laptop.css – 画像をラップトップ化してくれるスタイルシート

laptop.cssは、画像の周りにアスキーアートのラップトップ枠をつけてくれるという単機能のCSSスタイルシートです。オープンソースです。 3種類のサイズのラップトップが用意されています。 どういう時に有用なライブラリなのか、今一つわかりませんが。 縦横比に注意して画像を用意しないといけないみたいですね。そして、画像につけたリンクが無効になってしまった。 (rss フィード経由の方は元ページを開いて見てください) via

パスワードを決める画面でのアホなルールを集めたリポジトリ dumb-password-rules

dumb-password-rules/dumb-password-rules パスワードの登録や更新画面で出てきたおかしな制約やエラーを募集している GitHub リポジトリがあります。 あほなパスワードの文字制限を分類 多数の事例が載っていますが、代表的なものをグループ化してみます。 文字種や記号を謎に制限 「% は使えません」「\ は使えません」 - 内部でエスケープしちゃうんですねわかります。ちゃんと作ってあればこんな特例要らないと思うんですが。 「記号で使えるのは ? ! $ €% & * _

Daytripper – 全自動「ボスが来た」装置

Daytripper は、誰かが近づいて来たときにやっていたこと(マインスイーパーなど)を隠す、いわゆるボスが来たボタンを、センサーを持った小型機器との連動で自動でやってしまおう、というプロジェクトです。 実際の利用の様子を見ていただくのが一番わかりやすいかと思います。二つの機器のうち、レーザーセンサーの方をボスが来るときの動線に配置し、受信側を Windows などパソコン側に接続します。 センサーに反応があれば、パソコン側のUSBにつないだ受信機が任意のキーストローク信号を発し、好きなキーを押したようにできる、と。このキーがたとえば Windows + M なら、開いていたウィンドウが勝手に閉じられる、というわけ。上のデモ動画では、全ウィンドウが閉じられていますね。もっと凝ったキー操作を設定すれば、仕事用のウィンドウ群だけを残して表示することもできるでしょう。 作者の dekuNukem さんは製品化もしていて、組み立てキットで $59.99 、完成品で $66.98 でイギリスから購入することもできます。仕様やファームウェアがオープンソースで公開されているので、自作もできるようです。 Windows

SocialSharePrivacy – ソーシャルメディアの埋め込みボタンに訪問を追跡させないライブラリ

SocialSharePrivacy は、ウェブサイトの提供者が、利用者に対してプライバシーが保たれるソーシャルメディアボタンを提供するためのライブラリです。 デモページを動かしてみました。スライダーでボタンを有効にしない限り、フェイスブックやツイッターのサーバに情報は送られません。 まずボタンを有効にするアクションを起こすと、初めてメディアが提供するボタンが有効となり、この時点でそのページに訪問したことは各サービスにも伝わります。そして、有効になったボタンをクリックすると、「イイネ」等をすることができます。 2回クリックをしなければならなくなった代わりに、そのページに訪問したことは各ソーシャルメディアサービスには知られずに済む、ということになります。 サイト訪問をしていることをソーシャルメディアから常時されるのは困る、しかし、イイネ等をしたい時にはできるようにしてほしい、という多少込み入った要件のサイトがあれば、このライブラリが一つの解決法となるでしょう。 SocialSharePrivacy のコードはすべてGitHub

Incognito – アンチ顔認識アクセサリ

ポーランドのデザインスタジオ Noma の制作によるアート作品 Incognito は、写真から人物の特定をされないようにするためのアクセサリ。 [caption id=attachment_11406 align=alignnone width=1000] SONY DSC[/caption] 「公共の場所での自らの外見を、社会監視から守る」目的で制作された Incognito は、様々な形のプロトタイプを、フェイスブックで使われているのと同じ DeepFace アルゴリズムで測定し決定された形状だそうです。 フェイスブックが顔写真からユーザーを識別する能力は、現在のところおでこと両頬の特徴に依存しているのですかね。 面白い社会実験ですが、現在の難点はこの

