「Github」タグアーカイブ

一番セキュアなプログラムは、書かないことだ

書かなければバグも出ない、は真理で、コードの量で生産性を測ることが間違ってることの何よりの証拠ですね。GitHub で公開されて大人気となっている nocodeは、そんな最高の手段を表現したソフトウェアです。

当初公開されたファイルは、以下の3つ

  • README.md
  • LICENSE (Apacheライセンス)
  • CONTRIBUTING.md (コードを含まない限り、あらゆる変更を歓迎)

ソースコードはありませんね。

その後、README にあった使い方

echo "" > /dev/null

は「Windows対応」で削除されたようです。また、Docker 対応で

"FROM scratch"

だけの Dockerfile が追加されましたが、「Docker の脆弱性の可能性を考えるとこれは追加すべきではない」という意見も出ています。

Issues がすごい

Issues に、現時点で300を超える要望が上がっています。プロジェクトへの期待の多さを感じますね。

一番人気はこれ。タイトルは「」。コメントも「」が多いです。議論が空白なことがセキュリティにつながるかわかりませんが。

他にも、「#2 PCの電源を入れないといけない (Kindle や ニンテンドーSwitch など既に多彩なプラットフォームに対応しているのでは)」「#137 MITライセンスにするべきでは? (から各種ライセンスの提案)」「#179 nocode はテストするのが非常に困難では」「#195 何もしてないのに動きません! (他にも、Ubuntuで動かない、Commodore64で動かない、IEで動かないなどのissuesも)」「#8 .gitignore でコードが混入しないようにすべき (指定は **/**)」「#80 ドキュメントが必要では? それも多言語で (トルコ語「」とブルガリア語「」が既に提案されています。日本語で書くなら「」といったあたりでしょうか)」といった多くの Issues が上がってきており、活発な議論が繰り広げられています。

via Hacker News

Code or Else – GitHubでの活動をサボるたびに$1を払わないといけないサービス

code-or-else

Code Or Elseは、GitHubへコードをプッシュしなかった日があれば、その日数分のお金が差し引かれてしまう、という恐ろしい新サービスです。

「サイドプロジェクトを続けるのはたいへん」「プロジェクトに継続的に関われるようになります」「次のフェイスブックを作ろうと思って空き時間に頑張ってるあなた、気が散って続けられないことってあるよね」と語りかけるこのサイト、自分のGitHubアカウントと連携させることで、GitHub上での活動がなかったら自分への罰としてお金を引き落としてくれるということです。

金額は、最低一日1ドル(111円)から、好きな額を設定することができます。

FAQの、「で、その引かれたお金はどこへ行くの? まさか君が受け取るだけ?」という質問には、「まあぶっちゃけそう。でも、活動がずっと続いている有料ユーザーには、無料のTシャツとかやる気が続くものを上げるとか考えてるよ」だそうです。

「最低限の運営費を取って残りは寄付してほしい」といった要望も出ているようですが、寄付されて役に立つと思うとサボってしまう人もいるかもしれないですね。

サービスに申込すると、クレジットカードの入力画面に。カードでの支払いは Stripe を作って組まれているそうです。

codeorelse-payment

先着100名が登録可能という事。このサイトと運営者を信用するなら、そしてお金が無くなるのがすごくつらくて頑張れるというタイプの人なら、こういう方法でやる気を出し続ける手もあるのかもしれません。

僕? 僕はご免ですけどね

via Hacker News
(image credit: fdizile/gitcontribs)

お題どおりの表情を作ると止まるアラームアプリ Mimicker Alarm

双子かどうかを判定するサービスTwins or Notなど、顔写真の認証技術を使った実験サービスをいろいろ出しているマイクロソフトが、止め方に特徴のある新たなアラームアプリ Mimicker Alarm をリリースしました。

Mimic(モノマネする)の名前が示すとおり、このAndroid用アラームアプリでは、アラーム音を止めるために、カメラに向けてアプリに指示された表情を作る必要があります。

「驚いた顔をして」「ハッピーな顔をして」などという指示を見て、30秒以内にアプリが判定する驚いた顔を撮らないと、アラームが後でまた鳴るようになっています。

mimicker-alarm-surprized-face

マイクロソフトの Oxfordプロジェクトの一つ、表情を判定する Emotion API のデモとしての役割を持つこのアプリ、太っ腹なことにソースコードがGitHubで公開されています。

