セキュリティ&プログラミングキャンプ2010ですが、今年はセキュリティコースに「ソフトウェアセキュリティ組」「Webセキュリティ組」「ネットワークセキュリティ組」の3つの組が新設され、私も講師の一人として参加することになりました。
私はプログラミングコース「OS自作組」と、セキュリティコース「ソフトウェアセキュリティ組」両方をお手伝いをすることになっていて、OS自作組では「12ステップで作る組込みOS自作入門」の著者である坂井弘亮さんを新規講師として迎え、ソフトウェアセキュリティ組ではハッカーとして名高い愛甲健二さんがスペシャルゲストとして参加予定です。ワクワクしますね。
その他、ネットワークセキュリティ組ではネットエージェント社長の杉浦隆幸さん、Linuxカーネル組では富士通の武内覚さん、日立製作所の平松雅巳さんが新たに講師陣として参加されることとなり、参加者はどの組に行っても非常にエキサイティングな夏を過ごせるのではないかと思います。
■セキュリティ&プログラミングキャンプ2010 開催概要
4泊5日の合宿形式で行う、情報セキュリティおよびプログラミングの知識と技術を学ぶキャンプです。セキュリティコースとプログラミングコースがあり、ど
ちらかのコースに参加できます(両コースに応募・参加することは不可)。
キャンプにかかる費用(自宅と会場間の交通費(実費支給。ただし経路、利用路線については主催者側が指定させていただきます)、宿泊費、食事代(3食)、
講義代、テキスト代、機器/施設使用料など)はすべて主催者側で負担するので、参加者は無料で参加することができます。
募集期間:2010年6月18日(金)~2010年7月5日(月)17:00まで! →締め切り時間を過ぎました※
- 参加資格:日本国内に居住する、22歳以下の学生・生徒(2011年3月31日時点の年齢)
- 募集人数:60名程度(セキュリティコースとプログラミングコースの合計)
- 参加費用:無料(自宅と会場間の交通費、宿泊費、食事代、講義代、テキスト代、機器使用料を含む)
- 開催期間:2010年8月12日(木)~16日(月) 4泊5日
- 開催場所:調整中(首都圏での開催を予定)
- 主催:独立行政法人情報処理推進機構(IPA)
- 共催:経済産業省
- URL :http://www.ipa.go.jp/jinzai/renkei/spcamp2010/index.html
■セキュリティコース 講師(19名)
- 園田 道夫(主査)サイバー大学
- 愛甲 健二 ネットエージェント株式会社
- 伊原 秀明 株式会社Ji2
- 上野 宣 株式会社トライコーダ
- 岡田 良太郎 株式会社テックスタイル
- 川口 洋 株式会社ラック
- 国分 裕 三井物産セキュアディレクション株式会社
- 国分 芳枝 サイバー大学
- 杉浦 隆幸 ネットエージェント株式会社
- 竹迫 良範 サイボウズ・ラボ株式会社
- 田口 裕也 日本オラクル株式会社
- 根津 研介 NTTデータ先端技術株式会社
- はせがわようすけ ネットエージェント株式会社
- 濱本 常義 株式会社エネルギアコミュニケーションズ
- 宮本 久仁男 株式会社NTTデータ
- 村上 純一 株式会社フォティーンフォティ技術研究所
- 望月 岳 三井物産セキュアディレクション株式会社
- 吉田 英二 合同会社セキュリティ・プロフェッショナルズ・ネットワーク
- 渡辺 勝弘 独立行政法人理化学研究所
高度なIT人材を発掘と育成する場の一つとして、情報セキュリティを中心としたITについての意識が高く、将来的に優秀なIT人材として期待されるIT技術者候補に対して、情報セキュリティを中心としてIT化実現のための技術的な目標と高い技術習得への励み、および安全かつ信頼性の高いIT化の進展について正しい知識を与えることを目的とします。セキュリティコースでは、ソフトウェアに含まれる脆弱性を通してソフトウェア全般のセキュリティについて学ぶ組、Webアプリケーションの脆弱性の実例を元に実際に調査、解析を行うとともに、発見した脆弱性の適切な取り扱い方を学ぶ組、現在のコンピュータネットワークにおけるセキュリティや弱点について学ぶ組に分かれて学習します。組別受講終了後には、課題を解いて得点をグループごとに競い合う応用演習を行います。さらに、セキュリティ業界人、法曹関係者および学者などセキュリティに関する識者の講義や交流会、実際の業務の現場を学ぶ企業見学会を実施し、高度な知識と共に法遵守の精神の啓発を行い、セキュリティ業務の社会における位置付けを学びます。
▼ソフトウェアセキュリティ組
担当:村上講師(組頭)、愛甲講師、園田講師、竹迫講師
この組では、ソフトウェアに含まれる脆弱性を通して、ソフトウェア全般のセキュリティについて学びます。また、脆弱性を悪用した攻撃の原理、および防御・解析手法について学習し、自らでそれらの脆弱性を認識・発見できるレベルを目指します。