ZTranslate – OCR+機械翻訳でゲーム画面を自動翻訳するサーバ

Ztranslate は、ゲーム画面のスクリーンショットを自動で翻訳してしまうというサービスです。たとえば、日本語でしか存在しないゲームを、英語でプレイすることができるようになります。 左がオリジナルの日本語版。その日本語によるテキスト表示部分が、右側のウィンドウでは英語で表示されています。 ユーザーの依頼タイミングで翻訳する自動モード ZTranslate の自動モードでは、ゲームプレイ中にチルダキーを押すことで、スクリーンショットがZTranslateのサーバに送られます。サーバではまずGoogle OCR API を使って画面中の文字列を読み取り、さらにその読み取った文章を Google Translate API を使って翻訳、元の文章の位置に差し替えた画像を表示することで、自分が読める文章のゲーム画面が得られるといいます。 自動モードの動画がこちら。 https://www.youtube.com/watch?v=H-EIsOpdLEE オリジナル画面で表示されたものを翻訳した画面が右側に表示されるのに、12,3秒ぐらい掛かっていますね。これは二つのAPIの呼び出しにそれだけ時間が掛かっているのだと思われます。いずれはより短時間で返ってくるように技術が進むでしょうけれど、ゲームプレイ的にはちょっと不便そうです。 複数ユーザーの共同作業でリアルタイム性を改善するパッケージモード そこで、もう一つのパッケージモード。こちらは、一度変換された画像を蓄積しておき、さらに参加ユーザーが人力による翻訳の改善を反映できるモードだそうです。ゲームプレイの画像が常時サーバに送られ、その画像に対応した翻訳後の画面がリアルタイムで表示されます。 パッケージモードのデモ動画はこちら。 https://www.youtube.com/watch?v=gh-C2TXew3Q 英語版のゲームを、ドイツ語で翻訳表示し、さらに音声合成でゲーム中のナレーションを喋らせています。ゲームに対する入力は左側のオリジナル画面に対してやらないといけないようですが、外国語のゲームを遊ぶ不便さはほとんど解消されているように見えますね。 エミュレーターがZTranslate対応 半年前にはリリースされていたらしいこの ZTranslate サービスを今回知ったのが、RetroArchi というエミュレーター用UIの新機能リリースでした。複数のレトロゲーム機エミュレーターをたばねて使えるツールのようですが、これの新バージョンが、ZTranslate の呼び出しを内蔵するようになったというニュースです。 こちらの新機能デモ動画では、アクトレイザーという日本のゲームを動かしつつ、出てくるメッセージが英語で読み上げられる様子を流しています。 https://www.youtube.com/watch?v=Yij_ydE9vd4 主人公の名前を入れるところ、ひらがなからしか選べないので困ってますね。OCRと自動翻訳だけではどうしようもない箇所があることもわかりますが、それでもわからない言葉のゲームをこれだけ遊べるのはすごいと感じます。 ゲーム機のエミュレーターについては、本来所有しているカートリッジから自分でデータを吸い出して遊ぶ分には合法なものの、ネット等に流れている不正コピーで遊ぶユーザーも確実に存在するわけです。 映画や漫画でもそうですが、自分の国で公式の翻訳版が発売されないとか、翻訳版が登場するのに長い時間が掛かるとかが、ファンによる勝手な翻訳が配られる理由の一つと言われていますね。 エミュレーターでの利用よりも、権利を持っている公式こそが、こういったOCRや自動翻訳の仕組みを活用して、100%完璧ではないけど多くの国や言語に同時に近いスピードで翻訳版を届ける仕組みを作ってくれると良さそうだし、上記のような勝手な海賊版対策にもなるように思います。 そういう意味でZTranslate

スマートフォンのカメラで血圧を計る研究とそのアプリ

経皮的工学イメージング(Transdermal Optical Imaging)によるスマートフォン血圧測定 というトロント大・杭州師範大学附属医院の共同研究が発表されています。スマートフォンのカメラで撮影するだけで、映った人物の血圧を計るという研究です。

現在のスマートフォンのカメラでも、顔の表皮付近のタンパク質から反射された光を検出できるそう。特に、血液中のヘモグロビンに反射した光を追跡することで、表面近くを流れる血流の変化が取れます。これを機械学習によって処理することで、1328人の被験者の95%程度の正確さで血圧を当てることができたということ。

ただ、この1328人のほとんどが白人系と東アジア系だったということで、今回の検証モデルでは、色が濃い肌の人についてはまだまだ正確に計れないのだそう。

この研究をベースにしたスマートフォン用のアプリ Anura が Android, iPhone 向けに配布されています。

僕の手持ちのスマートフォンは対応していなかったので試せていませんが、現バージョンでは顔の表面を撮影した短い動画から、安静時心拍数とストレスレベルを測定することができるそうです。今回論文発表された血圧測定についても、すべての人が使えるようになるには数年掛かるそうですが、テスト的に搭載されるのも近いかもしれません。

今でも個人が自宅で血圧測定することはできますが、専用の機械はそれなりの値段がしますし、毎日腕に巻いて計り記録をつけるのもたいへんです。既に高血圧と判定されて医者から気をつけるように言われた人ぐらいしか測定はしていないでしょう。

