「Tシャツ」タグアーカイブ

Iconspeak World – 世界旅行者のためのWebアイコンTシャツ

Iconspeak World は、言葉もジェスチャーも通じない海外旅行でサバイバルする助けになるようにデザインされた服のシリーズです。

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たとえばこのTシャツ。旅行先で必要になりそうな場所や物事が、モダンなwebアイコンの形で表一面に印刷されています。

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自分のTシャツのアイコンを指させば、言葉がわからなくても「ホテルどこ?」と訊ねることができる、というわけです。

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「オートバイ」 +「工具」の二つのアイコンで「バイク修理」

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「山」+「カメラ」+「ビル」では「街の写真が取れる高いところ」

など、サイトでは利用例がたくさん紹介されています。

Tシャツ以外にも、長袖やタンクトップ、トートバッグ版などあるので、気温や状況に併せて使い分けられるでしょう。

webの広がりによって、良く使われるwebアイコンの認知度は国境を超え、英語や中国語よりもずっとグローバルになっているのかもしれません。

ガイドブックやスマートフォンを活用することで、現地語がまったくわからなくてもかなりどこにでもいける時代にはなっているでしょうけど、それでも盗難とか電池切れとか、困ることもあるかもしれません。

服として身に着けていれば、最後のコミュニケーション手段として使えることもあるのかもしれないですね。

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この「成功例」はちょっと微妙なんじゃないか、とも思いますが。

via Bored Panda

バーチャル内臓見せTシャツ&アプリ The Virtuali-Tee

Curiscope が開発した Virtuali-Tee (virtuality = virtual reality = 仮想現実、と Tee = T-shirts = Tシャツ)は、独特の模様が描かれたTシャツと、その模様をとある物に置き換えて見せる無料スマートフォンアプリのセットです。

置き換えるのは、Tシャツの下、の皮膚のさらに下、にある人間の内部。

VirtualiTee_Hero

もちろん、本物を透視しているわけではなく、Tシャツの位置にあわせて、用意してある内臓の映像を被せています。

Virtuali-Tee

このどうみてもグロいアプリの目的なんですが、教育用ということですね。子供が使うことで、人間の内部構造なんかをリアルに学ぶことができる、と。

VirtualiTee_Kids

理科室の人体模型よりは勉強になるかもしれません。トラウマにならなければ…

プロジェクトは Kickstarter での寄付を呼び掛けています。ビジネスとしては、Tシャツを有料で販売し、アプリは無料で配布するという形式。Tシャツが1枚貰えるパッケージは18英ポンドから。

via Architechnologist

Tシャツでテトリス

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生きたカエルは飼えなくても、テトリスぐらいなら

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via Surely The Most Awkward Way To Play Tetris

あなたもなれる。シリコンバレー・エンジニアのファッション

ReadWriteのステファニー・チャンさんが作成した、典型的なシリコンバレーのスタートアップ・エンジニアのイメージがこちら。

(from ReadWrite)
(from ReadWrite)

髪型: 起きた時のまんま

メガネ: メガネならウォービーパーカー、サングラスならレイバン

ヒゲ: いろいろな長さの無精髭。完全なヒゲがうらやましい

パーカー: 自分の働いている会社のロゴ入り。微妙に「私は重要人物です」と主張

Tシャツ: 自分のところのAPIを使ってる他のスタートアップのロゴ入りTシャツ。木曜日はボタンアップのシャツにしてもよい

メッセンジャーバッグ: 実用的でスマート。社内での夕方飲み会で取り違えられないようにラベルをつけてある。(スイスアーミーバックパックの場合も同様)

ウェアラブルデバイス: PebbleFitBitをつけて、ミッションからソーマへの通勤を記録

ジーンズ: 濃い色のウォッシュジーンズ。土もついてないしアウトドアで使った痕跡は無し

スニーカー: 金銭的に成功していることと、でも地に足がついていることの両方を広く知らせるようなタイプのスニーカー

ピストバイク: エンジニアにギアは要らない

僕も無精ヒゲと、貰い物のロゴ入りTシャツを良く着ている点はいっしょですが…

これらの格好を意識して揃えれば、東京に居てもシリコンバレーの技術屋に見えるかもしれませんね。

「服装や外見にこだわらないのが真のギーク」みたいな意識や、東海岸のスーツ族・ロサンゼルスの映像業界人への対抗心が作り上げたローカルなファッション文化なのかもしれません。

