「部屋」タグアーカイブ

IKEAの店内に内戦下のシリアの家を再現

ノルウェーの首都オスロ、イケアのスレペンデン支店に、イケアが赤十字に協力して作成した「シリアの部屋」が展示されているそうです。

[map]Nesbruveien 40, 1396 Billingstad, Oslo Norway[/map]

崩れた家の中に、寄り添っての不安な暮らし

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上の動画にあるようなシリアの困難な暮らしぶりを、オスロのイケアが協力して、店内に他のモデルルームと同じように公開しています。

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イケアのよくあるマニュアルイラストですが、表現されるのはたいへんな頻度の空爆。

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イケアの店内に、他のモデルルームと同じように設置されたシリアの部屋

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ダマスカス郊外にある、ラナとその家族9人が住むシリアのアパートを再現しています。

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価格タグには、銃火の中、シリアの人がどのように暮らしているかが解説されています。食料や薬品の配給に並ぶ様子や、どのようにして生き延びているのかを。そして、どうしたらこの人たちを支援できるかという情報も。

IKEAのモデルルームは、普段は理想の幸福な暮らし方を再現して見せてくれていて、IKEAに行ったことがある人ならどんな感じかを知っているわけです。そこでこのような遠地のリアルを展示することで、あちらとこちらの対照を際立たせることに成功しているのではないでしょうか。

via Ufunk.net

TraffickCam – 誘拐された時のために泊まったホテルの部屋の写真を送信しておくサービス/アプリ

アメリカらしい? 新サービス TraffickCam (human traffick = 人身売買、からか)は、性暴力目的の連れ去りや児童誘拐に対処するためとうたったサービスです。

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アプリやウェブサイトから、自分が泊まっているホテルの名前、部屋番号と一緒に、4枚の写真を撮って送ると、位置情報とあわせて、それらの情報がサーバーに蓄積されていきます。

traffickcam-diagram

実際に誘拐等が発生した際に、当局がこれらの画像と位置情報を使って、連れ去られた人が最後にどこに泊まっていたか、それまでどう宿泊先を移ってきたか、を特定するのに使うのだそうです。

警察の協力でNPOが作ったこのサービス・アプリには、既に150万枚の部屋の写真が蓄積されているということ。数年前に実際に誘拐された被害者を警察が探す際に、このNPOのメンバーがたまたま映像に移っていたホテルがどこかに気づいて誘拐場所を特定できた、という事件があったそうで、それを参考にシステムを考えたということ。

誘拐された人の誘拐前の写真が有ったってどういう状況? とも思いますが、Facebook等で写真を公開したあと行方不明になった、とかですかね。

https://itunes.apple.com/us/app/traffickcam/id1067713017?mt=8

広く公開されたソーシャルネットに、位置情報をつけて自分の最新の居場所を発信し続けることは、誘拐などが日常的に起こっている地域では特に、危険なことでしょう。今回のサービスは、同様のことをソーシャル相手ではなく警察等に対して行う、という発想のもので、このサービスや警察が信用できるのであれば、身を守る手段、あるいは全般的に誘拐者に対して心理的に抑制を掛けるという意味、で、意味があるのかもしれません。

正直なところは、ちょっとピンと来ないんですが。この方向で、子供の見守り等がうまくできるサービスがあれば、日本でも需要があるかもしれませんね。

via Fox 2

サインフェルドのアパートをDOOM上で再現したファン

アメリカのシトコム史上1,2を争う人気だったというコメディドラマ「サインフェルド」の主人公ジェリー・サインフェルドのアパートを、DOOM2 上で再現した人が現れました。

seinfeld-apartment

このアパートね。

4人のメインキャストも忠実に再現しているのですが、なにぶん元が殺伐としたシューティングゲームなので、その扱いはひどいことになっています。

作るのに100時間掛かった、というデータは、こちらからダウンロードできます

フィクションの中の建物や風景をファンが再現する、というのは、VRの普及とあわせてこれからも増えそうですね。日本でフィクションだけど誰もが知っている家、とかはどこにあたるんでしょうか。

JOHN ROMERO

窓の無い部屋にLEDで太陽光を再現する Coelux

イタリアのインサブリア大学からスピンアウトした Coelux は、サイトの売り文句によれば、そこが屋外であるかのように見えるLED照明パネルです。

次の写真、天井に穴が開いた部屋ではなく、Coelux を天井に設置した、窓の無い部屋だということです。

coelux

太陽光のスペクトルを再現するLED、太陽と空の距離の違いを再現するような光学的処理、によって、青空の太陽を数ミリの厚さのパネルに作り出しているというのがプロジェクトを率いるPaolo Di Trapani教授の説明。

coelux-tropical

Coelux はまた、光の角度や光の強さを変えることで、トロピカル風、地中海風、北欧風、の3つの異なる空を作り出せる、と言っています。

coelux-mediterranean

地下室などにあると良さそうですし、東京など不動産の高いところではありがちな、うまく採光ができないような部屋とか、隣のビルで昼でも真っ暗な部屋とかが多少はましに使えるようになるかもしれません。

テストでは閉所恐怖症の人にも好評だったということ。どれぐらい「自然な光」なのか、サイトの写真だけじゃなくて実物を見て確かめたいところですね。公式ブログによればイタリアでは一般への展示なども始まっているようです。

[関連]

地下鉄の天井に空を映す巨大電子ペーパー Digital Canopy

via World Architecture News.com via Inhabitat