カメラで写すだけで測定できる今回の技術、すべての人種に対する判定の精度があがれば、パソコンのカメラや監視カメラも併せて常に人々の血圧が測定され、健康状態の変化がフィードバックされたり異常な状態が素早く検知されて医療的な対処が提案されたり、というSF的な未来も近づいているのかもしれませんね。

https://itunes.apple.com/app/anura/id1358813934

via Quartz

buttsss – 尻イラストサイトの決定版

(credit: buttsss.com CC-BY-4.0)

buttsss は、フリー尻イラスト素材サイトです。わかりやすく言うと「お尻のいらすとや」と言った感じでしょうか。

現在サイトで公開されている丸尻イラストの数は46個。メガネ尻、スーツ尻、サンバ尻、天才尻、マジック尻、非同期尻、宇宙尻、など様々なバリエーションが用意されています。

サイト作者パブロ・スタンリーさん自身によるブログ記事では、どのような経緯で Buttsss を制作したか、そもそもの発想からゴール設定、制約と苦闘、プロジェクト管理、単独創業者チーム内のコミュニケーション問題、UXデザインとユーザビリティテスト、スケッチとワイヤフレーム、プロトタイピング、レスポンシブデザインとパフォーマンス、振り返りまで、ウェブサービスのより正しい制作に必要なあらゆる要素を解説してくれています。

(credit Pablo Stanley CC-BY-4.0)

サイトリリースを記念した動画も公開されています。多才な人ですね。

すべてのイラスト/アニメーションは商用非商用を問わず、クリエイティブコモンズ(CC-BY-4.0)で再利用することができます。お尻のアニメーション画像を必要としているすべての人への素晴らしい贈り物ですね。

Scoot Scoop – 放置された電動シェアスクーターを無料回収するサービス

アメリカ・サンディエゴの Scoot Scoop は、Bird や Lime など乱立する電動シェアスクーター(キックスクーター)の利用ルール違反に着目して立ち上げられた周辺サービスです。

街中に溢れる電動スクーター

路上でスマートフォンから開錠して借り、どこでも乗り捨てられる電動シェアスクーターのサービスがサン・ディエゴではたいへんな普及状況になっているそうで、Bird や Lime をはじめ Lyft, Uber, Razor らのスクーターもあらゆる場所に乗り捨てられているということ。

電動シェア自転車と違い、充電するための専用ステーションもないので、これらの会社は公道を自由に駐輪場として使っているわけですね。そうなると、歩道や玄関前の通行の邪魔になるところに置いたり、他人の家の前庭や店の前に置いたり、置かれた方には不満が高まってくるわけです。

# サン・ディエゴに住んでる人の「数十台の放置された電動シェアスクーターが道や店の前に積み重なっている」といったコメントが複数ありました。

ビジネスモデル

この会社は、私有地に放置されたこれらのスクーターを無料で回収するサービスを提供しています。スマートフォンのアプリ(Android 版しかなさそうです)で連絡すると、30分で引き取りにくるとか。サービス利用者には、自分の私有地に置かれたものを撤去することに同意させています。

Scoot Scoop 社は、こうやって回収した電動スクーターを倉庫に保管し、Bird や Lime などに引き取りと保管料を請求する、というところで儲けるビジネスモデルだということ。

訴訟

4月には Bird と Lime がこの業者を訴えたことがニュースになっていますが、裁判資料によれば、Bird 社は訴訟前に 1800台のスクーターを4万ドル(440万円)で、Lime 社は1300台のスクーターと285台の自転車を5万ドル(550万円)で、それぞれ買い取ったそうです。一台あたり2~3000円(27ドル)というとこでしょうか。

東京で放置自転車を持っていかれると2~3000円(27ドル)なので、スクーターの方がサイズは小さいですがそこまで吹っ掛けているようにも思えないですけどね。

本来は Bird や Lime が街に電動スクーターをこれだけばらまいているのですから、停められない場所に放置されたスクーターを停めていい場所に移すとか、回収チームを巡回されて苦情に対応するとかする責任があるようにも思うし、充電と同じで一部の利用者にインセンティブを与えれば働いてくれると思うのですけどね。

via The Verge

「ヒアラブル (hearable)」は英語か?

「目指すのは次世代ヒアラブル」というタイトルの記事を見て「ヒアラブルって何だっけ?」となりました。

本文で「ヒアラブル・デバイス」が「音を聞くための道具」みたいな意味で使われているようなので、hear + able で “hearable” ということですね。それって audible じゃないの、と思い、ちょっと調べることにしました。

まず、手元のFirefox のスペルチェッカは hearable を弾きます。

Google検索でヒット数を調べると、

  • ”hearable device” – 約3240件
  • ”audible device” – 約94000件

1ページ目には NEC の英語リリースとかも出てくるので、日本語がオリジナルな資料もこの中には多いかもしれません。

ある文字列が英語の一般的な単語かどうかを調べる時、Scrabble用の辞書を引くという手があります。英単語を作って点数を競うゲーム Scrabble では、審判のために使える英単語が決まっているので、まあ英語の単語だろう、と認められるかどうかの一つの指針になります。

