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Whatsappメッセンジャーでサーバー管理

Karim Jedda さんがブログで公開したWhatsappでサーバー制御(Control your server using Whatsapp)。Facebook に買収された世界一ユーザーの多いメッセンジャーアプリ(日本でいうLINEみたいなもの) Whatsapp を使って、サーバーにコマンドを送り、結果を受け取れるようにしたそうです。

常時パソコンを持ち歩いているわけではないが、サーバに不具合が起こった時は対応しないといけない、そんな時にスマートフォンから対処できるよう、いつも使っている Whatsapp からサーバーにアクセスできるようにしたんだと。

whatsappcli-hello

サーバー側に持たせたアカウントに Whatsapp で hello と呼びかけると、使える機能を返しています。

whatsappcli-exec

用意された機能だけでなく任意のコマンドも実行できるので、やろうと思えば何でもできますね。

現在のところ認証機能やその他のセキュリティ関連機能は一切無し。

コメント欄の「iPhone や Android にもSSHクライアントアプリあるよ。それ使えば?」というツッコミが全てを表していますが… たぶん「やってみたかった」んでしょうね。

このツール whatsappcli はオープンソースで公開されています。

なお、Whatsapp を bot 等で使う件については、アクセス用のライブラリを公開した人が警告を受けて取り下げたりしているようで、利用規約違反です。

Whatsapp サービスを通るメッセージの秘匿性の問題もあります。コメント欄でも出ているように、Telegram など API も公開されていて(自称ですが)よりセキュアなサービスを使った方が良さそうですけどね。

via Hacker News

WhatsAppの共同創業者、FacebookやTwitterへの転職に失敗していた

FacebookがメッセージアプリのWhatsAppを190億ドル(2兆900億円)の大金で買収することになりましたが、そのWhatsAppの創業前後に、創業者とFacebook社の別の弱いつながりがあったという話です。

WhatsAppの共同創業者であるブライアン・アクトン氏は、2009年の5月に、ツイッターへの転職を試みていたそうです。

ツイッターから拒絶された。まあそれはいい。長い通勤時間になりそうだったからね。

最後はちょっと「酸っぱいブドウ」入ってます。

同じく2009年の8月のツイート

Facebookに落とされた。素晴らしい人たちと繋がれる大きなチャンスだったのに。人生の次の冒険を探さなければ。

「次の冒険」が190億ドル(2兆900億円)の巨大サービスを生み出すことになるとは。

もう一人の創業者ジャン・コウム氏とYahooを退職したのが2007年、WhatsAppという名前を決めたのが2009年の2月。リリースしてみたWhatsAppが伸びなくて諦めようとしていたコウム氏を、自分もうまくいってないアクトン氏が激励するという状況だったそうです。

アクトン氏がYahooの元同僚たちから出資を得てWhatsAppに正式に合流したのが2009年の11月1日ということ。

TwitterかFacebookがアクトン氏を採用していたら、WhatsAppは共同創業者と最初の出資を失っていたかもしれないですね。そうなった場合にはたしてWhatsAppが今のような人気サービスになっていたかどうか。

かといってアクトン氏がFacebookに入っていたら、Facebookの中からWhatsAppのようなサービスが生まれていたというわけではないでしょう。

この逸話は、FacebookやTwitterのような勢いのある企業でも、できそうな人材を見極めるのがいかに難しいか、というのを示していますね。

WhatsAppに入り損ねた人の話

最近までFoursquareでエンジニアをしていたピート・ノフェルトさんは、昨年LinkedInで届いていたメッセージの話を披露しています。

whatsapp-recruit-ignored

WhatsAppの創業者であるジャン・コウム氏から、「やあ、Foursquareではどんな調子だい?」というメッセージを受け取っていたのですが、これを無視してしまっていたということ。「返事をするべきだったメッセージ」というフォルダに入れて保管することにしたそうです。巨額で買収されたとはいえ、WhatsAppはいまだ社員50人程度ということですし、返事をして転職でもしていれば、この人も買収の恩恵に預かれたかもしれませんね。

もっとも、ノフェルトさんはFoursquareでの仕事を楽しんだし、後悔はしていない、ということですが。

リアルタイムの記録が多数残る世界に

成長した企業の創業初期のエピソードは面白く、アップルやマイクロソフト、グーグルなどの初期の話もいろんなところで書かれていますが、それらは当時の初期メンバーや周辺の人の思い出を聞き取ってまとめる形で成立していることが多いかと思います。今回の買収では、ツイートやLinkedInなどのソーシャルメディアの当時のメッセージが、周辺や本人の手によって発掘されてサイドストーリーとなって報道にも出てきていますね。

via Facebook turned down WhatsApp co-founder Brian Acton for a job in 2009 – The Next Web, WhatsNotApp: When Ignoring LinkedIn Messages Is a Bad Idea | Re/code