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腕に巻く方式のフィットネストラッカーがトイレットペーパーの心拍数を検出

中国版ツイッターの Weibo ユーザーが「Xiaomi のフィットネスバンドがトイレットペーパーの心拍数を表示した!」という話が話題になっていたそうで、中国メディアの Abacus が実際に検証しています。

Xiaomi Mi Band 3 をトイレットペーパーに巻いたところ、

心拍数81と出てますね。

黄色いマグカップでも出る。

Apple ウォッチや Android Wear でも無生物の心拍数は表示されてしまうようで、シャオミのバンドだけが悪いわけではありません。

これらの心拍数チェッカーは、光を皮膚の表面に当てて、反射してきた光を解析することで脈拍数を調べているそうで、人の腕と同じように光を反射する物体については、間違って脈拍を計ってしまう、ということ。トイレットペーパーや黄色い陶器・バナナなどがそういう性質を持っているんですね。

via Lost at E Minor

万歩計を騙す、さまざまな方法

通貨の単位は、商売繁盛を連想される「オオイリ」で、残業をしなかった場合には、1回につき10オオイリ、1日に1万歩以上を歩いた場合には100オオイリを支給します。

今年度中をめどに、会社の周辺にある飲食店で利用できるようにする計画

独自の“社内通貨”活用 社員に労働時間の削減促す – NHK

ニュースの本題のところとは違う話ですけど、「万歩計の結果でお金(相当)を渡す」という制度は大丈夫なのかなー、と思いました。万歩計なんて簡単に騙せそうなので。

一定の振動が与えられ続けば万歩計はカウントされるでしょうから、振動し続ける機械があればいいんですよね。

ポールさんの「ギークの父ブログ」では、レゴを使った万歩計騙し機(Step counter cheating machine)で、Androidの万歩計アプリを誤動作させたやり方が解説されています。

pedometer-cheating-machine

こちらの動画では1分あたりから動作の様子が見られます。

歩くの面倒だ、という人のはポケモンGoユーザーの中にもいるようで、動画Pokemon Go Hackでは、いくつかの異なる手法が提案されています。

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家の端と端にモーターのついた滑車を置いて、

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スマートフォンをその間で引きずりまわし続ける。

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シーリングファンにスマートフォンを結びつける、という手もあるそうです。

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移動し続けてればいいなら、おもちゃの汽車に移動させ続けるのもありですね。

運動記録用スマートウォッチのFitbitについては、思うところのある人も多いようで。Unfit-Bitsでは、「保険会社の割引を受けるためにFitbitでたくさん歩く」ことができない人やしたくない人のための、Fitbitから自由になるための手法を追及しています。

規則正しく動く、といえばメトロノームほど規則正しいものもありません。

この電動ドリルはいいですね。やる場所を気を付けないと周りを破壊しちゃいそうですけど。

Fitbitについては、犬の首輪に括り付けたお父さんもいるそうです。

https://twitter.com/danielleshaps/status/725567525539319808

ゲーム内でちょっと先に行ける、とか、仲間とエクササイズの量を競うことで健康になれる、ぐらいの話なら、こういったチートはたいして罪がない見栄で済まされるのかと思いますが、その結果にインセンティブを出し始めれば、悪意を持って出し抜こうとする人だって出てくるのは自然ですよね。

携帯電話で外部と連絡、なんて、学校の入試なら何年も前から当然のように禁止になっているのに、勝ち負けで何百万の賞金差が付く頭脳スポーツでは放置されていた、とかいうことも起こっていますし、制度を作る人は性善説ではいけないでしょうね。

シュート成功を自動で数え、一人ゲームもできるハイテク・バスケットボールが登場

先週Wilson X Connected Basketball は、内蔵センサーであなたのシュートが成功したかどうかを判定することができるスマート・バスケットボールです。

見た目は完全に普通のバスケットボールの中に電池とセンサーが入っていて、ソフトウェアの力でボールがゴールに入ったか、外れたか、を判定できるというのだからすごい。

さまざまな身長や年齢のプレイヤーの5万本のシュートを記録・解析して、ボールの中のセンサーだけでシュートが入ったか、外れたかを当てられるようになったそうです。正しく判定するのに必要なのは、ゴールにちゃんとネットがついていることだけ。

