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履歴書の機械学習が女性差別になってしまい、Amazonが止めたというニュース

ロイターの記事 “Amazon scraps secret AI recruiting tool that showed bias against women

アマゾン社の中の人による匿名の情報ということだけれど、2014年に組まれたチームが、求職者からの履歴書を機械学習して(アマゾンレビューのように)星5つでランク付けをしたら、ソフトウェア開発者や他の技術者の高評価が男性に偏ってしまうことに気づいた、ということです。

学習に使った過去10年の求職者に占める男性の割合が多かったために、男性的な言葉を多く使った履歴書が優秀とされてしまったそうです。入力にバイアスが掛かってれば、結果にも掛かるのはある意味当たり前ですね。アマゾンに限らず、アメリカのIT企業で社員の男女比や有色人種比率が公表されたり比較されたりしている中で、これまでのやり方をベストとして強化すれば、属性にこだわらず優秀な人を取るということができなくなってしまいそうです。

記事によれば、結局、このチームは解散となったということ。今は別のチームで、重複したデータを削除するとか、多様性が保たれるようにスクリーニングするとか、よりマイルドな使い方を追及しているということです。

履歴書として3Dプリンターで作った自分の頭を送ったマーケター

3d-head-resume

アメリカ合衆国ニューヨークのマーケター、フロイド・ヘイズさんが職探しで目立つために取った行動は、3Dプリンターで自分の頭部の像を作って、興味のある会社10社に送りつけることでした。

透明な容器に入れられた頭部モデルには、「小さいけど、大きなアイデアがいっぱい」(Tiny head, big ideas)という売り込みの文句が添えられています。

# ヘイズさんの頭のサイズは実際に小さめなんだとか

この頭部モデルは、ニューヨークにあるMakerbotストアに行って作ったそうです。もう、お店に行って顔写真を撮れば、このようなモデルが買えるようになってるんですね。

makerbot-3d-photo-booth

真剣な普通の履歴書には、顔写真等、人種や性別・年齢がわかるものはつけないのがアメリカ式なので、厳密にはこの手は使えないのかもしれませんが、geek.comの解説では、ヘイズさんは本気で正社員の枠を探しているのではなく、ゲリラマーケティングを得意とする彼自身のコンサルティング業に新規顧客を引き寄せるためにやっているのではないか、という見立てです。

多数の候補者から自分に興味を持ってもらうために、人と違うことをするというのは大事な考え方でしょうね。特にクリエイティブな職種や技術アピールが効くような会社に対して応募するような場合は。

…日本の普通の会社で履歴書にこれをつけて、採用担当者が面白がってくれるかは、ひどく会社を選ぶかもしれないなあ、とは思いますが。

via Forget resumes: Man sends 3D-printed head as job application | Geek.com via DVICE