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Depressed? 自分が憂鬱かどうかをAPI提供できるオープンソースアプリ

AreYouDepressed は、自分の状態が鬱かどうかを知らせるためだけのサイトと、そのAPIを提供するためのソフトウェアです。

デモサイトにアクセスすると、鬱なら”Yes”、そうでないなら”No”が、色やバックグラウンドのアニメーションをそれぞれ変えて、表示されます。

is-evan-depressed-no

設置者には、4時間置きに指定したアドレスにメールが届き、”Yes”か”No”をクリックすることで状態が更新されます。

JSON APIで現在の状態や、

is-evan-depressed-api

最近の履歴を取得することもできます。

is-evan-depressed-api-all

メールだけでなく、管理画面から更新したり、状態を問い合わせるメールを送らない時間帯を指定したりする機能もあります。

is-evan-depressed-admin

PHPのLaravelフレームワーク上に構築されたアプリのソースはGitHubで公開されていて、自分用の同種のサイトを公開することができます。

鬱状態を広く世界に通知する以外にも、状態を伝えるという単機能のサービスとして何か使いみちがありそうな気もします。

https://depressed.evan.netsoc.co

ネイティブ広告/記事広告を検知して強調表示するブラウザ拡張AdDetector

「ネイティブ広告」というキーワードがネット広告関連の新しい流行語になりつつあるようです。

ネイティブ広告とは

ネイティブ広告は、本来の記事がある部分が記事の形式を取った広告となっている、というものです。従来のバナー広告など、記事本体部分とは別の場所に表示されたあきらかに広告とわかる広告と違い、記事として読まれることを狙った広告、ですね。

もともと「記事広告」という名前で新聞や週刊誌などでもずっと存在していたものと同じようにも思えるのですが、「ネイティブ広告は一方的な視点でなく公平に掛かれた記事で、内容の面白さや有用さを武器にソーシャルメディア等でバズらせるという点で(面白くない宣伝を記事のフリをして読ませるだけの)記事広告とは別のものだ」などという風にいう人たちもいるようです。たしかに「これがネイティブ広告だ!」みたいな成功事例ではそのような素晴らしいコンテンツもあるようですが。

ただし、コンテンツ的に素晴らしくても、広告であることを隠すことは良くないこととされていて、ネイティブ広告でもページのどこかには、それが広告だという何らかのしるしが入っていることが多いです。特にアメリカではこのあたり厳しいので。

ニューヨークタイムズのネイティブ広告は、ネイティブ広告の最近の大成功例として紹介されます。また、新興バイラルメディアの雄BuzzFeed などもネイティブ広告を使っています。

広告であることを隠そうとするメディア

しかし、本来記事を書く部分を広告として売っているメディア側は、どうも広告だということを大々的に示すのは好きではないようで、このようなネイティブ広告・記事広告でも、目立たない箇所に小さくスポンサー名を入れたり、カテゴリー名などほとんどの人が読まないところに「PR」と入れたり、最低限の表示だけして、読者に広告だとわからせないようにしているところが多いようです。お金を出している広告主もそういう隠す意向があるのかもしれません。

読者から見たら、スポンサーからお金を貰って書いているなら、そうだと知りたいところですよね。「記事で褒めているから買ったけど、あとで記事は広告だったと知った」、なんていう体験をするのは、多くの人にとって面白くはないのでは。

ブラウザ拡張で広告なら強調表示

そこで登場したAdDetectorは、ChromeブラウザおよびFirefoxブラウザ用の拡張機能で、大手メディアのネイティブ広告の告知部分をプログラムで検知して、ページの最上部に大きく「これはスポンサー○○の広告ですよ」と表示してくれるというツールです。

ad-detector-screenshot-annotated

この拡張が入っていれば、漫然といろいろな記事を読んでいる間に、実は広告な記事が開かれても、すぐに気付くことができるというわけです。

AdDetector はオープンソースとしてGitHub上で公開されており、今は対応されていないメディアについての検知スクリプトを書いて取り込みのリクエストをすることも可能です。Forbesやハフィントンポストなどの超大手メディアも対応しているようで、すでに世の中にネイティブ広告や記事広告がかなり多く存在していることがわかります。

日本のネットメディアは、新聞や雑誌ほど「広告だということを示さなければならない」というルールがきっちりと決まっていないため、すみっこに小さく「PR」や「広告」と書いてあるだけでも、まだましな方という話もあります。このようなツールが普及したら、広告であることがわからないように記事広告を載せるメディアも増えたりして逆効果かもしれないので、上から決まるのでも業界の自主規制でもいいから、広告は広告と書く、というルールがきちんと決まるといいですね。

時間や状況で変化するデジタルな案内標識 Points

新しい方向標識デバイス Points は、よく街中や観光地にあるような方向と距離が示されている標識を、LEDディスプレイとネット接続で再発明したものです。

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「地上で最も進んだ標識」かどうかはわかりませんが、デザインもいいですね。16000個のLEDを使っているそうです。

