Cookiesの利用許可を訊かれなくするブラウザ拡張 I don’t care about cookies

I don't care about cookies(クッキーなんて気にしないよ)は、ヨーロッパのウェブサイト(や、ヨーロッパからもアクセスされるアメリカ他のウェブサイトでも)で最初に訪問した際によく出てくる、「cookies を使ってもいいかな? Yes / No 」というポップアップ等のダイアログを消してしまうブラウザ拡張機能です。 クロアチアのダニエル・クラドニクさん(Daniel Kladnik)が開発し、公開したこのブラウザ拡張、Chrome、Firefox、。AdBlock Plus/uBlock など、多くのブラウザ環境に対応しています。 動作例 通常状態でアクセスすると、こんな風に画面の半分を「Cookie 使うよ」という警告で埋めてしまうようなサイトに対して、 拡張をオンにしてアクセスすると、こんな風になります 意味があって同意を求めているのだから、自動的に無視なんてすべきではない、という意見もあるかとは思いますが、ほとんどのサイトでこのような警告には考えずに承認して先へ進んでいる人も多いのではないでしょうか。どうせ承認するのなら、最初から飛ばしてしまうこの拡張、仕事の効率化と言えなくもありません。 サイトごとに一度承認すればいいだけ、ではあるのですが、PCを新しくしたり、ブラウザを乗り換えたり、何かの不調で

ジグゾーパズル・モンタージュ/モザイク – 複数のパズルを組み合わせたシュール画

バンクーバー在住のプログラマ ティム・クラインさん(Tim Klein) が長年作ってきたアート作品が、複数のジグゾーパズルのピースを組み合わせて作ったモンタージュ 「ジグゾーパズルの会社は、パズルをカットする型を使いまわす傾向がある」そうで、まったく別の絵柄のパズルでも、同じ会社の同時期のものは同じ形に切られていてもおかしくないですね。 そのような互換性のあるピースのパズルを2つやそれ以上組み合わせることで、ありえない風景や動植物を作ることを「パズル・モンタージュ」とクラインさんは呼んでいます。 クラインさんの作品はこちら。価格がついていて買えるものも多数あります。 クラインさん、このアート製作を始めたのは1988年に雑誌で見た作品にインスパイアされてということで、クラインさんによれば、その先行者、メル・アンドリンガ教授(Mel Andringa)は50年以上の制作歴を持つのだとか。 こちらの教授は、自分の作品を「モンタージュ」ではなく「コラージュ」や「モザイク」と呼んでいるそうです。アンドリンガ教授の作品はこちらに。 呼び方はともかく、クラインさんによればこのジグゾーパズル組み合わせアートの実践者は世界でもこのお二人だけではないかということ。 うまくマッチするジグゾーパズルを探すところから、元の一つのパズルを作ることだって大変なので組み合わせての制作はかなり難しい作業でしょうね。 via Boing

Jobs Done – 一日の仕事終了を支援する生産性向上ツール

skidding/jobs-done は、一日の仕事の終わり方を支援するというオープンソースツールです。 サンプルも動いていて、ウェブ版で実際に動く様子を確かめることができます。 最後のタスクが終わったら、食事や運動、レジャーから選択肢を選ぶと、「いいね」的な応答が表示されておしまいとなります。 毎日の仕事終わりを、ツールの支援を受けて定式化・儀式化することで、仕事とプライベートのはっきりとした切り替えをしよう、ということかなと思いました。 書籍 Deep Work (大事なことに集中する) からヒント カル・ニューポート氏のベストセラー本 大事なことに集中する 本の中では、一日の仕事を終えたら、そこでもう仕事のことは忘れて、考え続けないこと、といったことが一日の仕事の終わり方として教授されているようです。 https://www.amazon.co.jp/dp/B01N4AT0ZD/ メールチェックとか、ToDoリストとか、個人によって使っているツールは違うので、このデモ版をそのまま使える人ばかりではないでしょう。ソースコードが公開されているので、自分用にカスタマイズしたバージョンを作って使うことができます。 コードは React Native で書かれており、Android や iOSアプリとしてもシュミレーターでは動いているそうです。作者の方は自分でアプリを公開するつもりは無いようですが、スマートフォンのアプリとして使えた方が良ければ、自分専用版を作って使うこともできます。 via Hacker

