「英語」タグアーカイブ

ネットで発音記号を再生させる方法

IPAの発音記号が与えられた時に、それがどういう音なのかを個々の発音記号の知識がなくてもオンラインで調べたい、と思い、やり方を調べてみました。(ツールをインストールしても良ければ espeak でできるようです)

結論としては、過去にいくつかあったサイトは今は無くなっていて、昨年末に公開された Amazon Polly を使うのが良さそうに思いました。AWSのアカウントを作る必要はありますが。

Amazon Polly のコンソール版を開く。

現時点ではPollyがまだ東京リージョンにはまだ来ていないので、北米や欧州でPollyが提供されているリージョンのサービスページを開きます。たとえばオレゴン

SSML形式で、発音記号を与える

プレーンテキストではなく、SSMLのタブを開きます。Polly でのSSML の説明はこちら

フォームに、SSML の形式で IPA発音記号を入れます。


<phoneme alphabet="ipa" ph="ə'dʒʌks">Ajaxの間違った発音</phoneme>


<phoneme alphabet="ipa" ph="'eidʒæks">Ajaxの正しい発音</phoneme>

言語で「英語(米国)」などを選び、「音声を聴く」で再生されます。

英語の「正しい」発音を聴きたい場合は、英単語をそのまま Google 翻訳なりに貼りつけて再生ボタンを押せばいいのですが、IPA発音記号で間違った発音が紹介されている文章で、「どんな風に間違っているのか知りたい」という事があり、発音記号を音声化する方法を調べました。

強い訛りの英語がSiri, アマゾン, グーグルの音声認識にどれぐらい伝わるか実験した動画

変わったアクセントの英語に、各社の音声認識はどれだけ対応できるのか、という実験動画です。

挑戦したのはこちらの8人。英語圏の5つの方言(アメリカ、スコットランド、アイルランド、英国、オーストラリア)に、非ネイティブの日本・ドイツ・イタリア語話者。

アップルの Siri, アマゾンの Alexa, グーグル Home に、それぞれのお題を自分の訛りで話しかけて、認識されるかどうかを見ています。

最初のお題は「ウスターソース(Worcestershire sauce)を買い物リストに入れて」。非英語圏の3人でAlexa が苦戦していますね。(結果 2:09頃) 1:55頃、日本語担当の人がすごい日本語訛り英語で話しても、Google は拾っています。

あとの3問は「ベネディクト・カンバーバッチの生まれた日は?」「ワガドゥグはどこの国の首都?」「Westworldの作者は?」

普通の英語で話せる人たちが、自分の訛りをわざと強調して話しているというところもあるし、たった8人での実験なので個人差によるものも多いだろうと思います。ここで出た結果を見て Google Home が一番、というのは早計過ぎると思いますが、3つのアシスタントといろいろな国の出身者が集まったところで遊びとしてやるのは面白いかもしれません。

これらの会話アシスタントの開発企業はずっと多くのいろいろな訛った話者を使って日夜改善作業をしていることでしょうね。いずれは人間がわからないような強い訛りでも拾えるようになることでしょう。

via Likecool

Google翻訳を通した変な訳詞で歌うYouTuber

YouTuber マリンダ・カスリーン・リースさんの人気ネタは、オリジナルの英語歌詞をGoogle翻訳して歌う “Google Translate Sings” シリーズ

Google翻訳で、オリジナルの歌詞を英語⇒他の言語⇒英語⇒他の言語⇒英語… と繰り返し翻訳させることで、元のとは異なる英語の歌詞ができあがります。

最初に注目されたのがディズニーアニメ「アナと雪の女王」から「ありのままで」

サビの”Let it go”(好きにすればいい)が、”Give up”(あきらめろ)になっています。まあ逆の意味というほど違うわけではないんですが、ディズニーで”Give up”を連呼する歌ってのもね。

“A kingdom of isolation, and it looks like I’m the Queen.”(孤立した王国、私はその女王のよう)が、”Discrimination law is probably the Queen.”(反差別法はおそらく女王だ)となったり。

意味が変わってしまうところもあれば、元の歌詞の意味は残しているのに表現がちっとも詩的じゃなくなっていて笑えてしまうというところも。

ミュージカル「オペラ座の怪人」のテーマ

最初の動画ではオリジナル画像をそのまま差し込んでましたが、こちらはミュージカルをちゃんと再現しようとしています。また、画面の上端にオリジナルの歌詞も載せているので、その場でどう変わったかが確認できるようになりました。

サビの「オペラ座の怪人はそこ、心の中に居る」が”Audio Combination of Opera here the ghost”(オペラ座の音声の組み合わせはここ幽霊)に。

クイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」

元々わかりにく歌詞だけに翻訳後はおかしな箇所が多いです。

”Anyway the wind blows”(どのみち風は吹く)が”Panda blowing you say”(パンダが爆発するとあなたは言う)に。そのパンダどこから来たん?

