「技術」カテゴリーアーカイブ

降りた時のパワーを登るときに返してくれる階段

ジョージア工科大学エモリー大学の共同研究として発表された、Assistive Stair(支援階段)は、降りた時に発生したエネルギーを貯めておき、登る時にはそれを使って楽に踏み上がることができるという階段です。

階段を降りる時には、踏み込んだ板が下へゆっくり沈んでいき、その力がバネに貯められます。階段を上る時は、そのバネの力が解放されて足と一緒に上に戻ろうとします。

下りの時に足首で自分を支えようとする力の26%を保存し、登りの時には普通の階段を上るための膝の力を37%軽減する、とあります。元気な人にとっては階段を上がるのなんて日常の動作ですけれど、足腰が弱った人にとって6割程度の力で階段を登れるというのは大きな違いでしょうね。

足を乗せたことを検知する圧力センサーが板の上に置かれているので、力学的な仕組みだけで完結してるわけではなさそうですが、既存の階段をそのまま使ってその上に設置できるのが、補助リフトなどと違うところだそうです。また、一旦つけた装置を外すのも簡単なので、妊婦とか怪我人とかの期間限定で補助が必要な人のためにも便利とのこと。

研究者の一人、カレン・リウさんが、平地を歩くのは問題ないけど階段の上りが大変、でもそのために特殊な靴を履いたりはしたくない、という72歳の母親のために作ろうと思い立ったそうです。

まだ動画の2段を作成しただけですが、今後協力してくれる企業を探しているそう。一回降りると板が沈んだ状態になってしまうので、家に二人以上いる場合にどうするか、なども解決すべき課題です。改良と大量生産が行われ安価に入手設置できるようになれば、階段の上り下りに困っている世界中の人たちの助けとなるかもしれませんね。

via New Atlas

[動画] 年式が17年違う2台のカローラをぶつけてみた、という動画

ニュージーランド自動車協会(AA New Zealand)が公開した衝突実験の動画です。

1998年製のトヨタカローラと、2015年製のトヨタカローラ、同じブランドで17年の違いがある二台を、実験室でぶつけてみた結果を見せてくれます。2015年版はフロントとサイドにエアバックがついてます。

衝突は道で対向車線にはみ出したという想定の、オフセット前面衝突試験。その速度は64km/h

新しい方は、室内部分が潰れておらず、ドアも開けることができています。エアバッグが一番効いてるようですが、ダミー人形の映像を比べても、古いモデルの方では足の部分がまずい感じに見えます。

最近は10年以上の中古車でも調子よく走れたりするので、レンタカーを借りる時なども以前ほどは車の新しさにこだわらなくなっていたのですが、万一の事故の時のことを考えると新しい車の安全性の進化というのも無視できないようですね。

ニュージーランドでは自動車の平均的な古さは14年だそうで、古い車を大事に乗る人が多いんですね。「安全性は贅沢ではありません」という締めの言葉が印象的です。

via Geekologie

ブログでチャット風の会話を表示するCSS

先日の記事「電話番号間違ってますよ」がどうしても信じてもらえない! 内で、チャットのやりとりを表現したかったので、フキダシ会話っぽく見える CSS を書きました。

WordPress の場合は、[外観]-[カスタマイズ]-[追加CSS]に貼りつけてください。特定のポストでだけ使いたい場合は .post-9067 とかを全部の前につけます。

アイコンの画像はこのCSSの中に URL を書き込んであります。別のアイコンにしたければそこを変えてください。


.akky_conv {
padding-top: 1em;
}
.akky_conv li {
display: flex;
flex-direction: row;
max-width: 95%;
}
.akky_conv li div {
width: 32px;
height: 32px;
box-shadow: 2px 2px 0px #aaa;
flex-shrink: 0;
flex-grow: 0;
z-index: 1;
}
.akky_conv li:not(.me) div {
background:url('/akky/wp-content/uploads/2017/04/user-alt-1_0.png') center no-repeat;
background-color: #fcf;
}
.akky_conv li.me {
justify-content: flex-end;
}
.akky_conv li.me div {
background:url('/akky/wp-content/uploads/2017/04/user-alt-2.png') center no-repeat;
background-color: #cff;
order: 2;

position: relative;
bottom: -3em;
}
.akky_conv li p {
background-color: #ddd;
margin: 1em;
padding: 1em;
position: relative;
text-align: center;
}
.akky_conv li.me p{
order: 1;
}
/* 吹き出し */
.akky_conv li p:before {
content: "";
display: block;
width: 0;
height: 0;
position: absolute;
}
.akky_conv li:not(.me) p:before {
border-right: 12px solid #ddd;
border-bottom: 12px solid transparent;
top: 0px;
left: -12px;
}
.akky_conv li.me p:before {
border-left: 12px solid #ddd;
border-top: 12px solid transparent;
bottom: 0px;
right: -12px;
}

