PRML副読本「パターン認識と機械学習の学習」を出版します

2010年~2011年に社内で開催した機械学習勉強会の『パターン認識と機械学習』読書会で、光成さんが素晴らしいアンチョコを作ってくれました。PDFファイルは既にgithub 上で公開されていますが、このまま埋もれさせておくのはもったいないということで、暗黒通信団の同人誌として正式に出版されることが決まりました。

20120401prml

※ 表紙のデザインは今後変更される可能性があります。

目次は以下の通りです。
第 1 章  「序論」のための確率用語
   1.1      確率変数は変数なのか..............................  7
        1.1.1   確率空間(Ω, F, P).............................  7
        1.1.2   σ 加法族.....................................  8
        1.1.3   確率変数X.....................................  8
        1.1.4   確率変数は写像である..........................  9
第 2 章  「確率分布」のための数学
   2.1      微積分の復習...................................... 11
        2.1.1   変数変換...................................... 11
        2.1.2   奇関数の積分.................................. 11
        2.1.3   exp(−x) の積分................................ 12
        2.1.4   ガウス分布の積分.............................. 13
   2.2      線形代数の復習.................................... 14
        2.2.1   行列の積...................................... 14
        2.2.2   トレース...................................... 14
        2.2.3   行列式........................................ 14
        2.2.4   行列の種類.................................... 15
        2.2.5   ブロック行列の逆行列.......................... 16
        2.2.6   三角化........................................ 18
        2.2.7   対称行列...................................... 18
        2.2.8   2 次形式...................................... 19
        2.2.9   多変量ガウス分布.............................. 20
        2.2.10  行列の微分.................................... 21
        2.2.11  ガウス分布の最尤推定.......................... 25
第 3 章  「線形回帰モデル」のための数学
   3.1      最小二乗法........................................ 27
        3.1.1   微分の復習.................................... 27
        3.1.2   誤差関数の最小化.............................. 27
        3.1.3   正射影........................................ 28
        3.1.4   行列での微分.................................. 29
        3.1.5   Woodbury の逆行列の公式....................... 29
        3.1.6   正定値対称行列................................ 30
        3.1.7   予測分布の分散................................ 31
        3.1.8   カルバック距離................................ 32
        3.1.9   エビデンス関数の評価の式変形.................. 33
        3.1.10  ヘッセ行列.................................... 34
        3.1.11  エビデンス関数の最大化の式変形................ 34
        3.1.12  パラメータの関係.............................. 35
第 4 章  「線形識別モデル」のための数学
        4.1      クラス分類問題............................... 39
        4.2      行列の微分の復習............................. 40
        4.3      多クラス..................................... 41
        4.4      分類における最小二乗......................... 42
        4.5      フィッシャーの線形判別....................... 42
        4.6      最小二乗との関連............................. 44
        4.7      確率的生成モデル............................. 46
        4.8      連続値入力................................... 46
        4.9      最尤解....................................... 47
        4.10     ロジスティック回帰........................... 49
        4.11     反復再重み付け最小二乗....................... 50
        4.12     Jensen の不等式.............................. 52
        4.13     多クラスロジスティック回帰................... 53
        4.14     プロビット回帰............................... 54
        4.15     正準連結関数................................. 55
        4.16     ラプラス近似................................. 57
        4.17     モデルの比較とBIC............................ 58
        4.18     ディラックのデルタ関数....................... 59
        4.19     ロジスティックシグモイド関数と
                 プロビット関数の逆関数....................... 59
        4.20     ベイズロジスティック回帰..................... 61
第 9 章  「混合モデルと」の数式の補足
   9.1      復習.............................................. 65
        9.1.1    行列の公式................................... 65
        9.1.2    微分......................................... 65
        9.1.3    ガウス分布................................... 66
   9.2      混合ガウス分布.................................... 66
   9.3      混合ガウス分布の EM アルゴリズム.................. 67
   9.4      混合ガウス分布再訪................................ 69
   9.5      K-means  との関連................................. 70
   9.6      混合ベルヌーイ分布................................ 71
   9.7      ベイズ線形回帰に関する EM アルゴリズム............ 73
   9.8      一般の EM アルゴリズム............................ 74
   9.9      混合ガウス分布のオンライン版 EM アルゴリズム...... 76
第 10 章 「近似推論法」の数式の補足
    10.1     この章でよく使われる公式......................... 79
         10.1.1  ガンマ関数................................... 79
         10.1.2  ディリクレ分布............................... 79
         10.1.3  ガンマ分布................................... 80
         10.1.4  正規分布..................................... 80
         10.1.5  スチューデントのt 分布....................... 80
         10.1.6  ウィシャート分布............................. 80
         10.1.7  行列の公式................................... 81
         10.1.8  カルバック距離............................... 81
    10.2     下限と下界....................................... 81
    10.3    分解による近似の持つ性質.......................... 82
    10.4    α ダイバージェンス............................... 83
    10.5    例:一変数ガウス分布.............................. 84
    10.6    モデル比較........................................ 86
         10.6.1  変分混合ガウス分布........................... 87
         10.6.2  変分事後分布................................. 87
    10.7    変分下限.......................................... 91
    10.8    予測分布.......................................... 95
索引

