を入れて公開し続けるというものです。

1happybirthday-com-top

有名なあの「ハッピーバースデー」ではなく、オリジナル曲です。やたらと「ハッピー・バースデー」と呼びかける名前の回数が多いことの他に、一か所スペイン語の「誕生日おめでとう」(Feliz cumpleaños)が入っていることと、彼の犬シナモンの鳴き声が入っていることが特徴です。

25000種類の違う名前を入れ込んだ25000曲

YouTubeの1HappyBirthdayチャンネルに登録されている、パーソナライズされたハッピーバースデーの動画は現時点で31,313本あるそうです。パティに対するPatty, Paty, Pattiのような、同じ発音の名前の字幕違いはそれぞれ動画が作られているそうなので、そのような重複を除いた純粋な曲の数はその8割ぐらい、ということですが、それでも25000曲あることになります。

2006年にこのプロジェクトを始めたメイさんは、ロス・アンゼルスのスタジオを借り、プロの歌手を雇って、よくある名前400個について録音を開始。当初は「コカコーラとかペプシとかが、グローバルなスポンサーになってくれてビジネスになるのでは」と思っていたそうです。

しかしそのようなことは起こらず、それでも名前を増やしてはレコーディングの注文を続け、今では年間に4000曲、4000の新しい名前を入れた歌をリリースしているということです。一曲の録音に6ドル(676円)支払っている、ということなので、25000曲で15万ドル(1690万1850円)の出費となりますね。

日本人の名前も

民族で絞り込む方法がなかったのでいくつか適当に検索してみただけですが、日本名と思われるものもありました。

ハルミ・チョコレート

ヨーコ誕生歌パラヤビーチ

トシ バースデーケーキパステル

FAQには「ドイツ語やフランス語は発音が難しいものが多い、中国・韓国は名前の種類が多すぎる」と書いてあります。

日本人も名前の種類は多いのでどれぐらいカバーされているかわかりませんが、自分の名前がないか、サイトの検索フォームで(ローマ字で)検索してみてはどうでしょうか。

自分の名前の録音がない場合、サイトからリクエストすることもできますが、リクエストも大量に来ているということでいつ録音されるかはわからないようです。また、録音されることになっても、どう発音するかについてスカイプ等を使って伝える必要があります。

ビジネスモデル

サイトは無料で公開されています。著作権は放棄されていませんが、私的利用は問題ないし、1happybirthday.comへのリンクをつければ自分のサイトで一曲使っても構わないということ。

サイトでは、指定の日の早朝1時にメールでその相手の名前入りの曲を送るようなサービスもあります。これも無料

「自分の名前の曲のCDが欲しいんですが?」という質問には、「mp3でダウンロードして自分でCDに焼きなよ」と答えるなど、商売っ気が無さすぎて心配になります。

英語サイトとスペイン語サイトがあり、毎月400万人の人が曲を聴きに来るそうですが、Google AdSenseの広告では運営費は全然まかなえていないということ。

「何をもって成功とするか」という質問に対しては、「いつか、レストランやラジオやどこかで、この歌で誕生日を祝うのを耳にできたら、それが成功だ」ということ。

15万ドル(1690万1850円)以上のお金とそれ以外のリソースもつぎ込まれていますが、今みんなが歌っているいわゆる「ハッピーバースデーの歌」と同じように広まって歌われるようになったりすれば、そのうちに大きなリターンとなる可能性もあるのかもしれませんね。

via The Verge