ファイナンシャル・タイムズ、「識者のコメント」の女性比率が低いと警告するボットを開発

イギリスの経済紙 Financial Times が、記事に登場するコメント者の男女比率を改善すべく、コメント者が男性ばかりだと警告する仕組みを導入したと、ハーバード大のジャーナリズム研究機関ニーマン・ラボや英ガーディアン紙が伝えています。 代名詞(she や he でしょう)やコメント者の氏名のファーストネームから性別を推定して、記事に出てくる登場人物が男性ばかりの場合に、編集者に警告を出すそう。 現状はというと、記事に登場する人物やコメントを求めた識者の21%だけが女性。現読者層は男性が優位な Financial Times

これが2018年のウェブサイト

Websites in 2018は、最近のウェブサイトのトレンドを忠実に表したサイトです。ただしコンテンツはありません。 「最近のウェブサイトあるある」を再現しているわけですが、新しいサイトを訪れるたびに、いかに色々な注意書きやら何やらを見せられ、それに応じないといけなくなっているか、という問題点が鮮やかに指摘されていていいデモだと思います。これが当たり前になっていくのは残念だと思いますが、今後どうすればいいんでしょうね。 英語のままでもわかりやすいかと思いますが、ソースコードに「ローカライズはご自由に」とあるので、日本語に翻訳しました。2018年のウェブサイト via Hacker

太陽光でホストされる、低エネルギー消費サイト。時には止まる

ローテクマガジン(Low-tech Magazine)が、ソーラー発電だけで賄う、消費電力をできるだけ減らしたウェブサイトホスティングの様子をレポートしています。

ワンボードマイコン上のLinux + Nginx で動くこのウェブサーバは、太陽光発電パネル+バッテリーにつなげられ、電気がある間だけ動作します。

こちらが、通常版ローテクマガジンのウェブサイトで、

太陽光バージョンがこちら。

通常版に比べて、ページサイズが6分の1、リクエスト数は5分の1になったそうです。

ハードウェア・ソフトウェアの構成では、ページを軽く、読み込むファイルを少なくするために行われた作業が書かれています。このあたりは、静的サイトにするとか、画像を圧縮するとか、JavaScriptを使わなくするとか、いろいろな軽量化手法を取り入れてやっています。

Python製の静的サイトジェネレーターPelicanで動くソースコードも公開されています。

サイトのフッタには、最新の更新時におけるバッテリーの状況や、そこまで連続で何時間稼働し続けているかが表示されています。これは、サーバ機に使った Olimex のワンボードコンピュータから取れる情報だそうです。

太陽の状況によって、止まるのが予期されているサーバ

一番面白いのは、バルセロナに設置されたこのウェブサーバが、90%の稼働率を目指して設計されていることです。一年のうち35日間は、止まっているのが設計通りということ。

この稼働率を99%に上げるためには、太陽光発電のパネルを増やしたり、バッテリーをより大きいものに変えたり、地球上の別の場所にもサーバを置いたり、しないといけなくなるため、環境負荷が大きくなってしまう、と。だから1割は止まってよい、というのはよい割り切りだと思います。

まあ、このサイトについては重量版が別途存在しているので、止まったところでたいした影響はなく、コンセプトを提示するためのものではあります。ただ、ウェブサーバの用途によっては、9割方動いていればそれでも十分というものもあるでしょうね。実際の訪問者がいる時間だけ提供できればよい情報なんかは、太陽光発電が効く昼間だけ動けば十分、とかそういう感じで。

via Hacker News

履歴書の機械学習が女性差別になってしまい、Amazonが止めたというニュース

ロイターの記事 “Amazon scraps secret AI recruiting tool that showed bias against women

アマゾン社の中の人による匿名の情報ということだけれど、2014年に組まれたチームが、求職者からの履歴書を機械学習して(アマゾンレビューのように)星5つでランク付けをしたら、ソフトウェア開発者や他の技術者の高評価が男性に偏ってしまうことに気づいた、ということです。

学習に使った過去10年の求職者に占める男性の割合が多かったために、男性的な言葉を多く使った履歴書が優秀とされてしまったそうです。入力にバイアスが掛かってれば、結果にも掛かるのはある意味当たり前ですね。アマゾンに限らず、アメリカのIT企業で社員の男女比や有色人種比率が公表されたり比較されたりしている中で、これまでのやり方をベストとして強化すれば、属性にこだわらず優秀な人を取るということができなくなってしまいそうです。