表情の変化を使って何かをするアイデアがあれば、このコードをベースに自分のアプリを作ることもできるというわけですね。

via The Verge

joblint – 英語の求人表現をチェックしてくれるツール

joblint は、求人募集の文面に問題がないかを確認するためのプログラムです。

英語の人材募集の文面を書いた後でこのツールにかけると、以下のような「間違い」を検出し、指摘してくれます。

joblint-sample

上のサンプルのように、検出された様々な問題点は、4つのカテゴリー「文化的な問題」「現実性の問題」「採用者の問題」「技術的な問題」に分類され、点数づけられます。

チェック項目

joblintのソースを読んで、どんな内容がチェックされているのかを見てみました。引用は、その項目が検出された際にツールが表示するメッセージを訳したものです。

見せ掛けの利益

“beer(ビール)”, “ピザ”, “foosball(サッカーゲーム台)”, “卓球台”, “プレイステーション”, “Xbox”など

「ビールの詰まった冷蔵庫やビリヤード台は、それ自体は問題ではありません。しかし、求人票にそれらが載っていることは、多くの場合その会社で働くことの真の利益が少ないことをゴマかす手段になっています」

「ブラザー」文化

“bro”, “dude”, “skillz” のような、ターゲットを狭める単語の利用

下品な言葉

“bloody”, “bugger”, “fuck”, “shit”など

「職場でこれらの言葉を使うのはありかもしれませんが、求人票に書くのはプロフェッショナルではないですね」

バブリーな職種

“guru(導師)”, “ninja(忍者)”, “superstar(スーパースター)” といった職種・肩書きの募集

「技術者を忍者その他になぞらえることは、尊敬やプロフェッショナリズムの欠如を示しています」

あっちの人たちは忍者好きですねえ。

ビジョナリー

“blue sky(青空)”, “enlightening(啓蒙的な)”, “greenfield(緑の野原=未開発の場所)”, “paradigm(パラダイム)”, “productize(プロダクト化)”, “synergy(シナジー)”, “visionary(ビジョナリー)”

「(社長や株主といった)非技術者がこの求人票を書いていることを示しています。地に着いた、普通の英語で説明しましょう。」

競争的な環境

“competitive(競争的な)”, “cutting edge(最先端)”, “fail(失敗)”, “the best(ベスト)”, “win(勝利)”

「競争は健康的ではありますが、過度に競争的な環境は、多くの人にとって重圧となります。仕事外のもっと大切な人たち-家族とか-を排除することにもなりかねません」

過度な期待

“hit the ground running(すぐに取り組む)”, “juggle(ジャグリングをする=訳注:いくつもの仕事を器用にこなす)”, “tight deadline(厳しい締め切り)”

「これらの単語が指すのは、この募集文を書いている人が、新しく参加した人は職場に慣れるまでに時間と努力が必要だということをわかっていないということです」

性別の記述

“boy(男の子)”, “chick(かわいこちゃん)”, “dude(野郎)”, “gentleman(紳士)”, “girl(女の子)”, “sister(姉妹)”, “woman(女性)”などいろいろ

「求人票に性別を指す単語を入れることは、応募者の数を減らしてしまうだけでなく、多くの場合差別にあたり、法的な問題を引き起こす可能性があります」

男性/女性代名詞

“she”, “her”か”he”, “his”, “him”の一方が偏って出ている

「男性代名詞ばかり、あるいは女性代名詞ばかり出てきているとしたら、書き手は特定の性を差別しています。”they”, “them”を使うなど見直しましょう」

ヒゲ

“beared(ヒゲ面の)”, “grizzled(白髪まじりの)”

男性エンジニアのみ募集しているということになります

白髪は必ずしも言えないんじゃ。

セクシャルな単語

“sexy(セクシーな)”, “hawt(魅力的な)”, “phat(いかした)”

募集要項を書いてる人が、良いコードとは何かを定義できなかったり、何を書いてるのかわからないときに、こういった単語は頻出します。馴れ馴れしさをも表すでしょう。

レガシーな技術

“cobol”, “cvs/rcs”, “frontpage”, “visual basic 6”, “vbscript”

「レガシーな技術の表記は興味を持つ人を激減させます。たまに本当にそれらの技術が必要な時もあるでしょうが、非常に古い技術を求人票に載せることは、会社として先に進む気がないとか、社員のキャリア開発に投資する気が無いとも取られます」

開発環境

“eclipse”, “emacs”, “vim”, “dreamweaver”, “netbeans”, “sublime text”, “visual studio”など

