「銃」タグアーカイブ

スマートスピーカーで銃を撃たせるアート

テクノロジー系アーチスト、アレクサンダー・レーベンさん(Alexander Reben)の、Google Home を命じて銃(おもちゃの銃ですが)を撃たせる、というだけのアートが YouTube で公開されています。

スイッチで動くものは、スマートスピーカーからスイッチを入れることができるので、何だって起動できるのは当たり前で、そりゃ銃だって大砲だって大陸間弾道弾だって発射できるだろうとは思いますが、それでもやはり兵器(おもちゃですが)を起動するという絵面のせいか、そこそこの注目を引いたようです。コメント欄などでも議論が続いています。

同じレーベンさん、これ以前にも人間の命令ではなく自分で人を刺すロボット first lawというのを公開しています。

first law(第一条)は、アシモフのロボット三原則の一番目「ロボットは人間に危害を加えてはいけない。人間が傷つくのを見過ごしてもいけない」のことを指していますね。

これも近づいたら刺すという、仕組みとしては極めて単純なロボットです。

ここから「いずれロボットが人類を…」みたいな話に持っていって心配したりするのはどうかと思いますが、これらのアートがメディアでも取り上げられているようなのは、そのあたりをなんとなく心配する人たちに受けるという面もあるんでしょうね。

via TheNextWeb

ShootingTracker.com – アメリカの乱射事件データベース

ShootingTracker.com (射撃追跡.com)は、アメリカにおける大量射殺事件のデータベース(DB)です。

2013年からの銃を使った乱射事件のデータが、ネットユーザーからの報告ベースでまとめられています。

shootingtracker.com

巨大掲示板redditの中の「GunsAreCool(銃は素晴らしい)」という、名前からして明らかに活発な論争を巻き起こしているテーマコミュニティ(subreddit) の中で、提唱されてまとめられているこのデータは、「世界でただ一つのクラウドソース型銃乱射事件追跡サイト(the world’s only crowd sourced mass shooting tracker)」として、各メディアでも取り上げられているということです。

ニュースなどで報じられた銃による乱射や大量殺人事件を、ウェブのフォームやtwitterで知らせてもらい、それをまとめることで網羅的なデータベースができ、それを逆に参照して記事に使うメディアも出てきています。

そもそものDB化の動機は、メディアがよく使う”Mass Shooting”(大量射撃)という用語の定義がはっきりしないことにあったようです。

古いFBIの”Mass Murder”(大量殺人)の定義は、「一度の事件で4人以上を殺すこと」。この定義を銃での”Mass Shooting”にも援用するなら、途中に間隔を置いての4人以上の銃撃殺人や、実際に2012年に起きた18人に乱射したけれど死亡者は1人だった事件は、「大量射撃」ではない。ということにもなります。

DBの管理者はまた、アメリカでの大量銃撃事件のメディアでの報道は「十分でない」と考えているようです。メディア側には、報道することで真似をして同種の事件が増えるという主張もあるようなのですが。

このデータを実際に使って、ワシントンポストがインタラクティブな可視化ツールを公開しています。

mass-shootings-visualized-by-washington-post

あなたの考える”Mass Shooting”が、m人以上の死亡者とn人以上の負傷者なら「大量だ」と思うのであれば、それをこのフォームで選ぶと、2015年に発生した条件にあう乱射事件が、その件数とともにリストされます。

FBI式であれば、2015年にはこれまでで40件の”mass shooting”が起こっていた、ということになりますね。どんな定義で数えても、日本では考えられない件数ではありますが。

このようなまとめデータは、実際に起こっている問題の規模や、それがメディアや政治等で過剰・過小に扱われたりしていないかをチェックするためにも有用なように思います。

銃で撃つ楽器 Musical Targets、そしてアメリカ国歌演奏

Musical Targets (ミュージカル・ターゲット = 音楽の的)は、非常にアメリカ的な楽器です。というのも、銃のターゲットが楽器になるというものなのです。

musical-targets

ごらんのとおり、大きな鉄琴みたいなものですが。一つ一つの的に音階が書いてあり、それを撃つとその音が鳴る、というもの。

こちらがアメリカ国歌「星条旗よ永遠なれ」の演奏例です。

途中でマガジン交換してます…

アメリカ国歌ってこれだけしか音程使わないのか、と思いましたが、良く考えると鍵盤の並びが不自然ですね。下のFがFシャープしかない。まあ、このセットはアメリカ国歌専用なんでしょう。

