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2010年11月

2010年11月17日 (水)

11/27(土)WebSig 1日学校に参加します

今月末11/27(土)、八王子の小学校跡地で開催されるWebSig1日学校に一生徒として終日参加してきます。

11/27(土)WebSig 1日学校

開催概要

イベント名
WebSig1日学校 ~未来のあなたのWebを変える1日~
日時
2010年11月27日(土)10時30分~19時00分(受付開始10時00分)
会場
デジタルハリウッド大学八王子制作スタジオ(旧三本松小学校跡地)
企画・運営
WebSig24/7/技術評論社
定員
各クラス60名、放課後イベント100名
参加費
デザイナー、エンジニア、マネジメント各クラス参加費用:6,000円(昼食、飲み物付き)
懇親会
放課後イベント参加費用:1,500円(軽食、飲み物付き)
Twitterハッシュタグ
#websig1ds
1.「社会・価値観の変化」、2.「インターネット/Webの変化」、3.「技術・グローバル経済の変化」の3つの変化が顕著にあらわれた今、私たちは次にどんな一手を打てばいいのでしょうか。 WebSig1日学校では、近視眼的なTipsを追うことやHow Toではなく、私たちが未来に対応していく上で、本質的かつ俯瞰的視点の授業を「デザイナー」「エンジニア」「マネジメント」の3クラス、国語、算数、社会というメタファーで企画しました。授業ごとのキーワード例としては、国語は、「日本語」「言語化」「ロジカルシンキング」。算数は、普遍的に使える「数字」。社会は「変わるもの変わらないもの」「時代」などです。 小学校というシチュエーションを生かした楽しい授業を通して、インターネットやWebの未来、私たち未来を変える1日を是非体験しに来てください。(WebSig1日学校実行委員長:和田嘉弘)

クラス・先生紹介

WebSig1日学校

小学校跡地(デジタルハリウッド大学八王子制作スタジオ)を利用した1日学校ということで、食事付きの有料イベントということで、今までの日本の勉強会カンファレンスではなかなかない開催スタイルです。 テレビドラマの撮影でも、救命病棟24時の「私立聖陽小学校」、ケータイ刑事 銭形零2の「青葉台学園初等部」として使われている会場だそうです。

しかも、Yoshiori算数授業が聞けるのはWebSig1日学校だけ!

プログラマ35歳定年説真っ只中、どんなキャリア戦略の話が聞けるのか!?

技術評論社の馮さまもファシリテーター/司会を担当されるとのことで、来週末の11/27(土)、楽しみにしています。

PayPalで参加費用の事前支払いが可能だそうですので、定員が埋まる前に早めにお申し込みください。

2010年11月16日 (火)

第2回 エンジニアの未来サミット for students パネルディスカッション

先週末11/13(土)、技術評論社×サイボウズ共催「エンジニアの未来サミット for students」第2回で、前回に引き続きパネルディスカッションの司会進行役を担当してきました。

第2回 エンジニアの未来サミット for students

テーマは「小飼弾&岡嶋大介のいまキミに伝えたいこと」

  • 日本にこのままいても大丈夫か?国際競争力のある会社や業界は?
  • 会社に飼われるのではなく、自ら道を切り拓いていくには?
  • プログラミングの楽しみ方やプログラマーとしての働き方とは?
  • ゲストが今学生に伝えたいこととは?
第2回「エンジニアの未来サミット for students」小飼弾×岡嶋大介 P1050149.JPG
P1050151.JPG Q&A 質疑応答

将来ITエンジニアを志望している学生さんが抱えている漠然とした不安や疑問について、ゲストの小飼弾さんと岡嶋大介さんが応えるという企画でした。

USTREAM中継

USTREAM #cybozusummit

当日のパネルディスカッションの模様はUSTREAMでもリアルタイム中継され、録画アーカイブも見ることができます。

  1. 101113小飼弾&岡嶋大介のいまキミに伝えたいこと1 前半 (18:00~開始:パネラー自己紹介)
  2. 101113小飼弾&岡嶋大介のいまキミに伝えたいこと2 後半 (10:00~開始:就職と結婚の選択)

パネルディスカッション

パネラーの自己紹介から、日本企業の中国進出、ITエンジニアのキャリア設計、業界動向、後半では恋愛相談が出てくるなど、参加者から活発な質問が飛び交い、大変盛り上がったパネルディスカッションとなりました。

第2回「エンジニアの未来サミット for students」小飼弾×岡嶋大介

会場で、どんな質問や回答が出たのかは、TwitterでもつぶやかれていたのでTogetterで発言をまとめてみました。

懇親会

懇親会 懇親会

その後の懇親会では、パネラーの方を囲む形で時間内に聞けなかった疑問や質問を直接ぶつけ、各テーブルは終始賑やかでした。

集合写真

集合写真

最後に残っていた人が集まって集合写真をパチリ。

参考書籍

今回、このお仕事を引き受けるにあたって数十冊ほどキャリア設計に関する本を読みましたが、 ほとんどが現状の社会制度の変革や若者の意識変化をとらえきれておらず、 これから就職を考えている学生さんにお勧めできる本は以下の2冊ぐらいでした。

35歳までに読むキャリア(しごとえらび)の教科書 就・転職の絶対原則を知る (ちくま新書) 渡邉 正裕 (著) 若者はなぜ3年で辞めるのか? 年功序列が奪う日本の未来 (光文社新書) 城 繁幸 (著)

就職して30代の人が年を取れば取る程会社での居場所は狭くなるの? - GoTheDistanceと考えるのはごく健全で、 会社任せのキャリア設計、昭和時代のキャリア論が破たんしてきている一つの予兆かもしれません。 その中で、時代の波に乗っていた40代の人の成功体験を鵜呑みにするのは非常に危険で、50代の人のアドバイスはむしろ害、 今の20代の学生さんは昭和的価値観によって成立していたレールやロールモデルが存在しない世代だと思います。

その中で、どうやって主体的にキャリア選択をしていくかが鍵になるのですが、 次回、第3回はRubyのパパ「まつもとゆきひろ」さんをお招きし、国際化時代のプログラマーとしての生き方について聞いてみようと思います。技術評論社 馮さんがモデレータということで私も楽しみにしています!

