「スマートフォン」タグアーカイブ

Zmartfone Blocker – スマホ中毒を抑えるパッチ

デンマークのデザイン会社 Stupid スタジオ(なんという名前だ)が開発した Zmartfone Blocker は、「スマートフォン中毒者に一番効くデトックス・パッチ(The #1 digital detox patch for smartphone addicts.)」だそうです。

「中毒に効く」ということだと腕にでも貼るのかと思うかもしれませんが、貼るのはスマートフォンのスクリーンです。シールが貼ってあれば、通知が来てもスマホを開いて確認できない、というだけのこと。

パッチの表には、通知を確認したいという欲望が抑えられるような助言などが書かれているそうです。画像が小さくてどんなことが書かれているのかは読めないのですが、一箱に10枚入っているパッチに、それぞれ違う内容が書かれているよう。

アプリより効く?

スマートフォンの使い過ぎを防ぐようなアプリも世の中には多く出ています。Stupidスタジオ自身による効果測定では、こういったアプリよりも単純なこのシールのプロトタイプの方が効果が有ったということ。まあ自社でやった効果測定なんてあまり信用できないとは思いますが、睡眠不足や集中不足、社会からの断絶などのスマホ中毒症状が改善された、と言っています。

via TheNextWeb

子供の歌声を腕のイレズミにした母親

腕の刺青に対してスマートフォンをかざすと、スマートフォンから子供のかわいらしい歌声が再生される、という動画がありました。

見た目のインパクトはあるし、音声波形らしき入れ墨なのでイレズミとして実際の声の波形を彫り込んだのかと最初思ったのですが、どうもそうではなさそう。これは、Skin Motionというサービスが生成した「波形風のバーコード」で、このサービスのスマートフォンアプリを使って認識させて、サーバ側にアップロードしておいた音楽/音声を再生させているということのようです。

二次元バーコードの刺青で参照先のコンテンツを再生する、という話だとそれほど珍しいわけでもなくて、QRコードのイレズミが5,6年も前のものがいくつも見つかります。

普通の一次元バーコード刺青となると、それこそスマートフォン以前からありますし。

この手の「実体はインターネット上などにあって、そこをポイントしているだけ」の情報の体への埋め込みは、リスクが高そうな気がしますねえ。サービス提供者が停止したらどうするんだ、とか。イレズミの場合は、皮膚に傷がついたり、シミやシワが増えたりしただけで、読み取りできなくなりそう、というのもありますし。

さらに、このSkin Motion、アプリの登録に39.99ドル、毎年のサービス料も9.99ドル掛かるようです。

背中のイレズミに財宝のありかが隠されている、だと伝奇小説によくありそうな話ですが、毎年お金を払って維持するようなもの、となると刺青を彫るのが普通という文化の人にとっても、賢い選択とは言いにくいのではないかなあ…

via Geekologie

スマートフォン/タブレットが17台挿せるシャワーカーテン

タイトルですべてお伝えしきった感じがありますが。Amazon で本当に売っています

バスタブの中で体を洗ってしまう西洋式の風呂では、タブの外側は防水ではなかったりするのでシャワーカーテン重要ですね。そのシャワーカーテンに現代のながらスマートフォンのための機能を追加した感じでしょうか。

すべての透明ポケットはシャワーと反対側についているので、自然と防水となります。普通の人は17台も持ってないし一斉に使わないでしょうけど、サイズとか縦横とか見やすい位置とか、個人によって違う需要をたくさんポケットをつけることで一気に解決しようとした野心的な製品です。

米アマゾンでの価格は $24.95 。類似の商品、で出てきた単なる透明シャワーカーテンは $6.5 なので、あとの差額がポケット代ということなんでしょう。

「この製品が出る前はいったいどうして暮らしていたっけ?(You will wonder what you did before you had this.) 」と思うことでしょう、とは販売者の弁。

via The Awesomer

TheParallaxView – どこから見ても「深淵」が見えるスマートフォンアプリ

どの方向からiPhoneを見ても、そこにどこまでも続く深い穴があるように見える、というパララックス効果を使ったアプリが紹介されていました

iPhone X で使えるようになった人間の顔の位置を検知する機能により、ユーザーの目の位置を追跡し、目の位置に合わせた穴を描画しています。

Unity/C#製のソースコードはGitHubで公開されています。

iPhoneアプリが現在申請中ということで、公開されれば上記のソースコードをビルドしなくても手元のiPhone X で試せるようになりますね。

ユーザーの視線に応じて表示を変えるアプリが作りやすくなったことで、これまでにない発想のゲーム等が出てくるかもしれません。

Good2Go – カフェなどの鍵の掛かったトイレにスマホで並び、借りるサービス

Good2Goは、カフェや店舗にあるトイレを借りるための新しいiPhoneアプリ/サービスです。

サンフランシスコで既に始まっているというこのサービスでは、Good2Goに参加してトイレを提供している店舗のトイレを借りて使うことができます。

黄色いのが既に使えるトイレで、白いのが近日中に開設されるものということ。

実際に街中でこのGoo2Go 対応トイレを見つけた人のツイート「このトイレを使うにはアプリか印刷したQRコードが必要だって」

サービス利用の流れ

  1. アプリ上の地図から近くのトイレを探し、
  2. 近くに来たらアプリ上で並びます (トイレのドアの前に並ぶ必要はありません)
  3. トイレが空いて順番が来たら、スマートフォンに通知が来ます
  4. ドアの前で、スマートフォンからドアを開錠
  5. 用を足した後は、そのトイレについてレビューを残すこともできます

