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ロンドン地下鉄文学地図

Literary Tube map of London (文学ロンドン地下鉄地図)は、In the Book が公開した、ロンドン各地の小説に登場した場所を、地下鉄路線図に書き入れた文学地図です。

中央部をちょっと見ただけでも、「シャーロック・ホームズ」「101匹わんちゃん」「ドラキュラ」「ジキル・アンド・ハイド」「二都物語」「大いなる遺産」など、錚々たる有名小説が並んでいますね。さすがはロンドン。

東京でも似たような路線図を作ると面白いかもしれませんね

Expensive Chat – 一文字あたり1¢。お金を払ってメッセージを書き込むチャットサービス

Expensive Chat(高価なチャット)は、「支払った者だけが発言できる」ブラウザ上のグローバルチャットです。

チャットルームは全世界でただ一つだけ。ここで、一文字1セントをクレジットカードで支払うことで、発言することができます。

メッセージボックスに書き込むと、右側の料金カウンタも上がっていきます。日本語も一文字1¢で正しく数えていますね。

“Send”ボタンを押すと、投稿者名とクレジットカード番号の入力になり、試してませんがカード情報の入力で即投稿されるようです。

# 運営者を信用できないので、さすがにクレジットカード支払いする気にはなれませんでした。これがPayPalクレジットぐらいなら支払ってみても良かったんですが。ここで宣伝など書き込んでみようというかたはプリペイドdebit等使うなど注意してどうぞ

左側には、これまでの累計のユーザーとその支払額。ヘビーユーザーのランキングということですね。

今のところ、ほとんどの書き込みは数文字の書いてみた・試してみた、というものか、ドメイン名やURL、サービス名を書き込んだ宣伝がほとんどです。

一枚ページのウェブサイトを公開して、少額を払わせて書き込みさせる、というアイデアは、2005年に大ヒットしたミリオンダラーホームページ(The Million Dollar Homepage)を思わせますね。ミリオンダラーホームページの成功を受けて、類似のサイトがいくつも登場していたことをご紹介したことがありますが、今回のexpensive chat もとても似ているように思います。

結局のところこういった一発ネタの成功はサービスの技術的な高度さではなく注目を集められるかどうかがすべてですね。expsive chat はせっかく支払って頑張ってもログが上に流れて行ってしまうあたり、我も我もと急いで参加させる仕組みに欠けるように思いますが、そこを何か改良したフォロワーがでれば、流行ることも無いとはいえないかもしれません。

今なら数千円も払えばトップランカーとなり多少の宣伝になるかもしれませんが、数千円でそうなれるということはサービスの初動としてはあまり良くないということでもありますね。

余らせた外国コインでプレイできる、スウェーデンの空港のレトロゲーム機 Charity Arcade

国際空港の出国ゲート後には、使いきれずに余った現地のお金を投げ入れる募金箱がよく置いてありますね。

金額が大きければ再両替で円にして持ち帰るのでしょうけど、交換手数料を払ったらなくなってしまうような小額の場合、日本に持ち帰ってもただの使えない金属片ですから、募金箱に投げ入れて帰ってくる人も多いのではないでしょうか。

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スウェーデン国内の主要10空港の開発・運営をしている国有企業 Swedavia 社が、赤十字社と協力して今回ストックホルムの2つの空港内に設置したのは、どんなコインでも遊べるレトロゲーム機。

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左からミズ・パックマン(1981)、ギャラガ(1981)、スペースインベーダー(1978)の3台。

僕自身は、クレジットカードを併用して免税店でお菓子等を買うことで現地コインは使い切るようにしているのですが、こんなゲーム機があって出発までの時間があれば、遊んで寄付するのもいいかもしれませんね。

via Play Arcade Games for Charity at the Swedish Airport – Neatorama

ストックホルムに行く用事がないあなたは

日本国内では海外のコインをどう処分するかというと、ユニセフによる外国コインの寄付プログラムが有名なようです。発払いの郵送以外にも、主要空港・飛行機内・リムジンバス乗り場・参加企業の一部支店や支所(三井住友銀行・JTBグループ・日本航空・毎日新聞社)などで持ち込みもできるのだとか。

日本のお金でなければ、燃えないゴミに出すこともできるのでしょうけど、本来のお金として役立ててくれるのであれば、これらの場所に持っていって寄付するのもいいのではないでしょうか。