ISBNを取得していますので、将来的には一般書店やオンラインショップでも取り扱いは可能になるかと思います。
まだ流通はしていません。価格は現在調整中で、印刷所に見積もりをもらった結果、予価1,000円前後になる見込みです。
一般書店に流通させる場合は、即売会とは異なり、定価よりも安い値段で卸す必要があるため、原価相当での設定となります。

今回の同人誌出版にさしあたって、事前に関係者にご相談させていただいたところ、原著からコピーしているのではなく自分で一から数式を書き起こしているのであれば問題ないでしょう、というコメントをいただきました。
今後のスケジュールですが、数式の校正とレイアウトの調整、第 11 章の補足なども付け加えて、ページ数は 120 程度、5月下旬頃に正式に出版となる予定です。

というお話なのですが、マニアックすぎて、誰も買いませんよね。。。

2012年7月 追記

パターン認識と機械学習の学習-ベイズ理論に挫折しないための数学 (光成 滋生 著)ISBN: 978-4873101668
として出版されました。

JIPDEC「情報化白書2012」発刊

昨日12月1日「情報化白書2012」発刊記念シンポジウムのパネルディスカッションに参加してきました。ご来場いただいた皆さん、ご質問いただいた皆さん、登壇者の皆さんありがとうございました。

「情報化白書2012」発刊記念シンポジウム
日時:2011年12月1日 木曜日
会場:ラフォーレミュージアム六本木(六本木ファーストビル 地下1階)

JIPDEC New STAGE
講演2(45分) 「クラウドコンピューティングのセキュリティの“今”」

情報化白書2012にもご寄稿いただいているNICTの滝澤さんやIIJの加藤さんをお招きし、「震災とIT、クラウドとセキュリティ」と現在注目を集めているキーワードの背景と最新動向を解説していただきました。

4:20
~15:05
講演1(45分)
「災害時に役立つITとは ~東日本大震災の教訓を踏まえて~」

2011年3月11日に発生した東日本大震災は、大規模災害に直面して本当に役に立つITのあり方を、深く考えさせられる契機となりました。本講演では、講演者が研究開発を推進してきた災害時ITの具体例に基づき、災害対策を含む安心・安全な社会を実現するために必要なITの課題を考えます。
独立行政法人情報通信研究機構(NICT)
社会還元促進部門 技術移転推進室
マネージャー 
滝澤 修
プロフィール:
1987年、郵政省電波研究所(現:独立行政法人情報通信研究機構(NICT))入所。 2000年から災害時ITの研究開発に従事。2006年から2011年3月まで防災・減災基盤技術グループリーダー。現在は研究開発成果の技術移転業務に従事。博士(工学)。防災士。
15:10
~15:55
講演2(45分)
「クラウドコンピューティングのセキュリティの“今”」

