「ネットの事件」カテゴリーアーカイブ

Wikipediaを書き換えてコンサートのVIP席に「いとこ」として入り込む

マンチェスターで行われたバンド The Sherlocks のコンサートで、遅れて入ってよい場所が取れなかった10代の男性 Adam Boyd さんが、ウィキペディアを書き換えることでVIP席をゲットする、という事件が起こったようです。

本人がFacebookで戦果を自慢しています。

So last night I went to see a band, but we got in late and our view was shite. In my drunken state I edited the band’s Wikipedia page to say I was family, and it worked! I got into the roped off VIP area because of it

昨日観に行ったバンドなんだけど、遅れたせいでクソみたいに遠かったんだ。盛り上がった状態でバンドのウィキペディアページを書き換え、自分を「家族」ってことにしたら効いたよ! ロープを越えてVIPエリアに入れた。

バンドの後方上からの写真が添えられてますね。その後のコメントで、このVIPエリアが「やかまし過ぎる」とロープの外に戻った、とも言っていますけど。

バンドの公式Twitterアカウントもこのニュースには反応。「うまいことやったな」と。

https://twitter.com/TheSherlocks/status/831479160711294976

このFacebook投稿が2月12日なので、その前後のThe Sherlocks の Wikipedia変更履歴を探すと、ありました。

彼らは最初のシングル”Live for the Moment”を2014年にリリースしたが、これはメインボーカルKiaran Crookのいとこ Adam Boyd に影響されたものである。

They released their first single ‘Live for the Moment’ in 2014, influenced by main vocalist Kiaran Crook’s cousin Adam Boyd,

警備員にスマホを見せながら「ね? 僕のことイトコって書いてあるでしょ?」とやっていたかと思うとおかしいですが、「Wikipedia に書いてあったから」*だけ*を根拠にするような人は、こんなことも普通に誰でも仕掛けられるんだ、ということを覚えておくのもいいかもしれません。もっと重大なところで騙されてしまうと取り返しがつきませんから。

via WTOP

インド国旗の玄関マットを並べていたアマゾンにインドの外相がツイッターで噛み付く

インドの外相スシュマ・スワラージ氏が、ツイッターの700万フォロワーの力を借りてカナダのアマゾンに猛攻撃を掛けたようです。

彼女のフォロワーの一人、Atul Bhobe さんの昨夕の外相へのご注進がこちら

「マダム、インド国旗の玄関マットを売らないようカナダのアマゾンに警告すべきではないですか。対処をお願いします」

足で踏むドアマットに我が国の国旗とは何事か、みたいな感じですかね。

それに対する外相の反応は激烈です。

「アマゾンは無条件の謝罪を表明し、我々の国旗を侮辱するすべての製品をただちに撤去すべきです」

「もし直ちに対処しないならば、我々はアマゾン社員に一切インド入国ビザを発行しません。過去に発行したビザも無効にします」

Amazonは、どうやら外相の主張を受け入れてインド国旗の玄関マットをサイトから撤去した模様です。

Amazonのサイトにあるからといって、Amazonが作ってるわけではないし、カナダ自身の国旗のドアマットもいろいろな種類、売っています。

その他の各国のドアマットも売っています。

インドでも大きな商売をしているアマゾン社に対して「ビザを止める」と脅すほどの問題なのかはわかりませんが、ツイッターのフォロワーが700万人超というのもすごいし、国内向けの人気取りとしては効果的なのかもしれないですね。

他の国の政治家もアマゾンの国旗ドアマットを検索して文句を言い始めるのでしょうか。

via Mashable and Hindustan Times

顔認識がアジア系男性を「目が開いてない」と拒絶 ニュージーランド

Facebook上でニュージーランド人のリチャード・リーさんが公開したメッセージがこれ。

パスポートの更新をしようとオンライン手続きをする際に、自分の顔写真をアップロードしたところ、「被写体の目が閉じています」というエラーになって受け付けてくれなかった、という事件です。

多数の既存の顔写真を機械学習させた結果で、目を閉じている写真をエラーにしているのだと思いますが、教師データとして世界中の顔写真ではなく、ヨーロッパ系やマオリ系が多数というニュージーランドの顔データを使ったのかもしれません。

アジア人の目をことさら取り上げたり強調して描いたりすることは、人種差別として厳しい批難を受けるようになってきています。10月に欧州連合の委員が巻き起こした事件は記憶に新しいところ。

欧州連合(EU)のギュンター・エッティンガー欧州委員(デジタル経済・社会担当)=ドイツ=が、中国人を「つり目」と呼ぶなど差別的な発言を繰り返していたことが暴露され、批判にさらされている。

