「島」タグアーカイブ

Phantom Islands – 実は存在しない、とわかって地図から消えた島をまとめた世界地図

Phantom Islandsは、一度は地図に載っていたのに現在の地図からは消えてしまった、存在しなかった島を集めたインタラクティブ地図です。

「嘘の多かった探検家の手記から信じられ、一時は日付変更線がその島にあわせて変更されたりもしていた島」、「アメリカとメキシコの国境策定時に、有利に領海を得ようとメキシコが必死で確認しようとした島」など、それぞれの存在しない島の成立事情は興味深いです。

プトレマイオスの世界地図にあったインド沖のタプロバナ島があるなら、徐福伝説の蓬莱島も有ってもいいのかなと思いますが、あまりに古い時代の情報だと地図上の位置も元々あやふやだし、こういった地図の形に一緒にまとめるのは難しいかもしれないですね。

サイトは音が鳴るようになっていて、選んだ島の様子にあわせたBGMや、鳥や虫の鳴き声や、波や風の音が鳴ります。といっても存在しない島なので本当はそんな音は鳴ってないのですが。

via Maps Mania

weca.mp – 島でPHPの開発合宿

面白い開発合宿の案内が流れてきたのでご紹介。この業界、泊り込みのイベントを「キャンプ」となぞらえることは良くありますが、今回企画されたPHPの開発合宿We Campは本当のキャンプ場で開催されます。しかも場所は島。

wecamp-island

オランダのデ・クルート島。地図によれば、フェルウェ湖という湖の中に浮かぶ島のようです。宿泊は「豪華な」テント。トイレ・シャワー完備。

イベント内容ですが、当日集まった中からランダムな5人でチームを組み、コーチの助言を受けながら新しいものを開発するということ。技術を高めるのももちろんですが、チーム開発やチーム管理なども鍛えられる機会になると。

また、「人生は仕事と技術だけではない」ということで、ただ缶詰になって開発するだけではなく、昼間のボートやカヌー、夕方からのいろいろなアクティビティも予定されているのだとか。

開催は8月25日から29日の5日間。参加料は食事や往復のボート代も含めて375ユーロ。現時点での残り参加枠は24人分だそうです。PHPの開発者でこの夏冒険してみたい人、オランダまでどうでしょう? オランダでのイベントですが、サイトも全部英語ですし、このあたりのイベントは周辺の国からも参加があるでしょうから、英語で大丈夫だと思います。

僕は家事等あってちょっとオランダまでは行けそうにないですが、ちょうど個人的(←会社とは無関係のイベントです)にも野外での開発会を考えていて、明日第一回を行うところだったので、自然の中での開発会がどんな成果を作り出すのか、興味がありますね。

# こちらの開発会は、告知が遅くなってしまったのでまだ参加者が少ないです。明日木曜昼に東京で時間のある方はぜひ

Google地図で指摘された「幻の島」の正体が判明

「グーグルアース」記載の島、行ってみたら存在しなかった、というニュースが数日前に話題になっていました。グーグルの地図に表示されていたニューカレドニア近くの「サンディ島」が、実は存在しないことがわかった、というものです。

米インターネット検索大手グーグル(Google)の地図サービスや衛星画像サービス「グーグルアース(Google Earth)」上でオーストラリア北東沖の南太平洋上にあるとされるサンディ島(Sandy Island)が、実は存在しないことが分かった。オーストラリア地質学チーム「サザン・サーベイヤー(Southern Surveyor)」の調査過程で明らかになった。

AFPの記事では、「存在しない島が地図に記載された経緯も不明だが、シートン氏たちは謎を突き止めるため追跡調査を行うことにしているという。」と書かれていましたが、ニュージーランドのオークランド博物館が、この謎の島が海図に、そしてそこからGoogle社の地図に載った経緯について発表しています。

同博物館所属のショーン・ヒギンズ氏が同館所蔵の多数の古い海図を1700年代までさかのぼって調査したところ、1908年の海図(上の写真)に、このサンディ島があったということです。

この島を1876年に「発見」したのは、ベロシティというう名前の船。その後、サンディ島はある地図には存在し、他の地図には存在しないという状態で、現代までその存在が引き継がれてきたようです。

Google Maps Maniaブログによれば、このVelocityという船、1827年にイギリスで建造されてからしばらくは英米間の輸送船として使われましたが、その後ポルトガル船に拿捕され、オーストラリアへ移され、そこで船長がサンディ島の発見を報告した1876あたりには、捕鯨船および(南太平洋諸島からの)奴隷運搬船として使われるようになったそうです。

オーストラリアのオンライン図書館に記録があり、なんと1870年時点の船の写真まであります。幕末の偉人の写真があるのだから、時代的にはあっても不思議ではないですが、よく整理されてアクセスできるようになっているなと。

最初のニュースの時、「地図会社が競合会社のコピーを発見するためのダミーの島ではないか」という意見も出ていましたが、どうでもいい位置のどうでもいい無人島などだと、意外と訂正されることもなく世界中にたくさん存在しない島があるのかもしれませんね。国境付近にあったり周辺や地下に資源があったりすると、もっと小さな岩礁でも大騒ぎになって戦争まで起こりうるというのに。

関連

Tokyo Fuku-blog: グーグルマップだけに現れる幻の町「アーグルトン」の謎 – 2009年までGoogle地図上だけにあったイギリスの架空の街アーグルトンについて