利用が進むクラウドコンピューティングですがセキュリティに関する不安感は未だに根強く、普及を阻む要因の一つとなっています。本講演では白書の内容を元にしてクラウドに用いられている様々な要素技術を紐解くとともに、従来と異なる管理上の特性を解説します。さらに、クラウドセキュリティの一般的な動向についてもご紹介します。
株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)
セキュリティ情報統括室
シニアエンジニア 
加藤 雅彦
プロフィール:
1995年豊橋技術科学大学大学院工学研究科知識情報工学専攻修了。修士(工学)。 1998年株式会社インターネットイニシアティブ入社。 日本ネットワークセキュリティ協会幹事、調査研究部会長、日本クラウドセキュリティアライアンス幹事。
16:00
~17:10
パネルディスカッション(70分)
「生活情報化とセキュリティ」

我々の普段の生活を支える「生活情報化」は、時代や周囲を取り巻く環境によっていろいろな形に変容していきます。しかし、「生活情報化」はつねに安全・安心に利活用できることが基本です。先の東日本大震災や、昨今の情報セキュリティに対するさまざまな脅威により、その安全・安心が脅かされている現状を踏まえて、「情報化白書2012」執筆者の皆様、および会場にご参加の皆様を交えて、それぞれの立場からの「生活情報化」に見られる変化と実態、また情報セキュリティをとりまく様々な変化と我々の生活とのつながり、などについて、ディスカッションしたいと思います。
モデレータ:
サイバー大学教授(情報化白書専門家委員会委員長) 
安田 直

パネリスト:

サイバー大学准教授(情報化白書専門家委員)
園田 道夫
株式会社NTTデータ(情報化白書専門家委員)
宮本 久仁男
サイボウズ・ラボ株式会社(情報化白書専門家委員)
竹迫 良範

ゲストパネリスト:

独立行政法人情報通信研究機構(NICT)
滝澤 修
株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)
加藤 雅彦

(敬称略)

主催はJIPDECさんで、今年4月に一般財団法人に移行し、12月にオフィス移転を実施されます。

旧:(財団法人)日本情報処理開発協会 →新:(一般財団法人)日本情報経済社会推進協会

福島原発に投入された唯一の国産ロボットQuince君
パネルディスカッション(70分) 「生活情報化とセキュリティ」

今回、私は情報化白書の専門家委員の末席に招聘され、新しい白書の構成諸々を委員会として検討してまいりました。
情報化白書は歴史ある白書で、昭和40年からコンピュータ白書として発刊を続け、現在で43冊目となります。 今年は翔泳社から出版となりました。

刊行:  2011年11月17日 
書名:  「情報化白書2012 激動の時代の情報化」
編著者:一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)
予価:  6,825円(本体6,500円+消費税5%)
ISBN:  9784798125121
発行所:株式会社翔泳社

「情報化白書2012」目次
http://www.jipdec.or.jp/publications/hakusho/2012/mokuji.html

情報化白書2012 各章要旨
http://www.jipdec.or.jp/publications/hakusho/2012/youshi.html

東日本大震災の影響により、国内企業の3分の1が今年度 IT 予算の見直しに着手
今後の IT 投資意欲は弱含みも、プロジェクトの中止・停止は一部にとどまる
―「企業 IT 利活用動向調査」の速報を発表―
http://www.jipdec.or.jp/pdf/ov/press/press_20110627.pdf

私も検索エンジンの章で、一部寄稿していますので、ぜひ1社に1冊おそろえください。

11/27(土)WebSig 1日学校に参加します

今月末11/27(土)、八王子の小学校跡地で開催されるWebSig1日学校に一生徒として終日参加してきます。

11/27(土)WebSig 1日学校

開催概要

イベント名
WebSig1日学校 ~未来のあなたのWebを変える1日~
日時
2010年11月27日(土)10時30分~19時00分(受付開始10時00分)
会場
デジタルハリウッド大学八王子制作スタジオ(旧三本松小学校跡地)
企画・運営
WebSig24/7/技術評論社
定員
各クラス60名、放課後イベント100名
参加費
デザイナー、エンジニア、マネジメント各クラス参加費用:6,000円(昼食、飲み物付き)
懇親会
放課後イベント参加費用:1,500円(軽食、飲み物付き)
Twitterハッシュタグ
#websig1ds