差別発言に批判=欧州委員、中国人を「つり目」:時事ドットコム

上の記事がYahoo!ニュースに転載されていた時に寄せたコメントが掲載終了で見えなくなっているので、こちらに転記しておきます。

つり目(slant-eyes)は、西洋において東アジア人の顔面の特徴を揶揄する際に使われる典型的な差別表現になっています。2008年にはスペインのバスケットボール・ナショナルチーム、2009年には歌手のマリー・サイラス、2013年にはスペインのバイクレーサー、マルク・マルケスがこの表現で炎上しています。

今回は中国人を指してのものですが、マルク・マルケスの時は日本人が対象でした。

今回のリーさんは、笑い話として共有して世界中に広まりましたが、そのコメント欄でやはり差別的な書き込みをするような人も出てくるわけです。

ニュージーランドのパスポートセンターも、悪気があってシステムを作ったわけではないと思いますが、機械学習のための元データの選定についても学習させるデータのセットが本当にそれでいいのか、というのを考えないといけないのでしょうね。

via Bored Panda

Facebook、バグによってCEOマーク・ザッカーバーグ氏の死亡を伝える

このバグはひどい

創業者ザッカーバーグ氏をはじめ、複数の有名人のFacebookプロフィール上が「追悼アカウント」とされ、故人を悼むメッセージが表示されていたということです。

マークを愛した人々が、共有された追憶と称賛で心慰められるよう願います。

We hope people who love Mark will find comfort in the things others share to remember and celebrate his life.

「何人が若死にした? 僕も死んだよ」という人も。

有名人や自社の社長だから騒ぎになってすぐ訂正されましたが、もしかしたら一般人でFacebookに殺されたままの人というのも、もしかしたらいるのかもしれないですね。

今週のブーム – スマホ放り投げ自撮り #HighFiveSelfie

両手で頭上高く柏手を打つ自分の写真を鏡撮りする、という High Five Selfie という自撮り画像の公開が、英語圏やスペイン語圏で大ブームとなっているようです。

今回の大流行の発信元ははっきりしています。ノースカロライナ州立大学の学生セス・シュナイダーさんによる、こちらのツイートが発端。

「今日は人生で最も誇らしい日です。両手でハイファイブしながら自分の写真を撮ることに成功しました」

くだらないようにも思えるのですが、このツイート、今日の時点でイイネが40万回、RTが17万回と大変な広まりを見せているようです。

下にクッションを敷くのは(ドキドキ感はないけど)安全かもしれません

これはネタ

https://twitter.com/m_grainger_/status/785329892606881792

「撮ろうとして電話にヒビが入った」という人も当然出ますよね。

何が流行るかはわかりませんが、お題がついたセルフィーの流行でもっと小規模なものはこれまでもあったので、

  • 見た人が「これ自分もできるんじゃないか?」と真似できる
  • 追加の道具が要らない
  • スマートフォンが落ちて壊れる、というスリルがある
  • 落とした人や壊れた人が共有した写真がさらに拡散される

といったあたりの要素が、ミームの広まりに貢献したのではないでしょうか。

スマートフォンのメーカーが故障や買い替えを狙って起こしたブームだったら天才的ですが、まあないでしょうね。

via Mashable

[動画] 鉄球でアップルストア内のiPhoneやMacを破壊しまくる男 – フランス・ディジョン

昨日のお昼頃、フランスのディジョンのショッピングモールにあるアップルストアで、展示されているiPhoneやMacintoshノートを男が鉄球で次々と破壊するという事件があったそうです。動画で撮影してた人がいたようで、YouTubeやソーシャルメディアで共有されて広がっています。

iphone-breaker

破壊のシーンはこちらのパート1

ボーリングの一種「ペタンク」の球のような鉄球で、と形容されています。小さなサイズの割に相当重そう、というのは、「ドン」「ガツン」という破壊の音から伝わります。

店内のアラームは鳴りっぱなしですが、店員も他の客も誰も止めようとはしません。この男性、カメラを向けられた時にカメラ目線で何か言ってますね。フランス語なのでわからないんですが。

パート2では、モールの警備員とアップルストアの店員たちに囲まれてなにやら話しています。

3本目の動画では、どこかへ立ち去ろうとするのを止めるモールの警備員たちと押し合いしますが、スキをついて反対方向に走って逃げようとします。しかし警備員の反応も素晴らしい。

このあと警官が来て、警察署に拘留されたということ。

なんかアップルストアで嫌な応対でもされたんですかねー。新品のiPhoneやMacをこれだけ破壊すると、相当な損害額になりそうです。

[追記] この男性、「消費者としての権利と返金」についての不満を話している、という記事がありました。

via Enervé, il s’en prend aux produits de l’Apple store avec… une boule de pétanque via TheNextWeb