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シリコンバレーでは女子中学生のダンスもコードの話になる

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パロアルトにある女子中高一貫校カスティエーハの8年生(中学2年生相当)がダンスの授業で発表したのは、ナットクラッカー(くるみ割り人形)ならぬコードクラッカー(コード割り人形)。

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クリスマスのプレゼントとしてプログラミングできるくるみ割り人形を貰ったクレア。しかしねずみの王に率いられたネズミたちにパソコンを奪われそうになります。

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個人情報を盗んだねずみの王を、クレアがバブルソートを使って撃退しようとするシーン

Re/code のカーラ・スィッシャー氏が言うように「シリコンバレーでしかありそうにない」出し物でしょうね。

via Re/code

あなたもなれる。シリコンバレー・エンジニアのファッション

ReadWriteのステファニー・チャンさんが作成した、典型的なシリコンバレーのスタートアップ・エンジニアのイメージがこちら。

(from ReadWrite)
(from ReadWrite)

髪型: 起きた時のまんま

メガネ: メガネならウォービーパーカー、サングラスならレイバン

ヒゲ: いろいろな長さの無精髭。完全なヒゲがうらやましい

パーカー: 自分の働いている会社のロゴ入り。微妙に「私は重要人物です」と主張

Tシャツ: 自分のところのAPIを使ってる他のスタートアップのロゴ入りTシャツ。木曜日はボタンアップのシャツにしてもよい

メッセンジャーバッグ: 実用的でスマート。社内での夕方飲み会で取り違えられないようにラベルをつけてある。(スイスアーミーバックパックの場合も同様)

ウェアラブルデバイス: PebbleFitBitをつけて、ミッションからソーマへの通勤を記録

ジーンズ: 濃い色のウォッシュジーンズ。土もついてないしアウトドアで使った痕跡は無し

スニーカー: 金銭的に成功していることと、でも地に足がついていることの両方を広く知らせるようなタイプのスニーカー

ピストバイク: エンジニアにギアは要らない

僕も無精ヒゲと、貰い物のロゴ入りTシャツを良く着ている点はいっしょですが…

これらの格好を意識して揃えれば、東京に居てもシリコンバレーの技術屋に見えるかもしれませんね。

「服装や外見にこだわらないのが真のギーク」みたいな意識や、東海岸のスーツ族・ロサンゼルスの映像業界人への対抗心が作り上げたローカルなファッション文化なのかもしれません。

「ファッションにこだわらない」ことで結果的にみんなが似たようなファッションに収束していたり、さらには「本物っぽくなりたい」と自分の好みとは違ってもこういった服装に合わせている人もいるかもしれないと思うと、ちょっと面白いですね。

via @gohsuket

WhatsAppの共同創業者、FacebookやTwitterへの転職に失敗していた

FacebookがメッセージアプリのWhatsAppを190億ドル(2兆1467億740万円)の大金で買収することになりましたが、そのWhatsAppの創業前後に、創業者とFacebook社の別の弱いつながりがあったという話です。

WhatsAppの共同創業者であるブライアン・アクトン氏は、2009年の5月に、ツイッターへの転職を試みていたそうです。

ツイッターから拒絶された。まあそれはいい。長い通勤時間になりそうだったからね。

最後はちょっと「酸っぱいブドウ」入ってます。

同じく2009年の8月のツイート

Facebookに落とされた。素晴らしい人たちと繋がれる大きなチャンスだったのに。人生の次の冒険を探さなければ。

「次の冒険」が190億ドル(2兆1467億740万円)の巨大サービスを生み出すことになるとは。

もう一人の創業者ジャン・コウム氏とYahooを退職したのが2007年、WhatsAppという名前を決めたのが2009年の2月。リリースしてみたWhatsAppが伸びなくて諦めようとしていたコウム氏を、自分もうまくいってないアクトン氏が激励するという状況だったそうです。

アクトン氏がYahooの元同僚たちから出資を得てWhatsAppに正式に合流したのが2009年の11月1日ということ。

TwitterかFacebookがアクトン氏を採用していたら、WhatsAppは共同創業者と最初の出資を失っていたかもしれないですね。そうなった場合にはたしてWhatsAppが今のような人気サービスになっていたかどうか。

かといってアクトン氏がFacebookに入っていたら、Facebookの中からWhatsAppのようなサービスが生まれていたというわけではないでしょう。

この逸話は、FacebookやTwitterのような勢いのある企業でも、できそうな人材を見極めるのがいかに難しいか、というのを示していますね。

WhatsAppに入り損ねた人の話

最近までFoursquareでエンジニアをしていたピート・ノフェルトさんは、昨年LinkedInで届いていたメッセージの話を披露しています。

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WhatsAppの創業者であるジャン・コウム氏から、「やあ、Foursquareではどんな調子だい?」というメッセージを受け取っていたのですが、これを無視してしまっていたということ。「返事をするべきだったメッセージ」というフォルダに入れて保管することにしたそうです。巨額で買収されたとはいえ、WhatsAppはいまだ社員50人程度ということですし、返事をして転職でもしていれば、この人も買収の恩恵に預かれたかもしれませんね。

もっとも、ノフェルトさんはFoursquareでの仕事を楽しんだし、後悔はしていない、ということですが。

リアルタイムの記録が多数残る世界に

成長した企業の創業初期のエピソードは面白く、アップルやマイクロソフト、グーグルなどの初期の話もいろんなところで書かれていますが、それらは当時の初期メンバーや周辺の人の思い出を聞き取ってまとめる形で成立していることが多いかと思います。今回の買収では、ツイートやLinkedInなどのソーシャルメディアの当時のメッセージが、周辺や本人の手によって発掘されてサイドストーリーとなって報道にも出てきていますね。

via Facebook turned down WhatsApp co-founder Brian Acton for a job in 2009 – The Next Web, WhatsNotApp: When Ignoring LinkedIn Messages Is a Bad Idea | Re/code

ちょっと悲しい、スタートアップの集合写真

いかにもスタートアップ、という風のシリコンバレーのweb広告技術の会社。企業サイトの「チーム紹介」のページは、オシャレデザインのオフィスに、カジュアルな服装でリラックスした感じの集合写真です。マウスカーソルをあわせると名前が表示されるというギミックも今風です。

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が、しかし、どこにでも良く見ている人はいるもので、「まったく同じ写真なのに、人が居なくなったり、別の人が増えたりしてるぞ」という発見者が。

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一見、同じ場所で撮り直したようにも見えますが、両方の写真に映っている数人を見ると、まったく同じ服装、まったく同じポーズです。つまり、社員が辞めたり増えたりすると、この集合写真は画像加工されて最新のメンバーにアップデートされているということ。

コメント欄では、「他のバージョンも見つけたよ」と、複数のバージョンでアニメーションgifを作る人も。

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集合写真 + スクリプトで個々人の紹介、という仕掛けを会社紹介でやりたかった、けれども人が辞めたり増えたりした時にどうするかは考えてなかった。ということで、広い意味ではwebサイト制作の設計ミス、と言えそうですね。

このサイズの小さな会社でも、これだけ頻繁に人が出入りしているということでは、シリコンバレーのIT企業の人材のダイナミズムがわかる写真、とも言えそうです。救いは、どんどん人が消えていく(辞める人の方が多い)わけではないという点でしょうか。

しかし、画像の加工ツールがこれだけ普及して誰でも使えるようになると、写真に一緒に映っていても何の証明にもならないですねえ。