1.「社会・価値観の変化」、2.「インターネット/Webの変化」、3.「技術・グローバル経済の変化」の3つの変化が顕著にあらわれた今、私たちは次にどんな一手を打てばいいのでしょうか。
WebSig1日学校では、近視眼的なTipsを追うことやHow Toではなく、私たちが未来に対応していく上で、本質的かつ俯瞰的視点の授業を「デザイナー」「エンジニア」「マネジメント」の3クラス、国語、算数、社会というメタファーで企画しました。授業ごとのキーワード例としては、国語は、「日本語」「言語化」「ロジカルシンキング」。算数は、普遍的に使える「数字」。社会は「変わるもの変わらないもの」「時代」などです。
小学校というシチュエーションを生かした楽しい授業を通して、インターネットやWebの未来、私たち未来を変える1日を是非体験しに来てください。(WebSig1日学校実行委員長:和田嘉弘)

クラス・先生紹介

WebSig1日学校

小学校跡地(デジタルハリウッド大学八王子制作スタジオ)を利用した1日学校ということで、食事付きの有料イベントということで、今までの日本の勉強会カンファレンスではなかなかない開催スタイルです。
テレビドラマの撮影でも、救命病棟24時の「私立聖陽小学校」、ケータイ刑事 銭形零2の「青葉台学園初等部」として使われている会場だそうです。

しかも、Yoshiori算数授業が聞けるのはWebSig1日学校だけ!

プログラマ35歳定年説真っ只中、どんなキャリア戦略の話が聞けるのか!?

技術評論社の馮さまもファシリテーター/司会を担当されるとのことで、来週末の11/27(土)、楽しみにしています。

PayPalで参加費用の事前支払いが可能だそうですので、定員が埋まる前に早めにお申し込みください。

Software Design読者の集い@書泉ブックタワー9F(秋葉原)

今週末のdankogaiさんが出場されるトークイベントに、私もLightning Talkで参加することになりました。

創刊20周年企画第8弾!「Software Design読者の集い」

[表紙]Software Design 2010年5月号
[表紙]Software Design 2010年6月号

日時:    2010年6月4日(金) 18:30〜20:15
場所:    書泉ブックタワー(秋葉原) 9Fイベントスペース
参加費:無料(予約者優先入場)
持ち物:入場整理券または参加票
主催:株式会社技術評論社
URL:http://gihyo.jp/event/2010/sd20

プログラム

18:00 開場

18:30~19:10 小飼弾 & SD連載歴20年Bart Eisenbergスペシャル対談

コンピュータとインターネットの歴史から iPadな「今」と「未来」を考える!
本誌連載「小飼弾の コードなエッセイ」著者,小飼弾さんと,
創刊以来,20年に渡ってSoftware Designに執筆し続けているBart Eisenbergさんに,
UNIXやインターネットの歴史を振り返りながら,iPadやAndroidといったAppleや
Googleのテクノロジが世の中を賑わせている「今」を語っていただきます。

パネリスト:小飼 弾 氏,Bart Eisenberg 氏
通訳&コーディネーター:滑川 海彦 氏,高橋 信夫 氏(本誌連載「深掘り裏読み最新Webトレンド」,TechCrunch Japan翻訳者)
進行:編集部

19:10~20:15 読者と著者と編集部の語らい(連載著者陣によるLightning Talk)

発表者:
1) 小粒ちゃん(老頭児エンジニアのつぶやき)
2) 竹迫 良範 氏(Ajax/JavaScriptハッカー養成講座)
3) 新居 雅行 氏(iPhone OSアプリ開発者の知恵袋)
4) あきみち氏(近未来インターネット技術妄想論)

予約者優先入場とのことですので、もしもお時間がありましたら、事前申し込みの上(無料です)ぜひ秋葉原までいらしていただければと思います。

重要なお知らせ3つ

こんにちは。サイボウズ・ラブのたけさこです。

久しぶりのブログ更新ですが、本日付で以下3つのお知らせをしたいと思います。

■(1) 社内恋愛促進グループウェア サイボウズ Office 0(ラブ)

