「バグ」タグアーカイブ

フェイスブックで「女性の友達の写真」は出るのに「男性の友達の写真」は出ない

友達の検索ではなく一般の検索の方ですが、検索ボックスで「女性の友だちの写真」(Photos of my female friends)と入力するとつながっている女性の友人のアップロードした写真が出てくるのに、

「男性の友だちの写真」(Photos of my male friends)と打っても男性の友人の写真は出てきません。

代わりに、何らかの検索した結果の写真が表示されました。

ベルギーの Facebook ウォッチャー、Inti De Ceukelaire さんがツイッターで紹介したこの謎現象

TheNextWeb も書いてますが、Facebook が今の形になる以前の大昔(2004年)、まだ名前が Facemash だったころ、ハーバード大の女子学生の顔に点数をつけるサービスだった、という過去を思い出させるバグです。さすがに今わざとやったわけではないでしょうけど。

… たぶん。

via TheNextWeb

React.js – 「ブラックリスト」は人種差別?

「ブラックリスト」の利用は侮辱的である!

The use of “blacklist” is offensive! #13604

という React のGitHub Issues におけるバグレポート。

報告者は、「人種差別的や、家父長的な背景のある用語を避けよう」という主張で、こちらのツイッターを引いています。

  • ブラックリスト → 否定リスト
  • ホワイトリスト → 許可リスト
  • キラーアプリ → 愛されアプリ
  • マスター/スレーブ → プライマリ/レプリカ

本気か、と思いましたが、たった2時間のうちに、Dan Abramov氏が「もちろん。いいね」と、多少文言を変えて修正し、チケットはクローズされました。

ちなみに、ブラックリストの語源には、人種的な意味はなさそうです。

まあ、言い換えの効かない単語ではないし、ささっと変えてしまえば済むといえば済むんでしょう。ソースコードチェックツールにこの手のセンシティブな単語のチェッカが入るようになるかもしれないですね。

# もしかしたらもう入ってたりするのかな。

via Hacker News

心のささくれたプログラマにリリースノートを書かせる弊害

アメリカの有名出会いアプリ OKCupid のスマートフォンアプリのバージョン更新案内文が、特定のユーザー一人に対する、行儀が良いとは言えない返事になっている、と reddit で発見されています。

バージョン 9.1.0 の新機能

シカゴのビルなる人物が、リリースノートでフザケるのをやめて技術的な詳細を寄こせと言ってきた。やあ、聞いてるよビル!

Bill from Chicago remarked that he wanted us to quit clownin’ around in our release notes and just give him the technical details. Well, we’re listening Bill!

今回のリリースでは、誰かとちょうど30回メッセージをやりとりしてからその会話を閲覧してる時に、もう一通メッセージが届いたらクラッシュする、というバグを直しました。もう一つ、アプリを閉じてから再起動した時に、どの写真にコメントしたかをアプリが覚えているようにもしました。ヒュー! このバグが治って良かったよね、ビル?

In this release we fixed a bug where if you had exchanged exactly 30 messages with someone and received another message while viewing the conversation, it would crash. We also added the ability for the app to remember what photo you were commenting on even if you closed and reopened the app. Phew! Good thing we fixed those bugs, right Bill?

このリリース文は、まだアップストアに掲載されています。

Mashableによると、今年5月9日のリリースノートは、こんな文章だったそうです。

「アプリのアイコンを変更しました。たぶんこの先ももう一回、もう一回と変更することでしょう。これは、あなたの将来の人生で起こる小さな変更を我々が用意するためのちょっとした方法です。大事なことは慣れることです。そういえばフロリダがいつか海面に沈むって知ってた? クレイジーだね」

“We changed our app icon again, and we’ll probably do it again. And again. It’s just one small way we’re prepping you for future life changes. Adaption is important. Did you know Florida might be underwater one day? Crazy.”

OKCupidのエンジニアはバグ修正に疲れているんですかね。それとも、社内リポジトリへのコミットメッセージのノリでリリースノートも書いているのか。

昔からある有名サービスで、現在の社員数は50人ということなんですが、リリースノートを修正担当者に直接書かせることがうまく行く会社もあれば、無用のトラブルを生むケースもあるのかなと。

シカゴのビルさんに伝わったかどうかは、まだわかっていません。

OkCupid: Online Dating App

カテゴリ: ソーシャルネットワーキング, ライフスタイル
言語: EN
価格: 無料
バージョン: 26.2.0

開発者: OkCupid
公開日: 2009年11月25日
評価(全バージョン):
(667人のレビュー)
評価(現バージョン):
(1人のレビュー)