▼Webセキュリティ組
担当:岡田講師(組頭)、上野講師、国分講師、田口講師、はせがわ講師、望月講師
この組では、Webアプリケーションのセキュリティについて、脆弱性の実例を元に、脆弱性を実際に調査や解析すると共に、発見した脆弱性の適切な取り扱い方も学びます。これらを学習し、脆弱性を自ら発見できるレベルを目指します。
▼ネットワークセキュリティ組
担当:川口講師(組頭)、国分講師、濱本講師、宮本講師、吉田講師、渡辺講師
この組では、現在のコンピュータネットワークにおけるセキュリティや弱点などについて学びます。ネットワーク攻撃のメカニズムを理解し、実際のネットワークにおける攻撃の検知や、適切な防御策を講じられるレベルを目指します。
○応用演習(通称:CTF)
担当:根津講師(組頭)、上野講師、渡辺講師、伊原講師
グループごとに分かれ、ネットワーク、ソフトウェア、Webアプリケーションの他、フォレンジックスなどの分野から出題される謎を解明します。解いた謎のレベルに応じて得点が与えられ、得点をグループごとに競い合います。
■プログラミングコース 講師(18名)
- 吉岡 弘隆(主査)楽天株式会社
- 天野 仁史 サイボウズ・ラボ株式会社
- 稲葉 一浩 情報・システム研究機構 国立情報学研究所
- 亀澤 寛之 富士通株式会社
- 河合 英宏 株式会社日立製作所
- 川合 秀実 OSASK計画
- 小崎 資広 富士通株式会社
- 坂井 弘亮 富士通株式会社
- 笹田 耕一 東京大学
- 園田 裕貴 スケールアウト株式会社
- 武内 覚 富士通株式会社
- 竹迫 良範 サイボウズ・ラボ株式会社
- 西尾 泰和 サイボウズ・ラボ株式会社
- 平松 雅巳 株式会社日立製作所
- 三浦 広志 株式会社NTTデータ
- 宮本 久仁男 株式会社 NTTデータ
- 山幡 為佐久 VA Linux Systems Japan株式会社
- 吉藤 英明 慶應義塾大学
高度なIT人材を発掘と育成する場の一つとして、高度なソフトウェアを設計・開発できる『可能性』がある若い人材を早期に発掘し、その可能性を現実のものに近づけていくために、プログラミングの楽しさやソフトウェアを開発して広く活用してもらうことの喜びを理解すること、および安全かつ信頼性の高いIT化の進展について正しい知識を与えることを目的とします。具体的には、オープンソースソフトウェアとの付き合い方やプログラミング言語の正しい理解、基盤システムを作ることの楽しさ、コードリーディングやデバッグの正しい方法、オペレーティングシステムやソフトウェアを作るためのソフトウェアについての理解を深めてもらうため、演習を中心とした講義を行います。さらに、プログラミング分野の識者の講義や交流会などを実施し、高度な知識と共に社会におけるソフトウェア開発の重要な位置付けを学びます。
▼OSを作ろう組(OS自作組)
担当:川合講師(組頭)、天野講師、坂井講師、竹迫講師
この組では、書籍「30日でできる!OS自作入門」を教科書として使用し、実習中心の講義を通じて、ひとりひとりにオリジナルのOSを作ってもらいます。それらの学習を通じて、OSの仕組みや、ハードウェア・OS・アプリケーションの関係が理解できるレベルを目指します。
▼プログラミング言語組(言語組)
担当:笹田講師(組頭)、稲葉講師、Yugui講師、西尾講師
言語組では、プログラミング言語Ruby、およびその言語処理系を題材に、座学と実習によって言語処理系の基本、ソフトウェア構成手法の基本、性能改善手法の基本を学び、Ruby開発コミュニティで活躍できるレベルを目指します。
▼Linuxカーネル組(Linux組)
担当:吉藤講師(組頭)、亀澤講師、河合講師、小崎講師、武内講師、平松講師、三浦講師、山幡講師
この組では、Linuxを題材に、実用的なコンピュータシステムのアーキテクチャについて学びます。特に、Linuxカーネルのコンパイルからコードの歩き方、デバッギング、コミュニティとの関わり方までの講義と実習を通じて、実際にコミュニティに参加できるレベルを目指します。
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それぞれの組の講義内容の詳細は「セキュリティコースの主な内容」「プログラミングコースの主な内容」を確認してみてください。
どの組もスペシャルな内容ばかりなので、今から楽しみです!
応募の締め切りは7/5(月)17:00ま
でとなっていますので、興味のある学生さんでまだ申し込みの終わっていない方は、応募資格の条件を確認の上、締め切りまでにエントリーをしてください。(※ ちなみに、応募用紙には各組の内容に応じた設問が用意されていますので、時間には余裕を持っておくことをお勧めします) →締め切り時間を過ぎました※
※たくさんのご応募ありがとうございました。