「ファッションにこだわらない」ことで結果的にみんなが似たようなファッションに収束していたり、さらには「本物っぽくなりたい」と自分の好みとは違ってもこういった服装に合わせている人もいるかもしれないと思うと、ちょっと面白いですね。

via @gohsuket

HadoopサミットでとあるノベルティTシャツのデザインが問題に

海外のテック系イベントやカンファレンスでのセクハラ問題というのは、似たような話繰り返し出てきますね。

# 誰も何も気付かないとか、気付いていても無視するとかに比べれば、セクハラの指摘が起こるだけまだましなのかもしれませんが。

昨日今日とサンノゼで開催中のHadoopサミットでHadoopコンサルティングのWANdisco社がノベルティとして配ったTシャツ

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「こいつはダウンしたことがない」
「あなたのHadoopを常に立ち上がりっぱなしに」

が問題視され、CEOはツイッターでこのTシャツの配布中止を報告しました。

Hadoopコミュニティでは、以前にDatameer社もやらかしていたようで。

「私のHadoopは君らのよりも大きいよ」

マスコットの象が、彼らを小学生男子みたいな発想に走らせてしまうのでしょうか。(PHPも象ですが)

なお、主催のHadoop Summitは、

「カンファレンスの公式Tシャツではないし、支持もしていません」とツイッターで表明しています。出展企業の配布物のデザインまで責任を持てるものかどうかとは思いますが。

via How To Tech Sexually Harass in One Easy Step

冷静に、彼女を殴りつづけよ – 有名フレーズを乱数でパロディ化したTシャツを販売していた企業が、とんでもないフレーズの自動生成で大炎上

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ソリッド・ゴールド・ボム社がイギリスのアマゾンで売っていたTシャツのメッセージがソーシャルメディア上の大バッシングを受け、英アマゾンからこの会社の全Tシャツが撤去される騒ぎに発展しています

オリジナルは第二次大戦中のポスター

元ネタはKeep Calm and Carry Onという王冠と文字を組み合わせたシンプルなポスターで、

オリジナル Keep Calm and Carry On

ウィキペディアによると、これは第二次世界大戦でイギリスが国民に対して「冷静に、戦い続けよ」と呼びかけた戦意高揚の文句でしたが、戦時中に有名になったわけではなく、2000年に再発見されてから有名になり、インターネットや多数のグッズによって広まった、古くて新しい標語ということです。

短いメッセージであることや構成も単純なことから、これまでにも多数のパロディが作られているようです。

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2009年にはニューヨークタイムズが、Keep Calmミームの近年の流行や、大戦当時の状況、これらパロディポスター・グッズの大流行について解説していました。

炎上の経緯

ツイッターユーザー @LizJ73 が「発見」し、間違ったサイトを告発する @nomorepage3 にタレコミした3月2日のツイートが今回の炎上の発端のようですが、

Amazon UK上で販売されていた、”Keep Calm and Rape a Lot” (冷静に、彼女をレイプし続けよ)というパロディTシャツに始まり、以下のような様々な問題のあるパロディTシャツが見つかり、

  • “Keep Calm and Hit Her” (冷静に、彼女を殴りつづけよ)
  • “Keep Calm and Choke Her” (冷静に、彼女の首を絞め続けよ)
  • “Keep Calm and Knife Her” (冷静に、彼女をナイフで刺し続けよ)
  • “Keep Calm and Grope a Lot” (冷静に、彼女を痴漢し続けよ)
  • “Keep Calm and Rape a Lot” (冷静に、彼女をレイプし続けよ)

ツイッターを中心に「こんなものを売ってていいのか」「Amazonは何をやってる」「販売元は売るのを止めろ」といった苦情が、販売元やアマゾンUKに大量に届けられました。

なぜこんなTシャツが作られたか?