店員が鍵となるQRコードを印字して渡すこともできるので、アプリじゃないとまったく使えないというわけではありません。

ビジネスモデル、店舗側の利益

海外の観光地などで、ショッピングセンターやオフィスビルなどのトイレでも鍵が掛かっていて入れないことがありますよね。近くの店舗の人に頼んで鍵を開けてもらったりしないといけないのですが面倒です。トイレを完全に開放するとトラブルが起こりやすいのでやってるのだと思いますが。

鍵の開け閉めや管理は周りの店の店員にとっても負担なわけで、こういったアプリとサービスで自動管理できるのは助かるのではないでしょうか。スマートフォンでユーザー登録して使うことから、トイレの悪用とかひどく汚したりとかする人を特定したり、利用禁止にしたりするのもできそうです。

トイレの前に列を作らなくてもいい、とか、席で他のことをしてても空いたらすぐわかる、とかは、飛行機のトイレとか日本のファミリーレストランとかでも役に立つかもしれません。

アプリをダウンロードさせる、ということで、このGood2Goのサービスやトイレを提供する加盟店では顧客を追跡できるという利点も生まれそうです。

参加する店にとっては、良く管理されてある程度の綺麗さや安全さが保証されたトイレを餌に、コーヒーや食事、商品の売り上げ増につなげるというインセンティブがありそうです。

アプリやトイレの利用料は「一定期間は」無料、ということ。iPhone アプリのみリリース済で、Android版は近日公開。他の都市への展開も考えているということです。

via Boing Boing

ハフィントン・ポスト創業者が、Samsungのスマホ向けライフスタイル・アプリThriveを提供

個人メディアからウェブ上の一大メディアとなったハフィントン・ポスト(ハフポスト)を作ったアリアナ・ハフィントン氏、昨年ハフポストの編集長を辞めてからはThrive Global という別の小さな会社で活動していたようなのですが、Samsung と提携して新しいスマートフォンアプリを作っているのだそう。

このアプリ The Thrive 、「スマートフォンから自分を切り離し、休憩して自分自身に戻る」(Take a break from your phone.
Reconnect with yourself.)というキャッチがついています。

ハフポスト編集長を退任してから、何度か睡眠に関するニュースで出てきていたので、

健康とかワークライフバランスとか、Thriveglobal 社はそっちの方向のビジネスなんだな、とは思っていました。

アプリは12月15日にSamsung社のスマートフォンで使えるようになるそうで、まだ機能が予告されてるだけなのですが、その機能はこんな感じ。

  • VIPリストに指定した相手以外からの通知・着信・メッセージを制限するThriveモード
  • 制限した相手には、あなたが今スマホを離れた時間を過ごしていることを自動応答で通知
  • どのアプリをどれだけ使っているかを教えてくれる

単に電源を切るとかではなく、特にホワイトリストに入れた相手なら受け付ける、といったあたりが一味違うところでしょうか。(そういうアプリが過去に無かったわけでもないでしょうが)

thriveってなんだ?

社名にも入っていて、アプリ名でもある”thrive” という単語、あまり見ないし自分で使うこともなかったのですが、辞書を引くと「育つ、繁栄する、目標に向かって進む」といった意味だそうです。

ハフィントン氏のインタビューなどからは、”thrive” は “survive” と対比して使われているようですね。

“survive” が「(ただ単に)生きる」ということなら、”thrive”は「目的を持って生きる」とか、「成功するために生きる」、みたいな意味合いになるんでしょうか。”not just survive, but thrive”で、「ただ生きるんじゃなくて、成功を目指せ」とかそんな。

この新アプリを紹介するThe Verge のタイトルで使われている “humblebrag” も知らなかった面白い言葉で、humble(謙虚に)+brag(自慢する)でなんとなくわかる通り、「謙遜しつつ自慢する」という意味のようです。

このアプリの自動応答が「いやあ、今ちょっと自分の貴重な時間を過ごしてるとこなんだわー」みたいに受け取られるとすれば、たしかに humblebrag かもしれません。

とはいえ、あのハフポストを作り上げた立志伝中の人が次にやることですから、もしかしたらこれも大きな成功を収めたりするのかもしれません。

via The Verge