会話の方はこんなかんじ。右の発言の人には、li 要素に me クラスをつけます。


<ul class="akky_conv">
<li>
<div></div>
<p>左の人の発言</p>
</li>
<li class="me">
<div></div>
<p>右の人の発言と思いねえ</p>
</li>
</ul>

その結果

  • 左の人の発言

  • 右の人の発言と思いねえ

RegexOne – 正規表現を段階的に学べるインタラクティブ・チュートリアル

RegexOneは、クイズ形式で合致する正規表現を見つけると次に進める、という形のオンラインのチュートリアルサイトです。

regexone-problem

いくつかのマッチさせるべき(MATCH)、あるいはマッチさせるべきでない(SKIP)テキストと、抜き出さないといけないテキストが提示され、それを満たすような正規表現をフィールドに書いていくと、その場でマッチした箇所が変化していきます。

regexone-finish

少しずつ違う正規表現を覚えられるように出題されていくレッスンと、それを終えた人のためのさらなる練習問題があります。

regexone-problem-1

その場の問題をしのぐために検索した正規表現を使ってそのまま、という仕事のやり方だといつか痛い目に遭うので、段階的に正規表現の基礎を身に着けたい人にはいいかもしれません。

via Hacker News

composerize – dockerコマンドラインをdocker-composeの書式に変換してくれるツール

Composerizeは、コマンドラインオプションを持ったDockerコマンドを、Docker Composeの定義ファイルの形式へ変換してくれる、というサービスです。

composerize-screenshot

Dockerコマンドのオプションを列挙してるのが docker-compose.yml なので、コマンドラインパラメーターとymlに掛かれてるものは機能的には一対一に対応してはいるんです。しかし、名前が微妙に違っているパラメーターがあって、コマンドラインで動作確認したものをComposeに移行しようとした際にエラーが出てしまい、両方のマニュアルを開きながら調べて修正、など僕も苦労してました。

Githubで公開されているソースの(コンバート部分を見れば、パラメーターの名前が微妙に違うものが多いのに気づきます)

デバッグ時には反対向きの変換ツールもあるといいかも。

via reddit

CG無しでの「バーガー落ち」の撮影が成功

「ハンバーガー落ち(Burger Drop)」という言葉があるんですね。ハンバーガーのバンズや具が空中を跳ね、おいしそうなハンバーガーが出来上がるという動きを指す言葉のようで、多くのハンバーガーチェーンのCMでこのような絵面の表現が使われてきたということ。そう言われればそんなCM、確かに見たことがあります。

落ちていく具がそんなうまくハンバーガーの形になるはずもなく、この手の映像は通常ならCGを駆使して作られるもののようです。しかし、テクノロジーを活用してCG編集無しでのハンバーガー落ち撮影を実現したのが、マイアミのキューバ系写真家のスティーブ・ジラルトさん(Steve Giralt)

彼がハンバーガー落ちを撮影するためだけに構築したシステムは、

burger-drop-ketchup-and-mustard-machine

ケチャップとマスタードを空中で美しく衝突させるための、3Dプリンタで作った発射機。

burger-drop-hanging-ingredients

バンズと具は、専用の仕掛けで重ねる順番に吊るされます。この仕掛けが横に跳ねて開き、食材を載せている紐が一瞬で横に抜き取られ、落下します。

burger-drop-robot

カメラマンは産業用のアームロボット。高速で何度でも同じ動きをできるロボットが、ジャンプする食材が一番美しくフレームに入るように動くようにプログラムされています。

burger-drop-arduino-controller

そしてそれらすべてをミリ秒レベルで制御するのが、Arduinoで作られたこのコントローラーユニット。

完成したハンバーガー落ちの動画と、そのメイキングはこちら。

仕事の合間を縫って撮影に一か月掛かったということです。CM撮影の業界については良くわかりませんが、動画のコメント欄ではさっそく「仕事の話をしたい」とコメントする人もいて、技術力があってこういう撮影ができるカメラマンには需要があるのでしょうね。

via Bored Panda