「特定の開発環境でなければ作れないものを作っているのでない限り、開発者が何を使ってコードを書くかは問題ではありません。開発者は一番慣れているツールでこそ実力を発揮するのです。」

略語の展開

“カスケーディングスタイルシート”, “ハイパーテキストマークアップランゲージ”

「技術者はそれらの略語をよく知っています。展開して書くと、あなたが技術に明るくないことがばれてしまいます。」

JavaScript

「JavaScript は一つの単語です。javascriptsでもないしjava scriptでもありません」

Ruby On Rail

「Ruby On Railsは複数形です。レールは複数はあるんです」

オープンソースで提供

ちなみに、このツールは node.js で書かれてオープンソースとしてGitHubで提供されています

…という提供の方法が、もうかなり一般向けではないですね。求人側の人事部が自分たちの募集を確認するというよりも、その求人に応募する方のエンジニアに対するアドバイス的なツールだと考えているのかもしれません。

アメリカ的な採用のべき・べからずの参考に

日本とアメリカでは求人票に書いて良いこと・悪いことのルールがまったく異なります。年齢差別・人種差別・性差別などいろいろな差別に関して、日本の方が規制が少なかったり、たとえルールがあるものに関しても運用がザルだったりしする印象があります。

そんな日本の企業や人事担当者が日本と同じノリで募集文面を書き、単純に翻訳させてアメリカで募集を掛けたら、問題となったり、そこまでいかなくても見た人が不快に感じて募集が来なかったり、ということは実際に起こっていても不思議はありません。

ジョークツールとして作られている部分もあるとは思いますが、こういった単純なツールですら機械的に問題点がいろいろ指摘されるようであれば、単に英語ができる人、あるいは自称英語ができる人に任せるのはやめて、現地での求人のやり方を知っている人に依頼するようにすべきかもしれないですね。

via Hacker News

GitHubの新執務室はホワイトハウス風

GitHubが執務室(社長室?)を改装したようでの新オフィスの執務室(社長室?)だそうです。[改装じゃなくてオフィスごと引っ越したとのこと]

Yeah, can't get over this. GitHub Oval Office

A photo posted by Rob Sanheim (@rsanheim) on

床には双頭の鷲ではなくOctocatの紋章。

Yep.

A photo posted by Danny Greg (@dannygreg) on

“United Meritocracy of GitHub”は、日本語にするなら「ギットハブ実力主義連合国」といったところでしょうか。

オリジナル、元ネタはこちら。アメリカ大統領の執務室 Oval Office 。ホワイトハウスの中にあります。

oval-office-clinton

部屋の形が楕円形(oval)なのでOval Officeという名前なんですね。

GitHubで家を管理

ソースコード管理サービス/コミュニティのGithub上で、プログラムではなく自宅の修繕やリノベーションを管理している人がいました。

Issue tracker for my house

私の家の課題管理

My house has no source code, so I only use the issue tracker.

私の家にはソースコードはないので、課題管理だけを使うことにします。

README.me

一年ぐらい前から、「ドアにインターフォンをつける」「クリスマスツリーが無い」「玄関のドアがちょっと閉まりにくい」などといったちょっとした家の中の問題を、家族(たぶん)でチケットを切り、議論して解決してきている様子を確認することができます。

house-on-guthub

他で取り上げられたために、無関係な他のGithubユーザーがやってきているようで、「サルの守衛が必要」「サルの守衛が家に入れてくれない」「プールを掘ろう」このあたりはすぐにcloseされています。

まったくの他人、たとえば、僕とか、からのバグ報告は受け付けないようにしたほうがいいんじゃないか?」というissueに対しては、「家に来たお客が問題点を報告してくれたこともあるんで、歓迎だよ。Won’t Fixにしておくね」という回答が。なかなか興味深いです。

Githubの中の人(らしい。確認してません)は、「これが悪用だとは思ってないよ。こういう面白い使い方は好きだね。どんどん続けて。家が良くなるといいね」とHackerNews上でコメントしています。

実際にGithubがこんなプロジェクトばかりになることは無いでしょうが、Guthubでの課題管理に慣れ親しんでる家族やサークルの人は、GithubでToDo管理してみるのも面白いかもしれませんね。

# 全員がGithubを使いこなせるわけではない家族なら、代わりにサイボウズLiveでToDo管理をするという手もありますね

via Using Github issues to track house repairs | Hacker News