「講義・講演」カテゴリーアーカイブ

東京大学でゲスト講義をしてきました

昨年に続き、本郷の東京大学経済学部で講義をしてきました。
生稲史彦先生の「情報経営」講義の中でのゲスト講義、今年は「日本と海外 – 社内システムに見る文化の違い」と題して、サイボウズの米国支社でサイボウズのグループウェアを国際化した際に直面したいろいろな問題を中心に、単なる言語や記号の置き換えでは済まない、アプリケーションやサービスの国際化や現地化についてお話いたしました。
昨年の分も含めて講義資料が揃ってきたので、他の大学等からもお話があれば検討いたしますのでよろしくおねがいいたします。

過去の東京大学でのゲスト講義

東京大学で「ウェブビジネスの歴史」についての講義をしてきました
東京大学で「組織を変えるIT技術」という講義をしてきました
東京大学学部横断型教育プログラムメディアコンテンツ メディアコンテンツ特別講義Ⅰ 2011年度 第7回

シンガポールマネージメント大学の「アジアのデジタルメディア」調査のインタビューを受けました

シンガポールマネージメント大学では、何年も前からDigital Media Across Asia(アジアのデジタルメディア)というWikiサイトを開設し、アジア各国のウェブに関する様々なデータや言説をまとめる作業を行っています。
毎年の学生・院生が国ごとにチームを組み、ネット上の調査やその国への訪問、現地のエキスパートへの聞き取り調査などを行っているそうですが、その日本担当チームから、今回日本のウェブ事情を調べたいということで、個人で(会社としてではなく)やっている日本のウェブのことを英語で書くブログAsiajin経由でインタビューの依頼を受けました。
ちょうどHPのイベントでシンガポールに招待されていたこともあり、電話ではなく対面でお話をすることができました。
# 昨年度の終わりにも東京に現地調査・インタビューに来るという依頼があったのですが、あの大地震でキャンセルとなっていました。
そのインタビューの音声はこちらで公開されています
僕のインタビューやAsiajinの記事も参考にされていますが、彼らがまとめている、英語による「日本のウェブの現状」のインフォグラフィックスがこちらです。
Digitalmediainjapan
このインフォグラフィックスを含む、日本のウェブ・ソーシャルメディアをまとめた調査結果がこちら
Digitalmediainjapanwikiimage
すべてが正確というわけでもないのですが、英語のリソースだけをあたって英語でここまで調べてまとめることができるというのはすごいと思います。その出来については、自分の会社の分野とか関心のある分野を確認されてみたら面白いのではと思います。
この調査では、僕以外にもDominic K. GallelloさんやTechCrunchのアジア・日本担当ライターとして有名なSerkan Totoさん(どちらもAsiajinチームの一員でもあります)や、Penn Olsonなどで日本のウェブに関する記事を精力的に書いているRick Martinさんなどにもインタビューをされています
また、このプロジェクトでは同様の手法でアジア各国に対してまとめているため、アジア各国についても英語でまとまった情報を読むことができます。アジア各国の市場を狙っている企業にとっては、とても役に立つ資料なのではないかと思います。おすすめします。

東京大学で「組織を変えるIT技術」という講義をしてきました

11月に続き、本郷の東京大学経済学部で講義をしてきました。
生稲史彦先生の「情報経営」講義の中でのゲスト講義となります。
前回はウェブサービス一般の講義だったのですが、今回は先生から「社内システムやグループウェアについて話していただければ」とのご依頼をいただいたので、「え、いいんですか。それ会社の宣伝みたいになっちゃいますけど」と思いつつ、でも宣伝分控えめに、そして社外のウェブと社内システムの関係性を含めてお話をさせていただきました。
講義資料はこちらとなります。
きちんとした形で資料をまとめて話すというのは、締め切りというものがたいへん苦手な僕としてはいつもきつい仕事なのですが、それをやり終えた時には自分にとっても良い経験になります。今回の機会をくださったサイボウズ・東京大学の関係者のみなさま、たいへんありがとうございました。

東京大学で「ウェブビジネスの歴史」についての講義をしてきました

University of Tokyophoto © 2006 Masahiro Hayata | more info (via: Wylio)
本郷の東京大学経済学部で講義をしてきました。
生稲史彦先生の「情報経営」講義の中でのゲスト講演となります。
http://www.e.u-tokyo.ac.jp/information_st/index.html
講義を聞くのは20歳前後の若者ということなので、1991年に始まったウェブとほとんど同じ頃に産まれた人達ということになります。ネットを触るようになった頃には、すでにヤフーやグーグルは存在した世代、というわけです。
そういう点と、経済学部生ということから、ITやウェブの詳細な仕組み等には詳しくないけれど、将来的にはビジネスの中でエンジニアを相手に仕事をする可能性がある人達ですので、いつもの業界向けの話よりも一般的な話に寄せたお話をしてきました。
今回のゲスト講義には副題として「アテンションとマネタイズ」とつけましたが、アテンション(注目)を集めてそれをマネタイズ(換金)するというのが、ウェブ以前のそういったビジネスに比べてどのように異なる性格を持っているかとか、これまで成功してきたウェブビジネスがどうやってアテンションを集められたり、どうやってそれをビジネス化することができたか、という話を、90年代のウェブの歴史までさかのぼりました。
また、直近で起こった新しいビジネスで、アテンションを集められればこんなものでもビジネスになるのか、という事例で、2007年に登場したIcanhascheezeburgerを紹介しました。
講義資料はこちらになります。
今期中にもう一度ゲスト登壇する予定で、次回は外側のインターネットの話より、企業と情報システムの話を中心にした講義となります。どちらかといえばよりサイボウズの得意とする領域の話になりますね。
もし、こういった話をうちでもしてほしい、といった要望がありましたら、問い合わせてみていただければと思います。今回講義の準備はたいへんでしたが、準備のために調べ物をすることで自分にとってもまた新しい発見ができたので、そういう意味でも外でお話するというのは良いな、と思いました。