トロイの小包 – ライバル宅配業者を宣伝マンに変身させたDHLのアイデア

有名宅配業者のDHLが、UPS、TNT、DPDといったライバル業者の配送員達をDHLの動く広告塔にしてしまいました。

動画につけられたTrojan Mailing(トロイの小包)は、もちろんギリシア神話の「トロイの木馬」が元ネタですね。今回敵の陣中に送り込んだのは、兵士を隠した木馬ではなく、”DHL IS FASTER.”(DHLの方が速いよ)という文句を大きく描いた巨大なボックス。DHLのブランドカラーを使ったすごく目立つもの。

しかし、他社の広告を貼り付けた大きな箱を、ライバルの業者が受け取ってくれるとは思えません。実はこのボックスの制作には、温度によって変化する特殊な包装(Thermo-active foil)が使われています。

預ける前に、冷凍庫で冷やしたボックスは、見た目ただの真っ黒になり、

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特徴のない普通の箱として、気の毒な他業者のトラックに引き取られていきました。

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配送先に届くころには、周囲が常温に戻ってくるため、パッケージはこんな風に。

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かくして、各社の配送員が大きな広告を持って街中を歩き回る、という結果となったのでした。

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なお、ConsumeristがDHLに問い合わせたところ、この広告はDHLが承認したものではないということです。DHLと取引している広告会社が社内のコンペ用に作ったもので、一般向けに公開する予定もなかった、と答えているとか。であれば、動画の場所がドイツなのにパッケージの文言が英語であるのも多少説明がつきます。

このイタズラを面白いと取るか、DHLのような企業が仕掛けるのはやり過ぎと取るか、両方の意見があるようですが、動画の閲覧数は100万回を超えて伸び続けているようです。

なお、動画の最後に出ていますが、他社の配送員の中にはうまく対応していた人もいるようです。この人は表彰ものでしょうね。

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via Agency's Ice-Cold Prank Turns DHL's Rivals Into DHL Advertisers | Adweek

時間で色が変わるシャワーヘッド Uji で、節水や時間節約

パソコンやスマートフォンをずっと使ってる生活だと、そこにいつも時計があることは多いかと思います。シャワー中は、日常で数少ない、はっきり時間がわからなくなる時だという人も多いのではないでしょうか。僕は遅刻しそうと言ってるルームメイトがシャワーをなかなか終えないので心配したことがよくありました(結果遅刻してた)。

Ujiシャワーヘッドは、時間が経つ事で色が変化するというシャワーヘッドです。最初は青色ですが、

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途中から色が変わり、

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最後は赤色になります。

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この商品は、人々のシャワータイムがもっと省エネルギーなものになるための助けになりますよ、とは発明家の弁。6ヶ月の実験結果では、このシャワーヘッドをつけてもらうことでシャワーの時間が平均で12%短くなったということです。

現在は7分で赤色になる設定ですが、この時間についてはまだ研究中で、将来変更されたり、あるいはユーザーが時間をカスタマイズできるようにすることも検討中なのだとか。

10年もすれば、シャワーヘッドか鏡か何かが遅刻しそうなら喋って教えてくれるようになるとは思いますが、シャワーが長くなりがちな人にとっては手軽で効果のあるアイデア商品かもしれませんね。

via Shower head shames you into taking shorter showers | DVICE

トイレでアルコール濃度を測定し、預けた車を返さないことで発生前に飲酒運転を防ぐPee Analyserシステム

シンガポールのナイトクラブZoukでマーケティング企業DDB Groupが設置したのは、酔っ払いを見つけるトイレとRFIDタグを組み合わせた、飲酒運転者を未然に防ぐシステム Pee Analyser(小便分析器)。

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「われわれの戦略: 飲酒運転者を、飲酒運転をするよりも前に補足して驚かす」

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自家用車でクラブに来た客は、駐車場で係員に車を預ける際に車の引換券としてカードを受け取ります。じつは、このカードには個々に認識できる RFIDタグが挟んであります。

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クラブのトイレの小便器には、自作のアルコール検知器が設置されています。

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デバイスにかかった小便が飲酒運転レベルのアルコールを含んでいることを検知したら、今前に立っている利用者のRFIDを読み取って、そのことを記録します。

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その場で目線の高さに警告も出しています。「運転するには飲みすぎたようですね。タクシーを呼ぶか、我々の提供する代行サービスを使ってください」

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たとえこの警告を無視して、帰り際に駐車場で自分の車を出させようとカードを渡しても、係員がカードのRFIDを読み取り、

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酔っ払ってることは既に確認済なので、車は出せません、となる、ということです。

このシステムを運用しての2週間で、573人の飲酒者が検知されて、なんとそのうちの342人が車に乗って帰ろうとしていたそうです。このシステムがなかったらその全員が飲酒運転してたわけですね。

via Urine-Analyzing Toilets Warn Clubgoers Against Drunk Driving – PSFK

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