記事によれば、結局、このチームは解散となったということ。今は別のチームで、重複したデータを削除するとか、多様性が保たれるようにスクリーニングするとか、よりマイルドな使い方を追及しているということです。

Safebook – 無害化されたフェイスブック

Chrome拡張 Safebook を使うと、フェイスブックを使うことで発生し得るメンタルヘルス、プライバシー、民主主義などに関する被害を防ぐことができるそうです。

この拡張を入れてアクセスした Facebook のトップはこんな感じ。

「Safebook はコンテンツ抜き Facebookです。全ての画像、文章、動画、音声は隠されます」

テキストはそこにあり、ページ全体を選択すると読めなくもありません。投稿や検索ボックスもそこに残されていて、がんばれば発信もできるのかもしれませんが、打った文字も読めないので書き込むのもかなり困難かと思います。

しかし、作者のグロッサー氏は、この状態からテスト投稿をすることができ、そこでも多数のイイネを貰ったそうです。心温まる交流ですね。

氏はこれまでにも、新着通知や友達のイイネ数などを完全に隠してしまう Facebook Demetricatorアイコンや画像を隠して文章コンテンツだけを楽しめる Textbookイイネや怒りなど6種類のリアクションボタンをランダムに選ぶことで、Facebook や友人に感情を読み取らせなくする Go Rando、といったFacebook の使い方を変えるようなインパクトのある拡張機能を発表しています。

サムスン、アップル村の人々にGalaxy S9を無料で配る

オランダのアップル(Appel)村に行って、知り合いづてに50台の最新スマートフォン Galaxy S9 をプレゼントして回ったそうです。

アップル村に乗り込む、サムソンの「切り替えチーム」の一行

Appel は、オランダ語の Apple だそうです。人口312人のうち、出会った50人に無料のS9 、50台を配ったことで、「アップルコミュニティのみなさんにサムソンへ切り替えてもらった」そうです。

日本に林檎村とかそういう地名のところがあれば、サムソンに連絡するといいことがあるかもしれません。

HoverGlide – 「衝撃を8割以上抑える」という謳い文句の、サスペンションつきバックパック

Kickstarter のクラウドファンディングで出ている HoverGlide は、歩行に伴う荷物の上下動をサスペンションで抑えることができるというバックパックです。

via GIPHY

背負っている人が歩いたリ走ったりすると、体は数センチ上下してるのですが、この時に背負った荷物も上下し、体の上下と荷物の上下が逆向きになった瞬間、衝撃が3倍の大きさになっているのだということ。体が上下しても荷物が連動しないような機構をバックパックに持たせることで、この衝撃の変化を平準化することができる、というのがこの HoverGlide の売りだそうです。

スライドする機構部分の重量も増えてしまいますし、「通勤用」の小さいパックでこの仕組みがどれぐらい有用かはちょっとわからないなと個人的には思いますが、大きなバックパックで何日も動き回るような登山・キャンプ等では、衝撃が均されることでより快適になったりするのかもしれないですね。

当初は早期プランで$349(3万9108円) から予約できたようですが、既に$499(5万5917円) 以上のプランしか残っていないようです。クラウドファンディングの商品なのでまだ確実なことは言えませんが、これだけ高価でも使ってみたいと思った人が多かったバックパックということになりますね。

via Geekologie

バーガーキング、テレビCMを人工知能(AI)に作らせる?

米バーガーキングが、100% AI作成による広告制作プロジェクト Agency of Robots(ロボット代理店)を開始したというリリースです。

「ハイエンドの計算機資源とビッグデータを活用し、ニューラルネットワークによる先進パターン認識で数千のファストフードCMや業界・競合リサーチを解析することにした」ということ。

既にAI製作によるCMが公開されています。冒頭はどれもノイズの混じったコンピューター音とともに「AIで作成されたものです」という断りで始まり、「ここでバーガーキングのロゴ(を出す)」で終わるもの。

ワッパーを食べる二人の男性と、王様の被り物

「あなたと同様に」を繰り返すCM

「チキンサンドイッチはまるで鳥のような味」

「チキンこそ新時代のポテトだ」

「AIの力で、よりゴールを狙えるクリエイティブの製作が可能となった」と締めていますが、AdAgeでは、よくジョークリリースを出しっぱなしなバーガーキングなので、これも流行のAIをダシにした、もちろん人間の作った動画なのでは、と分析しています。

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