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カーディーラーで、顧客が「あなたはロボットではないですね?」と訊かれる事案発生 アメリカ・フロリダ州

フロリダの西パームビーチのカーディーラーで、Fiat の新車を買うことにしたマルシ・ロビンさん(Marci Robin)が、膨大な購入資料をサインするなかで「あなたはロボットではないですね?」という「紙」に「ペン」でサインさせられるという事件が発生したそうです。

ディーラーの担当者は対面で次々と必要書類を出してきて、「この書類はナントカのため」と短い説明をする中で、この reCAPTCHA をプリントアウトしたような(というかそのものですね画像からすると)紙も出し、「これはあなたがロボットでないことをはっきりさせるためのものです」と説明したということ。「まじで?」「ええまあ」という短いやりとりの後、それに従ってチェックを入れて返したということですが。

フロリダの方では精巧な人型ロボットが車を買いに来たりして問題になってるのかというと、まだそういう事ではなさそうですね。

ニュースを報じたJalopnikはディーラーの方にも取材しており、このディーラーではすべてのお客に対していつもこれを行っているということ。オンラインシステムに担当者が入力をしながら手続きを進めているのですが、その際に画面に reCAPTCHA が出てくるので、これも印刷し、顧客にチェックしてもらっているそうです。

取材に応じた担当者は、「(個人的には)もしロボットがソーシャル・セキュリティー・ナンバー(マイナンバーみたいなもの)と身分証明書を持ってきたなら売っちゃいますね」とも答えたということ。reCAPTCHA のプリントアウトにチェックさせる現在の手順に関しても、「(Amazon)アレクサとか、電話できて必要事項を話せる女の子もいるでしょ。今後どうなるかなんてわかりませんから」と弁護したそうです。

via Jalopnik

CRAPCHA – マイナーな字やwebフォントを使った、まず解けないCAPTCHAサービス

二つの単語を読ませてユーザーが人間か、それともプログラムによるbotかを判定するreCAPTCHAを紹介したのは2007年のことで、当ブログではいまだに検索で見に来る人が多い人気の解説記事です。

webサービスで登録するときやコメントを書き込む際に現れるこれらのCAPTCHA(キャプチャ)は、”Completely Automated Public Turing test to tell Computers and Humans Apart”(コンピューターと人間を見分けるための完全に自動化された公開チューリングテスト)の頭文字を取ったもので、これが人間にだけ解けるからこそ、ユーザー書き込み型のwebサービスやブログのコメント欄が、プログラムによる宣伝などのスパムだらけにならないようになっているわけですね。

# サービスやブログによっては、すでにコメント欄がスパムだらけ、というところも多数ありますが

今回登場したCRAPCHA(クラプチャ)は、Crap(糞)という名前が示すように、まったく実用性がないCAPTCHAを提供するというreCAPTCHAのパロディサービスです。

ごらんのとおり、文字を入れる枠はあるのですが、表示された文字が謎の文字ばかりで、とても正しい文字を入力できる気がしません。

これらの文字は、Unicodeからおかしな文字を集めてきたり、webフォントで定義した独自のアイコンフォントなどを表示しています。前者はともかくとして、後者はフォントの形が独自なのですから、解きようがないですね。

CRAPCHAの目的はただ一つで、スパマーを退散させるのではなく、解けない問題でユーザーを困らせるために作られました。

ゲストが来るはずもないような隠しページ等に誰かが紛れ込んできた時のために、そのページにこのCRAPCHAを設置しておけば、そのユーザーは何度か試したあとに、諦めてページを去ることでしょう。

via Waxy.org