2010年11月15日 (月)

WebDB Forum 2010 サイボウズ企業賞

2010年11月11日(木)~12日(金)に、早稲田大学 理工学術院(西早稲田キャンパス)で開催された 「Webとデータベースに関するフォーラム」(WebDB Forum 2010)にて、サイボウズ企業賞を授与させていただきました。 アカデミックな学術研究や論文査読とは違った視点で、産業界から見た将来有望な研究者・発表論文に対して企業賞を授与し、奨励するものです。

サイボウズ企業賞

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受賞者:
油井 誠, 小島 功(産業技術総合研究所)
発表題目:
「列指向データベースのためのタプル再分散不要の並列データベース構成法」
授賞理由:
本研究の提案手法Φハッシュ分割は、テーブルを水平垂直分割し、map問い合わせに分割属性を加味した選択演算が得意なMonetDBへの実装となっているが、Hive/Hadoopを陵駕する性能をTPC-Hで検証しており、それ以外の行指向DWHへの適用も考えられる有望な研究である。
副賞:
東京ドームシティ「スパ・ラクーア」招待券×3名様分
   サイボウズ東京本社&ラボ見学会(交通費支給)
プレゼンター:
竹迫 良範(サイボウズ・ラボ)

本研究は、オランダ留学時のアムステルダムCWI(Centrum Wiskunde & Informatica)での研究成果の延長ということで、受賞後 @myuiさんが「teradata/netezza/paraccel/vertica/greenplum等の並列DBベンダのどこかにとりいれて貰えるように、…」 とつぶやかれていたのが印象的でしたが、僭越ながら本受賞がその一つのきっかけになれればと思いました。

初日の夜に論文集のCD-ROMのPDFを全部閲覧し、その他学生さんの面白い論文など受賞候補が多くあり、選考には大変悩みましたが、規定により企業研究者も対象にしても良いということで、今年は本発表を企業賞として授与することにいたしました。おめでとうございます!

ポスターレセプション

初日の夜は、夕食付きのポスターレセプションがあり、企業や大学の若手研究者たちとポスター発表を通じて交流を深めることができました。

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食事つきで、聴講学生(学生会員)は無料、聴講学生(非会員)は1000円と、この手の学会フォーラムではかなり破格の参加費用だと思います。

技術報告セッション

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スポンサー企業の技術報告セッションでは、サイボウズ・ラボの中谷より「国際化時代の40カ国語言語判定」の発表をさせていただきました。本研究の成果であるJavaによる言語判定ライブラリはオープンソースとして公開しておりますので、興味のある方はぜひ使ってフィードバックいただけると有難いです。

USTREAM中継について

本フォーラムでは、3トラック進行でしたが、各会場でUSTREAM中継が行われ、外部からの視聴者も参加し、Twitterのつぶやきも大変盛り上がるものになりました。

  1. Togetter - 「Webとデータベースに関するフォーラム (WebDB Forum 2010) 1日目」
  2. Togetter - 「Webとデータベースに関するフォーラム (WebDB Forum 2010) 2日目 (2010/11/12@早稲田大)」

録画映像の権利関係の処理について、大学の授業アーカイヴなどでも議論になって大変面倒な手続きも多いかと思います。来年はどのようになるかわかりませんが、Webのようにオープンな産学連携フォーラムとして、USTREAM中継の試みは継続して実施していただけると、幅広い参加者層た来年度のスポンサー獲得にも良い影響を与える投資になると思います。

余談

あと、実行副委員長として活躍された京都大学の中村聡史先生がつぶやかれている通り、 「参加費が抑えられている理由は,会場が大学であり,ローカル担当の方々の多大な献身によって成り立っているというのが大きい.参加費を上げてでもローカル担当者の負担軽減はなんとかすべきだよなぁ.」 という課題は、過去YAPCなどで大規模イベント運営の経験をした者としては共感できる悩みだったりします。 「例年より担当者を増やして省力化をはかったつもりだったけれどあまり成功していない.どの程度のコストがかかるのか,会議の運営に関するコスト見積もりをしっかりしないと研究者が倒れてしまう.研究者が担当しなければならない仕事と,業者に依頼できる部分を分離するのが喫緊の課題」 についても、優秀な研究者の時間を奪うことは、人類の未来に対して足をひっぱているんじゃないかという指摘が外部からなされないといけないと思います。 ちなみに、サイボウズ・ラボでは、本フォーラムのスポンサー支援や参加申し込み事務手続きなどは本社HRのセクレタリ級の担当者が持ち回りで担当していて、研究者自身は直接運営側とコンタクトを一切とっていません。(直接研究者とのメールのやり取りがない分、運営者側にはいろいろご負担をお掛けしている部分があるかもしれませんが…)
聞いた話によるとヨーロッパのYAPCでは、主催地域のpmはホスト役に徹して、運営に全力を注ぎ、その場での発表をしない(発表者がいなくても責めない、ホスト役を徹底的に感謝する)など、負荷軽減策が行われていたりするそうです。継続的にこのような大規模イベントを開催する場合は、単年度事業として評価するのではなく、持続的に開催できる仕組み作りがそろそろ必要なのかもしれませんね。