これは普通に、バス乗り場の方角やそこまで歩いて何分か、などを表示している様子。

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パブやレストランを案内したり、ヤンキースが勝ったかどうかを教えてくれたり。地下鉄やバスについては、あと何分で来るかとか、事故で遅れている、などといった情報も表示できそうです。

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標識の下部にある操作パネルで選ぶことで、表示の内容は変化します。ランチタイムにはランチの店を、夜はディナーの店を。時間帯によって提供する情報を変えられます。

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“ツイッター”なんていう選択肢もあり、人気のハッシュタグと、どの都市や国で人気なのかを、方角も合わせて表示してくれます。今ハリウッドでオスカーの発表をやってるよ、といったことがわかるんですね。

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今からやるコンサートやイベントを教えてくれれば、今日そのイベントがあることをぜんぜん知らなかったという人も、ふらりと寄ってくれるかもしれません。

全方位360度に回転する様子は、やはり動画で見てください。

サイトでは実際に設置されている場所をwebカメラで見ることができるようになっていて、ツイッターで #PointsSign をつけてつぶやくことで、

表示がリアルタイムに変化する様子も見られるということなのですが。今カメラが映らなくて確認はできていません。いろんなところで紹介されたせいでトラブルになっているのかもしれません。

フェイスブックの使い過ぎをブロックしてくれるChrome拡張Facebook Nanny

Facebook Nannyは、ナニー(子守)の名前が示すように、あなたのフェイスブックの利用度合いを見張って、フェイスブックにはまり過ぎないように見張ってくれるというChromeのブラウザ拡張です。

この拡張をインストールしたChromeブラウザでは、

  1. フェイスブックを開いた時、届いている通知1件につき1分間が与えられます。通知が無ければ15秒
  2. 上記の時間が過ぎたら、他の通知が来るまでフェイスブックはブロックされます。
  3. メッセージ・プロフィールにはアクセスできるので、新たにメッセージを送ったり、新規に近況を書いたりはできます。

要は、目的がはっきりしている作業はできるけれども、自分に充てたわけでもないタイムラインをなんとなく眺める、という作業はできなくなるということですね。

時間が経つとこのように、「Akky、仕事しないといけないんじゃないの?」というメッセージが出てブロックされます。

仕事に集中するためのよくある対策として、hostsファイルを書き換えて特定のドメインをブロック、というのがありますが、この拡張であれば、仕事の連絡とか自分宛の呼びかけにはちゃんと対処できますし、1つの要件を1分で済ませなきゃ、ということで集中力も上がったりするかもしれません。

# 他のブラウザを使ってでもFacebookにアクセスしちゃえば、効果ないですが。

自分を律することができればこんなもの要らない、という厳しい意見もあるでしょうけど、いろいろな機能があるwebサービスで、必要性や重要度の高い機能だけアクセスできるようにする仕組み、というのは、ものによってはサービス自体が搭載していてもいいのかもしれないな、などと思いました。

グーグル+の+1をマリオの1UPキノコにするChrome拡張

+1アイコンがキノコになった上に、クリックすると例の効果音が流れます。
Googleplusoneupextension
クロームブラウザ拡張 1-Up for Google+
via LOL!!! Replace Your +1 Button With Mushroom from Mario Brothers

グーグル検索で’+’記号の仕様が変更に。Google+の検索を改善するためか?

Search Engine Landが昨日レポートしてましたが、Google検索でのプラス記号’+’の使い方が変更されています。
今日+記号を使って検索すると、以下のような案内が表示されるようになっています。
Googlesearchplustwitter

+ 演算子が置換されました。
完全に一致する単語または語句を検索するには、二重引用符を使用します: “ツイッター”

日本語のヘルプはまだ前の仕様を説明しているので、変更は本当に実施されたばかりのようです。
元々、isとかtheとかの一般的過ぎて検索に指定しても結果に含まれないストップワードを強制的に検索するために使われていたこの+記号ですが、日本語では「ツイッター」と検索したら「twitter」の結果も出るような、表記ゆらぎの検索を明示的に止めたい場合にも使われていたようです。
明示的に指定するには、これまでも複数単語や文章の完全一致で検索するときに使っていたのと同様に、単語一個でもダブルクオートで囲むように、ということです。
Googlesearchdoublequotedtwitter
この例だと、カタカナ表記のものだけ検索することになり、ダブルクオートで囲ってない場合(twitter.comが最初に出てくる)と検索結果が異なりますね。
Search Engine Landが指摘するように、’+’指定の仕様はグーグル登場前から他の検索エンジンでも使われていたもので、15年間使われてきた仕様を変えるということは’+’を多用していた人には影響が大きいでしょう。
+の代わりに””で、というのは、使う記号やルールを減らすという意味では改善なのかもしれませんが、記号’+’が最近グーグルの出してきたGoogle+の+と一致するので、もしかしたら”Google+”をより正しく検索するためや、これまで検索できなかった記号群も検索対象に含めるために手を入れているのかもしれないなあ、などと思ったり。
さしあたり、プログラムからの検索で’+’を使っているようなサービスは、検索結果が変わってしまうことから確認したほうがいいですね。