ありますね。

英単語ではあるし、言われれば何のことか意味もわかるけど、ほとんど使われない、ということでいいのかと思います。

ただ、英語メディアの記事で使っているものもありました。こちらの例だと、元のニュースリリースが hearable を使っているので参照しているニュースもそちらを使っているようです。英語メディアの記事のすべてを英語ネイティブが書いているわけでもないというのもあります。

ニュースに取り上げてもらいたい企業等が、audible と別の言葉をわざと使って新しいジャンルのように見せようとしている可能性もあります。このジャンルの調査をする時は、”audible”, “hearable” 両方で検索した方がよさそうです。

なお、聴覚以外の英単語についても同様に「正しいけど聞きなれない英単語」「普通は使わないけど見ればわかる英単語」の二組あるものが多いようです。(参考: ‘Hearable’ vs. ‘audible’ in English)

(たぶん)元からある (たぶん)後でできた
聴覚 audible hearable
視覚 visible seeable
嗅覚 olfactible (*) smellable (*)
味覚 edible / gustable tastable
触覚 tangible touchable

右側は、要は一番よく使われる動詞に able をつけたものですね。機械的に作れるしわかりやすいですが、元々左側の正しい単語が存在するが、それを知らなかったり思い出さなかったりする人が使っているということでしょうか。

olfactible / smellable は、どちらもScrabble辞書で出てきませんでした。辞書によっては一方あるいは両方とも載ってないこともあり、そもそも「嗅げる」というのを一単語で表したいという場面が非常に少ないのかもしれません。

また、touchable は tangible に比べるとあまり自然な英語では使われないようですが、それを否定する “untouchable” は一般的だし理解される単語というのも面白いです。

米アニメエキスポで評判を呼んだ「俺の嫁(Waifu)自動販売機」

Waifu Labs は、一点もののアニメ風の少女イラストを機械学習によって生成してくれるという webサービスです。

内部の生成の仕組み自体は、Gwern さんのThis Waifu Does Not Exist (解説) を流用しているもので、StyleGAN による自動生成された「存在しない(=既存作品等に無い新規の)アニメイラスト」画像です。

今回のサイトは、完全なランダムで一枚を生成するというオリジナルとは違い、生成の段階で16種類提示される「最初の好み」「色の傾向」「細部」「ポーズ」を選んでいくことで、自分が選択した好みのオリジナルのイラストが得られる、というものになります。

生成された一点画像は、枕やポスターとして購入できる、というのがサイトの狙っているビジネスモデルでしょうか。

作者チームはこのシステムをアメリカ・ロスアンゼルスの Anime Expo に持ち込み、ブースを設けてカスタムのイラストを販売(英語圏でいうところの commission)し、希望者の長蛇の列を作ったのだと、ブログで裏話が公開されています。

ツイッター等のソーシャルメディアでアイコンをこういったアニメ絵にしてる人が特に日本語圏では多く、既存の作品から切り取ったものを使ってる場合は著作権や利用権について突っ込みが入ることも多いと思います。こんな風に自分の希望から他にないイラストが自動生成できてしまうのですから、こういったものを使えばその問題も解消しますね。

また、これぐらいのイラストが数分で無料で手に入ってしまうとなると、ちょっとしたカットを描くような仕事にも影響がでるかもしれませんね。

それから、著作権やオリジナリティという意味では、こういった自動生成のデータを大量に公開し続けておくと、後から人力で描かれたイラストと非常に似たものも存在し、「先行公開していた」と主張することだってできるかもしれません。機械的な自動生成が簡単に使えるようになることで、いったい著作権って何だ、というような騒動が起き、仕組みの対応も迫られる近未来があるかも。

イギリス新50ポンドのアラン・チューリング氏肖像紙幣に、2進数の隠しメッセージが

新50ポンド札に計算機科学の偉人アラン・チューリング氏が登場することが15日にニュースになりましたが、とあるツイッターユーザーが、この紙幣デザインに隠れた2進数の秘密を見つけています。

この部分ですね。紙テープをイメージしたようなリボンに、1と0の数字が並んでいます。

@danbarker さんは、この数字列 1010111111110010110011000 を2進数として10進数に変換した 23061912 が、チューリング氏の誕生日(23/06/1912 = 日/月/年 のヨーロッパ式)であることを見つけています。

国が作って広く流通する予定の紙幣のデザインですから、ただのそれっぽいランダムな0と1の羅列ではなく、ちゃんと意味が持たせてあったということですね。紙幣のデザイン案には他にも01の列や数式、グラフなどが散りばめられているので、他の部分にもこういった隠しメッセージが入っているかもしれませんね。

akky's work blog