スクリーンショット

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via Reddit

Chess.com のiPhone版が32bitオーバーフローで動かなくなる

オンラインのチェス対局コミュニティChess.comのスマートフォン版が、プログラムのバグによって動かなくなる事件が発生していたそうです。

13日に公式フォーラムでiOS版ユーザーから「動かない」という声が上がりはじめ、開発チームが調査したところ、これまでにchess.com 上でプレイされたゲーム回数が 21億回を超えていたことが判明。正確には 2,147,483,647 回越えで、プログラマーならピンとくると思いますが、2^31, 符号付き32bit整数の最大値です。

サイト全体が動かなくなったのではなく、2013年以前のiPhoneを使っているユーザーだけに不具合が起こっていたので、運営もなかなか気づけなかったということ。運営ではみんなが新しいiPhoneを使っていたんですね。

32bit版のiOSを使う古いiPhone や iPad では、chess.com サーバから送られてきた JSON の解釈が、なぜか元と異なる値になってしまっていた、と。

開発チームは、クライアント側の修正とサーバ側の修正の2案を用意しましたが、テストチームのテストを通した後、ハック的でその場しのぎなサーバ側の修正は反映せず、Appleのアップストア側のアプリを新バージョンに更新することで修正としたそうです。

記念すべきオーバーフローを最初に引き起こした対局がこちら

Hacker News やIT系のニュースで多く取り上げられたことで、「これまでの対局が21億回もある」という点がクロースアップされ、サイト的には良い宣伝にもなったようです。

via Hacker News

Facebook、バグによってCEOマーク・ザッカーバーグ氏の死亡を伝える

このバグはひどい

創業者ザッカーバーグ氏をはじめ、複数の有名人のFacebookプロフィール上が「追悼アカウント」とされ、故人を悼むメッセージが表示されていたということです。

マークを愛した人々が、共有された追憶と称賛で心慰められるよう願います。

We hope people who love Mark will find comfort in the things others share to remember and celebrate his life.

「何人が若死にした? 僕も死んだよ」という人も。

有名人や自社の社長だから騒ぎになってすぐ訂正されましたが、もしかしたら一般人でFacebookに殺されたままの人というのも、もしかしたらいるのかもしれないですね。

「タイでの乗り継ぎ便は47年後です」、サポートの機転が失敗を大評判へ変えた

航空券検索サイトのスカイスキャナー(Skyscanner)は、目的地までの安い航空券を探してくれるというウェブサービスです。ある日このサイトでニュージーランドからロンドンまでのフライトを検索したジェームス・ロイドさんは、こんな検索結果を受け取りました。

タイ・スワンナプーム国際空港での乗り換え – 413786.25時間

"long wait"… 長いにも程がある
“long wait”… 長いにも程がある

これを見たロイドさんは、スカイスキャナーのFacebookアカウントに対して

「やあスカイスキャナー。あなたのところのサイトが47年間のストップオーバーを提示したんだけど、現地でのオススメはあるかな?」 Facebook

とメッセージを送ります。サービスの不具合に対する皮肉も含まれていたと思いますが、Facebook上でのSkyScanner公式アカウントによる回答がこちら。

空港ターミナルが大好き、ということでなければ、その年月(years)だったら空港の外に出るのがいいでしょう。私のオススメは、

– Jen
(追伸 教えてくれてありがとう – 担当者にその部分をチェックさせます!)

この回答を見た人たちが、「面白い」「あなたは昇進すべき」といった賞賛の声や、「すごくたくさんの人が君のラストネームを知りたがってるよ」「ジェン、君は独身?」といったジェンさんへの興味を示したコメントが大量に寄せられ、このやりとりはあっという間に広くシェアされることになりました。

skyscanner-jens-wit

いろんな人からの賞賛や問いかけに対して、このJenさんは丁寧に、しかもいつもウィットを忘れずに回答し続けています。

誰か「誰も気づいてないみたいだけど、47年間ストップオーバーしても翌日には到着するってことは、SkyScannerはタイムトラベルを発明したってことなんじゃないの?」

「このスレッドは、タイムトラベルという私たちの本当の計画から目をそらすための作り話なの – Jen」

他の誰か「ジェン、これは君の履歴書に書かれるべき(事件)になるよ」

「今やこれ(このスレッド)が私の履歴書ね – Jen」

他の誰か「スカイスキャナーは今後47年間は顧客サポートの王者として君臨するね」

「それって私はもう家に帰ってもいいってことかしら? – Jen」

他の誰か「君はそれぐらいの評判を得たよ。素晴らしい回答を続けてほしいね」

「* スクリーンショット撮影、上司に送付 * – Jen」

発端から6日後には、元の質問者に対してこんなメッセージも

「『これからのバンコクの47年間役に立つような』グッズを発送させていただきました – Jen」

skyescanner-presents

「使ったことなかったけどSkyScanner使ってみるよ」とか、今回のやりとりを通して多くの人がSkyScannerのサービスを知るようになったようです。

47年間の乗り継ぎというバグ自体は決して褒められたものではないのですが、カスタマーサポートのちょっとした機転がピンチを大きなチャンスに変えたという事例ですね。

via Facebook via Bored Panda

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