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身の回りの色をスキャンして使えるペン Cronzy

クラウドファンディングサイトIndiegogoで募集が始まった Cronzy は、身近にある様々な色を取り込むスキャナと、その取り込んだ色を使って描くことができるボールペンが一体となったガジェットです。

cronzy

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スキャナ部およびペン部分は1600万色以上を再現できる、と謳っています。1600万色という単位、昔のパソコンのカタログで見たような懐かしい数ですが、24bitカラーということなんでしょうか。

ペン本体にはインクカートリッジを持ち、このインクをペンの内部で混ぜ合わせて色を作るようです。

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こちらの動画でプロトタイプを使っている様子が公開されています。

動画の02:00から、色の切り替えに40秒、さらに前の色のインクを使いきるまで捨て紙に5秒ぐらい描いていますね。切り替えにはそれなりの時間と手間が掛かってしまうようです。

このブログでも、2009年にColor Picker Penという同様のアイデアのコンセプトモデルについてご紹介したことがあるのですが、7年経った今、そのアイデアが実現しようとしているわけですね。

クラウドファンディングのガジェットなので、まだ宣伝文句通りに動くのか、本当に完成して入手できるのか、は保証されませんが、ちょっと無理そうだったアイデアが実現されるかもしれない、というのを目の当たりにできるのは嬉しいですね。

via The Verge

各国の指導者の髪の色で塗った世界地図

世界各国の首脳の、髪の色をその国に塗った世界地図です。Dadaviz@JodySieradzkiさん作。

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(credit: dadaviz, original large image)

英語での髪の色の説明もありますが、色を見れば一目瞭然の可視化でしょう。アジアは黒髪の首脳が多く、北欧・中央には金髪の首脳が多い。アフリカには毛の無い人が多いようですが、抜けたのか剃ってるのかはこの図からは不明です。

一国の指導者ともなれば、平均年齢も高そうだし激務ですから、元の髪色に関係なく白髪交じりや白髪の人がそこここにいるのはうなづけます。特に選挙のある国の政治家なら、白髪だけど染めているという人も多いんでしょう。

地図の副題の”Heads of Government”は、政府のヘッド(長)とヘッド(頭)を掛けてますね。

基データはこちらで公開されています。首脳の名前を調べてネットで画像検索とかすると写真は出てくるでしょうけど、これ調べるの大変だったろうな。

中世から現代まで、21万枚の絵画に使われている色の変化をRで可視化したグラフ

過去から現在までの大量の絵画データを使い、「時代の色遣い」があるかどうかを調べようとしたマーティン・ベランダーさん(Martin Bellander)のブログから。

大量の絵画データの取得先は、グーグルのアート・プロジェクトWikiアートなどいくつか候補があったのですが、英BBCのサイト Your Paintings を選んだということです。このBBCのサイトにはイギリスを中心にヨーロッパ絵画が収められていると思われます。

paintings-bbc

21万枚を越える絵画データが閲覧できるということで、Windows上のR言語スクリプトで全絵画ファイルのURLを取得し、そこから、画像ファイル、描かれた年(年代で示されているものは最初の年)、油彩かアクリルかテンペラか混合技法か、などの情報を取得保存しています。

ファイルが壊れているものなどを自動・手動で除去した後で、描かれた年ごとにまとめ、各絵画から100個の点をランダムにサンプリングし、色相・彩度・明度を調べ足しこみます。

colors-history-of-paintings

グラフの左側にある白い部分は、その年代の絵画が無かったからですね。全体的に、絵画に使われている色の多くが赤・オレンジ・黄色で占められているというのがわかります。

また、20世紀に入ってから青や緑の量が増えていることがわかります。これについてもベランダーさんは考察し、いくつか仮説を立てています。

  • 「青」という色や名前が他の色と比べ新しい概念・認識である(Business Insiderの記事)
  • (グラフでカウントしてない)暗い色・黒を、青として取ってしまっている
  • 古い絵画ほど、経年変化で青色の樹脂が失われている
  • 昔は青い絵の具が高価だったが安くなって使われるようになった

他にも、全体的な絵画界の流行としてそうなった要素もあるかもしれませんね。どれも決め手というほどの理由でもなさそうで、コメント欄では議論が続いています。

コメント欄では1914年からの映画ポスターの色を分析したという2012の記事も紹介されていて、絵画だけでなく、20世紀は青色の利用が増えた時代と言えるかもしれません。

via Flowing Data

[動画] iPhone 5Sの色を数秒で変える方法

大胆なライフハック。

まず青に変えていますが、そのあとピンクにしたり、さらにピンク+緑+茶色にしたりと数秒で色を変更しています。

好みの色の機種が売り切れていたり、欲しい色のバリエーションがなかったりしても、これで大丈夫ですね。iPhone 5Sじゃなくても応用は効くかと思います。

もし携帯電話の電波が目に見えたら?

ケータイで電話を掛けたりネットにつないだりできるのは、今の小さな携帯電話が街のそこここに配置された基地局との間で通信をするからですね。ということは、使っている携帯電話と基地局の間では始終電波が飛んでいるということになります。

そんな携帯電話の電波を、私たちが普段、青や赤の光を見ているのと同じように目で見ることができたとしたら、というのが、Nickolay Lamm さんの制作したこれらのイメージ写真です。

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仮想的に六角形に区切られた街に、基地局が多数配置されています。上はシカゴ、下はニューヨークだそうです。

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一つの基地局は複数台の携帯電話との通信を行なえますが、相手ごとに違うチャンネルを使って通信しているのを、赤や黄色の違う色で表現しています。

cellphone-network-hex

ハリウッドの丘

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同じLammさんの過去の作品には、無線LANの電波に色をつけたものもあります。

via visualizations of american cities with invisible cellphone signals

nixカラーセンサー – 実世界の色を取るスポイトツール

nix color sensorは、Photoshopのeyedropper(スポイトツール)を現実世界で使えるようにした、といった感じのガジェットです。

nix-superman

街中で見かけたスーパーマンのポスターのシャツの色がいいな、と思ったら、nixをあてると、

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nix と連動させているスマートフォンに、その色の情報が表示されます。RGBの値も表示されていますね。

もし、この色で家を壁を塗り替えたい、と思った時は、壁を塗るという目的やペンキのブランド名を選んでいくと、

nix-paint-shop

近場の買える店を教えてくれます。

nix-paint-shop-3

デモ動画はこちら

iPhoneのカメラで色を取り込むアプリもあるそうですが、専用機であるnixは取得した色の正確さがとても高いのだそうです。色をスポイトする時にセンサーの周りが対象の地点をカバーで覆い隠すので、周囲の明るさや色に影響されることなく色が調べられるのも利点だということ。

クラウドファンディングのKickstarterで募集が掛けられており、目標35000カナダドル(335万円(3万451ドル))の半分以上は既に集まっているようです。nixを一台入手するには99カナダドル(9500円(86ドル))+送料の出資が必要。

via Nix Color Sensor Copies Colors from Physical Objects: Real Life Eyedropper Tool