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これをBluetoothで自分のスマホと接続し、専用アプリでシュートの成否などを記録させます。

# iOSアプリは既にリリースされていて、Android版は11月にリリース予定だそうです。

Wilson X Connected Basketball

カテゴリ: Sports, Health & Fitness
言語: EN
価格: 無料
バージョン: 1.3.7

開発者: SportIQ
公開日: 2015年9月10日
評価(全バージョン):
(76人のレビュー)
評価(現バージョン):
(19人のレビュー)

スクリーンショット

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iPhoneアプリでは4つのモードが提供されています。

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フリーレンジ

7フィート以上離れた好きな場所からシュートを打つモードです。アプリが打った距離ごとの本数や成功率を教えてくれます。(動画)

仕組み上、どの方向からシュートしたかまでは取れないようですが、これは仕方ないですよね。

フリースロー

フリースローラインからの練習モード。時間内の本数と成功率を記録・表示してくれます。(動画)

ブザービーター

長い距離のシュートを成功させるほど、持ち時間が復活するというタイムアタックモード。(動画)

ゲームタイム

アプリが、状況にあわせてゲームの「実況」をしてくれます。ゲーム機のスポーツゲームで最近よくある、音声合成による実況みたいなやつですね。シュートを決めたら、観客の歓声も聴こえます。イヤホンをつけてプレイします。(動画)

このモードを使って練習することで、実際の試合の感覚を持ちながら練習できるのがよいのだとか。実戦では緊張で練習通りのプレイがまったくできない、というようなタイプのプレイヤーなら、このモードで練習することで試合慣れできるかもしれないですね。

価格

価格は$199(2万2601円) 。電池は内蔵のものが切れたらそこでおしまいで、交換等は考えられていないようですが、10万本のシュートでも切れない電池だとFAQに書いてあります。これは週に5日、毎日300本の練習を1年間続けても届かない本数で、Wilsonとしては十分と考えているんでしょうね。まあ、電池が切れても普通のボールとしてはまだ使えるわけですが。

スポーツは好きだけど単調な繰り返し練習はツライ、という人は多いかと思います。アプリの支援で楽しみながら反復練習や試合風の練習ができるとしたら、10倍ぐらい高いこのハイテクボールもコストパフォーマンスが良いかもしれないですね。

via Digital Trends

東京人が一番眠りが短い – 腕輪センサーのJawboneが公開した各国の生活時間データがおもしろい

腕輪方のセンサーと、そのデータを使ったライフ・トラッキングのwebサービスを提供している Jawbone 社が、ユーザーから集まったデータを集計して世界各国の生活パターンの違いをまとめています

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上のチャートは一日のそれぞれの時間で、寝ている人の割合を都市ごとにプロットしたものです。

オレンジ色の線が東京のユーザーのものなのですが、他の都市の人たちと比べて、あきらかに寝ている時間帯が内側に寄っている=睡眠時間が短い、のがわかります。

平均して5時間46分、は、最も長いオーストラリア・メルボルンの6時間58分よりも1時間以上短いことになります。

5時間46分の睡眠は、いくらなんでも短すぎるようにも思えますが、これらの睡眠時間は、実際にベッドに入ってから出るまでの時間ではなく、Jawbone のリストバンドが検知した、ベッドの中で本当に寝入ってから目が覚めるまでの時間だということ。ベッドに入ってからもなかなか寝られない、という人は短めに出てしまうのですね。

明け方の4時半、東京では寝ている人の割合が一番高く、93%になります。7%の人はその時間に起きているということですが、ドバイはもっとすごくて、常に全体の10%以上の人は起きているそうです。