気になるお値段は、2オクターブが演奏できるフルセット Double Major 16 Deluxe Set が$599.99(6万7677円) 、1オクターブ分の Major 8 Chime Set が$249.00(2万8133円) です。発送先は今はアメリカのみですね。日本から買えても困りますけど。

FAQによれば、初心者でも演奏できるよう、ソングブックも付いてくるのだとか。

via Gunman Plays Star Spangled Banner On Musical Targets | Geekologie

銃を使ったクールなセルフィー(自分撮り)の撮影失敗で死亡 – メキシコ

メキシコの首都メキシコシティのグスタボ・A・マデロ区で、スマートフォンで自分の写真を撮るセルフィーがらみの死亡事件が発生しています。

オスカル・オテロ・アグイラさん21歳(フェイスブックページは削除された模様)は、借りた拳銃を振り回して遊んでいるうちに、思い立って自分の頭に銃を向けた格好でのセルフィー写真を撮ろうとしたところ、銃には弾が込められていたこともあり、結果的に自分の頭を打ち抜いてしまいました。

oscar-otero-aguilar(Facebookの本人の過去セルフィーより)

近所の人が騒ぎに気付き、警察や救急車を呼んだようですが、搬送中に救急車の中で亡くなってしまったということです。

ルームメイトと3人で居たようですが、一人は逃亡し、もう一人は逮捕されたそうです。検死結果が待たれているということなので、本当にセルフィーの失敗なのか、あるいはルームメイトとの間のトラブルによる殺人なのか等の調査をするのではないでしょうか。

今はもう消されてしまっているフェイスブックページには、酒、車、バイク、魅力的な女性たちとの写真、といったセルフィーが公開されていたようです。

「100RTいったら通行人を銃撃する」とつぶやいた男が逮捕される

○○○RTいったら告白しますとか出馬しますとか、自分で決断できずに他人に判断を(失敗した時の責任も)ゆだねるツイッターユーザーというのは居ますが、窓から歩道にライフルを向けた写真を添えて、

“100 RT’s (Re-Tweets) and I’ll shoot someone walking.”

「100リツイートされたら誰か歩いてるやつを撃つ」

というのは冗談でもダメでしょう。

オリジナルのツイートはアカウントごと消えているようですが、スクリーンショットが残っています。

ロスアンゼルス市警が逮捕したのは20歳のDakkari Dijon McAnuff。逮捕後の調査で、このライフルが本物ではなく空気銃だったと判明したそうですが。

via LAPD: Man who threatened to shoot someone for 100 retweets arrested – latimes.com

3Dプリンター銃 – 家で成型したAR-15ライフルで実際に弾を撃った男

3Dプリンターを使ってライフルの本体を成型し、実際に200発の銃弾を撃った、という個人のレポートがあるフォーラムに上がっています
3dprintedar15
実際に3Dプリンターで作られたのは、lower(台座)の部分のようですね。
3dprintedar15lower
ABS樹脂でプリンターから打ち出された台座は、オリジナルのメタル製の設計図から、プラスチック&3Dプリンターで作る場合の理に適うように変更が加えられて作られたそうです。
ライフルのlower部分は、それだけでも銃器と認識され、アメリカでも売ったり配ったりすれば違法だそうですが、作るだけなら法には触れないということ。
今回の銃はStratasys社の古い3Dプリンターで作ったそうで、3Dプリンター側の技術の進化で実現した、というわけではなさそうです。どちらかというと、道具はずっとあったけれど誰もやってみた人がいなかった、ということになるのでしょうか。
パソコンから好きな形の物体を成型できる3Dプリンター、価格も下がってきて工作好きな人なら家庭にも導入という人も増えていると思います。銃弾やネジ等は3Dプリンターじゃ作れないだろうと思いますが、それらのパーツだけ持っていれば、あとは3Dプリンターで大きな部品を作り、製造番号も入手経路も不明な銃が突然どこかの家に現れる、という時代も近いのかもしれないですね。そうなったら取り締まる方もたいへんそうです。
via First working 3D-printed firearm built