そして”Nothing really matters”(どうでもいい)は”Nothing really ATM”に。

ご本人の説明

変になった歌詞はもちろんですが、歌唱力、変な歌を顔色も変えずに歌う点、オリジナル曲の動画再現、なども評価されているようです。日本の歌でも同じようにやると面白いかもしれないですね。

翻訳サービスが更に賢くなれば、英語の歌詞を入れて日本語に翻訳したら、自分で訳さずに公式の日本語訳の歌詞を見つけてきて出すようになるのではないかと思います。そうなってしまうとこの遊びはできなくなってしまいますね。

英語の求人文章から「男性的」「女性的」な表現の偏りをチェックしてくれるサイト

イギリス内閣府とNPO団体 の共同運営するAppliedは、ジェンダー差別や人種差別を廃し、公正で多様性のある採用ができるような支援機能を多数持つ求人サイトだそうです。

そのような機能のうちの一つ、あなたの書いた求人の文章のジェンダーバイアスをチェックしてくれるオンラインツールは、デモとして無料公開されています。

試しに、ネットに公開されているシニア・プロダクトマネージャー募集のサンプルを与えてみたところ、こんな判定が出てきました。

男性的(masculine)と判定された単語は、

  • leader (リーダー)
  • confident (自信いっぱいの)
  • analyze (分析する)
  • lead (リードする)
  • leadership (リーダーシップ)

女性的(feminine)と判定された単語は

  • responsibilities (責任)

求人広告に書かれた文章は、その職務のことだけでなく、企業組織やその文化についてのヒントを応募者に与え得るそうです。Applied は、男性的な言葉ばかり並べた募集の文面は女性の応募を遠ざけ、結果的に多様性の無い組織を作ってしまう、と主張しています。求人を書くときに、無意識にどちらかの性の人物を想定して、言葉を選んでしまっていないか、ということでしょうね。

他にも同様の注意を呼び掛けているサイトはあり、バイアスの少ない文章が求人で重要、という考え方はAppliedだけの発想ではなさそうです。

サービスは最低プランが無料から始まるフリーミアムで、ユーザー1人で使うだけなら無料である程度使えるようです。

海外に支店があったり、グローバライズした製品やサービスを売ったりしなければいけない日本企業では、英語で求人しなければいけない、という状況もあるでしょう。英語で正しく文章を書くだけでも大変ですが、文章に含まれる微妙な偏りや差別については、文法的な正しさとはまた違った知識や経験が必要そうですし、このようなツールに一回かけてみて、あまりに一方的な判定結果が出た場合はちょっと考えてみる、というのは安全のためにもいいかもしれないですね。

via New Scientist

Sideways Dictionary – IT用語を「比喩」で説明するみんなで作る辞書サイト

Sideways Dictionary (斜めに見た感じの辞書)というサイトは、一般の人にはわかりにくいIT用語を、何かに例えることで説明しようという辞書サイト。Googleの兄弟会社Jigsaw のプロジェクトです。

トップからは、70個ほどの用語がアルファベット順に並んでいて、クリックするとその用語の説明文が閲覧できます。


Access Control List(アクセス制御リスト)を選んでみます

それはソフトウェア版の Turnstile (回転式改札口) みたいなもの。あなたに権限があれば、進むことができる (by Nick Asbury)


By User:ArnoldReinholdOwn work, CC BY-SA 3.0, Link

「by 名前」とあるように、ここにある比喩の説明はすべてユーザーの投稿によるものです。”More Analogies”をクリックすると、他にもACLを説明しようとするいろいろな比喩を読むことができます。

5件の中で一番イイネが多かったのがこちら。

それはパーティーのゲスト表みたいなもの。招待状を持ってこさせる代わりに、招待側が入口ドアのところでリストを見ながら、入れてもいい人をチェックする責任を持つ。どんな素晴らしいパーティーだとしても、招待者をおだてて侵入したり、どこかの他人に招待の権利を渡すことはできない。

他の用語も見てみます。

「ビットコイン」は、ティンカーベルのようなもの。たくさんの子供が信じた時だけ彼女は存在できる。ビットコインも、たくさんの信じる人がいて初めて意味を持つ。同じ話はすべての通貨に対して言えるけれどもね。

ゼロデイ」とは、キングが丸裸だと気づいたチェスのようなもの。あなたは対戦者がそれに気づかないよう息を殺し、どうやって防御を固めようか考え始めたところ。最悪のシナリオでは、相手は5手前にはもうそのことに気づいてて、あなたのことをもてあそんでいるのかもしれない。チェックメイト。

それぞれの用語に複数の比喩があり、読み比べることでより対象のIT用語の意味するところがわかってくるかもしれません。また、IT用語の方が把握できているエンジニアなら、逆に比喩に出てきた方の概念やその英語表現を学べるでしょう。

比喩を使うことで本質から外れて行ってしまう、ということもネットの議論などでは良く起こることではありますが、みんなで意見を持ち寄って並べることで、まったくITに疎い人にでもある程度伝わるような比喩を見つけていくことはできるのかもしれませんね。

via The Next Web

[動画] おじいちゃんが英語を勉強しはじめたそのわけは

ポーランドのオークションサイトのクリスマスCMは、「初心者のための英語(English for Beginners)」をネットで購入したおじいちゃんの、心温まるストーリー

この歳から突然英語を勉強しはじめたのは、強い目的があるから。英語ではないと話すことができない大事な人に会うためですね。

超初心者のおじいちゃんなので簡単な英語しか出てきませんし、ポーランド語など現地固有の部分もほとんど出ないので、日本でそのまま流しても通用しそうな映像でした。

国際結婚の増加で、日本のおじいちゃんおばあちゃんにも、同じようなシチュエーションの人は増えているかもしれないですね。

動画は200万回を超えて再生回数が増加中です。

via Bored Panda