ソリッド・ゴールド・ボム社は謝罪声明をサイトに掲載し、同社およびアマゾンからは、問題の無さそうなものも含めて全てのTシャツが撤去されています。

Facebookページには以下のような謝罪が。

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謝罪までこの形式とは。

謝罪文に書かれたことがどこまで本当かはわかりませんが、同社の説明によれば、すべては「コンピューターのミス」によって引き起こされたものなんだとか。

一年前に作成されたこのパロディTシャツシリーズは、クラウドコンピューター上で動詞と”Him”, “Her”, “On”, “Off”, “a Lot”などターゲットを表す単語の組み合わせを20.2万種類生成し、デザイン的に”Keep Calm”部分とバランスが取れたり、ポスターに収まる長さのものを、そこから1100種類、最終的には700種類ちょっとに絞り込んで作成し、そのまま販売していたそうです。(報道で出ている8,425種類というのは、サイズや色のバリエーションを全部含めたもののようです)

つまり、一つ一つのフレーズが、侮辱的だったりしないかだけではなく、英語として正しいか、意味がつながるかといったこともまったく人手で確認することなく、作ったものを全部売りに出した、ということですね。炎上を伝えるメディアの中には、実際に意味が通らない文言のTシャツを同シリーズから見つけたとしているところもありました。

ウェブが実現した商法と今後の予測

この手のTシャツ販売商法は、マグカップやポスターなどについても同じことが言えますが、インターネット以前の時代なら有り得なかった方法を取っているところも多いのでしょうね。昔なら、デザインを決めて数百着のTシャツを工場に発注して作り、それを一定数売るまで利益は出ないどころか、変なものを作って売れ残ったら赤字だけが残ったでしょう。

今は、どんなものが出来るのかという製品の見栄えはコンピューターで自動生成され、世の中に実際にそのTシャツが存在しなくても注文を取ることができます。注文が入ってきたら初めて、そのTシャツを生産して発送すればよい。画面上のデザインを仕入れた無地のTシャツに載せるのも、工場じゃなくて自宅や小オフィスのプリンターがあればできてしまいます。

AmazonやeBayなどで出品するにしても、無店舗でTシャツ本体もまだ無いのですから、在庫の心配をする必要がありません。売れた時に払う手数料しか掛からないので、1種類売るのも700種類売るのも、出品部分をプログラム化してしまえば手間は変わりません。

デザイナーやプランナーが「こういう文句だったら大量に売れるはず」と予想してそれに賭けるのではなく、大量のバリエーションを自動生成してカタログに載せておけば、そのうちのどれかが誰かの気に入るだろう、それが話題を呼んで突然大量に売れることもあるかもしれない、ということなんだろうと思います。

今回の”Keep Calm”シリーズは、オリジナルの製作が第二次世界大戦中で、イギリスという国が作ったもので、文言や王冠マーク、デザインのすべてはパブリックドメインということになるそうです。つまり、このパロディをいくら作っても、著作権料を要求されたりすることは無いわけで、元手が掛からないところからランダムに生成したものをいくら出しても、損をするところが無い、というわけですね。

コンピューターの自動生成をあまりにチェックしないために大炎上という落とし穴にはまった同社ですが(すべてコンピューターのせい、という同社の言い分が正しかったとしてですが)、たぶん、Keep Calmグッズを作って売っていた似たような会社は多数あるでしょうし、この他のインターネット・ミームについても同様の商売をしている会社は世界中にあると思われます。

この炎上事件で気づかされたのは、世の中にこういったランダムに生成されたコンテンツが増えていて、それに気を引かれて対価を払ったりする人も増えているのだろうということです。Tシャツもそうですが、ネット上の文章や写真、動画などについても、プログラム的に、あるいはプログラムの支援を得て大量に作ってばらまき、当たりを待つ、あるいは薄く広く当たればリターンが得られる、といった態度のものが、ますます増えていくのかもしれないな、ということです。

via Miss Representation » Blog Archive » Amazon UK Selling “Keep Calm and Rape A Lot” T-shirts, BBC News – Amazon row over 'rape' T-shirt

[更新 2013-06-26]

CNNが、この業者の廃業を伝えています。CNN.co.jp : 「レイプ」Tシャツの販売元が廃業 ミスが命取りに