昼寝(シエスタ)のイメージがあるスペインで、マドリードの3%の人しか実際には昼寝していないのに、北京では6%の人が昼食のあとに昼寝しているとかも興味深いですね。

リンク先のブログでは、チャートで表示する都市をインタラクティブに選択できるので、興味のある方は自分でいろいろ触って比較すると楽しいかと思います。

「Jawbone のようなセンサーデバイスを使って自分の睡眠や活動を管理しようとする人」だけのデータなので、多少は偏っているかもしれないのですが、それでもお国柄の違いのようなものが見えてきて面白い可視化ではないかと思います。

via Flowing Data

トイレは空いているか? Raspberry Pi でトイレの利用状況をネット表示

“Is the toilet free?”(トイレは空いているか?)という直球なドメインにアクセスすると、”yes”か”no”のどちらかの文字だけが画面に大写しされます。

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ソフトウェア企業Made by Manyが社内プロジェクトとして開発したのが、トイレの空き情報をRaspberry Piで監視する Is The Toilet Free 。トイレのドアの開閉を、Raspberry Piをベースとした機器で収集し、その結果を冒頭のwebサイトで公開したり、その他の方法で共有させています。

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Prototyping continues

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データ分析

3週間分のデータをSQLで引いてわかるようになったのは、以下のような項目です。

  • トイレが空いているか?
  • 総ビジター数
  • ビジター間の最短時間
  • ビジター間の最長時間
  • 平均ビジター間経過時間
  • 時間ごとの総ビジター数
  • 日ごとの総ビジター数

これらから類推される結果として、以下のようなことも判明しました

  • 最も好まれているトイレはどれか
  • ピークタイム
  • オフピークタイム
  • 予測待ち時間

MacOSのメニューバーにトイレの空き状況を表示するツールも、別の社員によって開発されています。

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社内の壁には、トイレの空きを緑で、満員を赤で表示するディスプレイも備え付けられました。

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Rapsberry Piとウェブカメラを使った別の人のトイレ監視工作もあるようですが、今回のドアの開閉だけをセンスするものに比べると、トイレにカメラというのは利用者を心配させてしまうような気がします。

回路図やソースコード、トイレからのデータ取得ということでプロジェクトのプライバシーポリシー、など制作に必要な情報はGitHub等ですべて公開されているので、同じものを作ったり、自分たちように改造することもできるでしょう。

[追記 2015-06-16] 同様のものがいろいろ出てきています。何センサーで使用中と判定するかや、状態の表示方法などで異なるアイデアが出てますね。

ヘブンズ・ドア 〜私が行ったら空いてるトイレ〜

社内トイレ問題をIoTで楽しく解決! – mizunoq's blog

Smart Kegerator – ビールサーバーから誰がどれだけビールをついだかを自動的に記録する工作

アルミの樽からビールなどの飲料を注ぐ機械、英語ではKegerator と言うんですね。

Smart Kegeratorは、名前の通り「かしこい」ビールサーバーです。

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ビールサーバーの奥にディスプレイが。

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ディスプレイは、カメラで撮った注ぎ手の顔を認識し、その名前を表示しています。ビールをついだ分量も表示されます。

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サーバーの台裏に取り付けられたラズベリーPiのモジュール

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ビールの管には、流量センサがつけられており、これがラズベリーPiへ注がれたビールの量を通知するというわけ。

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ディスプレイはタッチパネルを搭載しており、各利用者のサーバー仕様履歴を確認することもできます。

このシステム、顔認識が自動的にされて、個人ごとに記録されていくのがいいですね。ビールを注ぐ時に自己申告で名前を選択、というような仕組みだったら、すぐに誰も守らなくなるのは目に見えています。

家の中にビールサーバーが有って、そのコストを飲んだ分量に合わせて負担する、というのはいったいどういう状況か? ルームシェアで同じ家の中に何人もが住んでいるということのようです。

使われている部品やソースコード(QT, C++, Python)はすべて公開されているため、技能があれば同じものを作ることも可能です。

この作者の今後の予定としては、表示部分のUI改善、注いだグラスを重量計でも測るようにして分量をより正確に測定する、部屋の気温ではなくビール自体の温度を測るようにする、赤外線ライトをつけて顔認識の精度を向上する、などを考えているそうです。

via Smart kegerator can keep track of how much beer your friends drank – The Next Web