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CG無しでの「バーガー落ち」の撮影が成功

「ハンバーガー落ち(Burger Drop)」という言葉があるんですね。ハンバーガーのバンズや具が空中を跳ね、おいしそうなハンバーガーが出来上がるという動きを指す言葉のようで、多くのハンバーガーチェーンのCMでこのような絵面の表現が使われてきたということ。そう言われればそんなCM、確かに見たことがあります。

落ちていく具がそんなうまくハンバーガーの形になるはずもなく、この手の映像は通常ならCGを駆使して作られるもののようです。しかし、テクノロジーを活用してCG編集無しでのハンバーガー落ち撮影を実現したのが、マイアミのキューバ系写真家のスティーブ・ジラルトさん(Steve Giralt)

彼がハンバーガー落ちを撮影するためだけに構築したシステムは、

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ケチャップとマスタードを空中で美しく衝突させるための、3Dプリンタで作った発射機。

burger-drop-hanging-ingredients

バンズと具は、専用の仕掛けで重ねる順番に吊るされます。この仕掛けが横に跳ねて開き、食材を載せている紐が一瞬で横に抜き取られ、落下します。

burger-drop-robot

カメラマンは産業用のアームロボット。高速で何度でも同じ動きをできるロボットが、ジャンプする食材が一番美しくフレームに入るように動くようにプログラムされています。

burger-drop-arduino-controller

そしてそれらすべてをミリ秒レベルで制御するのが、Arduinoで作られたこのコントローラーユニット。

完成したハンバーガー落ちの動画と、そのメイキングはこちら。

仕事の合間を縫って撮影に一か月掛かったということです。CM撮影の業界については良くわかりませんが、動画のコメント欄ではさっそく「仕事の話をしたい」とコメントする人もいて、技術力があってこういう撮影ができるカメラマンには需要があるのでしょうね。

via Bored Panda

ツイートすると山が喋ってくれる Mountains of Mouthness

スウェーデンのデザイナー Magnus Östergren さんが作った、2つの3D CGで描かれた山が世界中からのツイートを音声合成で話すというインタラクティブ実験が、The Mountains of Mouthness です。

ハッシュタグ #bad を含むツイッターのつぶやきを探してきて、それを仮想空間に描かれた、口のついた山が喋る、というサービス。スマートフォンやタブレットのブラウザで開くと、デバイスの向きにあわせて視点が動きます。ハコスコとかあると没入感も出るでしょう。

mountains-of-mouthness

ハッシュタグ #bad ではなく、 @MoMouthness へのリプライやハッシュタグ #mouthness で直接確実に(とは言っても今のように混んでると全部拾ってるのかわかりませんが)喋らせることができます。

現在、ハッシュタグ #mouthness で検索するといろんなユーザーのツイートが大量に流れているのがわかります

twitter-search-mouthness

こちらはデモ動画。

ユーザーが指定した個別の情報から、CGと音声合成でこういったアニメーションをリアルタイムで作ってみせる、というコンテンツは、これから増えて行きそうですね。

via Potemkin via The Daily What

遠近法を無視した操作で解いていく、ファースト・パーソン・パズルゲームのデモ

ファースト・パーソン・パズル

自分の目線から見たようなリアルな3次元世界をCGで再現し、その中で戦闘するゲーム「ファースト・パーソン・シューティング(FPS, 一人称視点)」は、特に海外で人気のジャンルです。

計算機科学の名門として知られるカーネギーメロン大学の、エンターテインメント・テクノロジー・センターの学生たちのグループPillow Castle Games が開発したのは、一人称視点ではありますがシューティング(銃撃)ではなくパズル、「ファースト・パーソン・パズル」

Forced Perspective

このゲームの特徴は、”Forced Perspective”(強制された視点)にあるそうです。”Forced Perspective”は、実際には遠くにある大きなものを、近くにある小さなもののように見せたり、あるいはその逆で、近くにある小さなものを、遠くにある大きなもののように見せたりする光学的なトリックのことです。

“Forced Perspective”で画像検索するといろいろな人が巨人になったり遠くの大きな建物や車を手のひらに載せたりという写真が出てきますね。

forced-perspective-on-google-image-search

日本でも昨年、漫画「進撃の巨人」を再現する同様の遊びがネットで流行しました。

ゲームの内容は、CGで書かれた家の中を歩いたりジャンプしたりして、出口を探して脱出するというものですが、この世界には現実世界にはない法則があります。”Forced Perspective”なトリックが、トリックではなく実際に機能してしまうのです。

画面内のオブジェクトは自分の視点で見たサイズで掴み、近くや遠くに移動させることができるのです。といっても説明ではよくわからないと思うので、デモ動画がこちら。

まずオブジェクトの操作。遠くにあるエッフェル塔やピサの斜塔、自由の女神やピラミッドは、掴んで引き寄せればチェスの盤に乗ってしまい、チェスの駒と並んでしまいます。

pillow-castle-chess

ジャンプで登れないような高い所には、机の上にある小さなオブジェクトを大きくして踏み台を作ります。

壁に掛かるモナリザを大きな橋にしたり、近くの積み木で谷を埋めたり、遠くに見えるあんなものまで。窓やドアの遠近を狂わせることで、通れないところを通ったり、自分自身のサイズを変えたりもできます。

3DCGといえば、見栄えや物理法則など、現実世界をいかに再現するかがずっと競われ、進化していますが、現実には起こりえない法則を持ち込むというのも面白いですね。

まだコンセプトを証明する段階ということで、ゲーム自体の作りはそれほどでもないのですが、リリースが期待されます。

via Viral Video: Carnegie Mellon Students’ Game Demo Blows Internet’s Collective Mind | Re/code

3DCGアニメーション制作の秘密を教えるビデオ

3Dモデルを使ったCGアニメーション制作のツール活用を解説するチュートリアル動画のように見えて、ネタ動画です。

こんな風に指示して3Dアニメーションが作れるなら、誰もがやってみたいと思うでしょうけどね。

via Tumblr

ストリートファイターIIをテーマにしたファン作成の3Dアニメーション彫刻

Street Fighter Motion Sculpture は、Cinema 4DVrayという3DCG制作ツールの使い方を取得する目的でDant Headmanさんが制作した、ビデオゲームストリートファイターをテーマにしたアニメーション動画です。

guile ガイル サマーソルトキック

サマーソルトキック

ken ケン 竜巻旋風脚

ゲームをやったことがある人なら、色や動きだけでわかるのですが、キャラクターはたいへん抽象化されています。

blanka ブランカ 電撃

chun-li チュンリー スピニングバードキック

動きの残像がずっと残り続けていることと相まって、あまり見たことがない効果を生んでいます。

コメント欄では、これはぜひ3Dプリンターで印刷して飾るべきだ、という意見も。たしかに面白いかもしれません。

via Street Fighter Motion Sculptures – Virtual sculptures | Ufunk.net