社内でサイボウズ製品をフルに活用した事例として親会社のホームページで紹介されました。

http://products.cybozu.co.jp/office/uso/

結婚の件、今まで黙っていてすみませんでした。
普段からお世話になっている皆さんには大変恐縮なのですが、とりあえずインターネット上では秘密にしておいて、親族のみで…ということで、昨年ささやかながらハワイで挙式をいたしました。ご祝儀は通年受け付けておりますので「ぜひお祝いしたい!」という方は今からでも間に合いますので、もしもよろしければPayPalで送金をお願いいたします。

■(2) えっ!IE9の新JavaScriptエンジンに隠し機能が!?|gihyo.jp

HTML5対応で注目を集めているInternet Explorer 9 ですが、
IEで使えるaa記法「aa//%」「a\A(^_^;v9~\aaa」の解説記事をgihyo.jpにて書かせていただきました。

http://gihyo.jp/dev/column/01/prog/2010/aprilfool2010-02

IE9のHTML5/ECMAScript5準拠の動作検証をしていて気がついたのですが、
Internet Explorer では、以下のHTMLファイルを作成するとJavaScriptが動作してしまうのです。

aa//%[~}}^[``^[`~``[\``[`[^a\A(^_^;v9
=$,$$='document.body',$$$='style.fontSize=',$$$$='innerHTML=Date';
setInterval('$='+$$+',$.'+$$$+$*$+',$.'+$$$$+'()',-$*$*$)/*
<script src=# charset=cp500></script><script src=#></script>*///\aaa

イースター・エッグっぽい面白い動作だと思いますので、Windows環境をお持ちの方はぜひお試しください。

■(3) 次回 Shibuya Perl Mongersテクニカルトーク#13 は台湾で開催します

Shibuya Perl Mongersテクニカルトーク#13 を2010年4月24日(土)に台湾で開催します。

http://shibuya.pm.org/blosxom/techtalks/201004.html

詳細は以下の通りです。

  • プログラム [Speakers and topics] 内容・順番・時間などは予告なく変更する場合があります。
    • Timetable: OSDC.TW 2010 Day1 Schedule
    • 9:00am – 開場
      • 中央研究院人文所國際會議廳 (international conference hall) にて
    • 3:40pm – 5:30pm
      • Shibuya.pm in Taipei
      1. 竹迫 良範 (Yoshinori Takesako)@takesako – Polyglot Programming
      2. 石垣 憲一 (Kenichi Ishigaki) @charsbar – Perl for a translator
      3. 藤 吾郎 (Goro Fuji) @__gfx__ – Opcode and YAML
      4. 川崎 有亮 (Yusuke Kawasaki) @kawanet – Something Xiaolongbao
      5. 檀上 伸郎 (Nobuo Danjou) @lopnor – Net::Google::Spreadsheet
      6. 宮川 達彦 (Tatsuhiko Miyagawa) @miyagawa – cpanminus
      7. 松野 徳大 (Tokuhiro Matsuno) @tokuhirom – IRCD web interface
      8. 大沢 和宏 (Kazuhiro Osawa) @yappo – Ajax application testing

    ゴールデンウィーク前ですが、もしもご都合のつく方はぜひ会場までいらしてください。

というわけで、引き続き精進してまいりますので2010年度もよろしくお願いいたします!

8/1(土)第1回東北情報セキュリティ勉強会@仙台

8/1(土)に仙台で開催される「第1回東北情報セキュリティ勉強会」でメイン講師を務めさせていただくことになりました。まっちゃだいふくさんをはじめとする関係者の皆様に感謝いたします。

■ 第1回東北情報セキュリティ勉強会(仙台)

テーマ 開発者のためのセキュリティ勉強会
講師   サイボウズ・ラボ株式会社 竹迫
良範さん(調整中)
日時   2009年08月01日 (土曜日) 13時00分~17時30分(12時半受付開始)
場所   
仙台市青葉区北目町4-7 HSG(本田精機グループ)ビル 会議室
参加費用 一般1000円、学生・未成年:無料

今回、東北地方での勉強会には初めて参加するのですが、東北Developers Community(TDC)のサイト仙台Ruby会議01(sendairubykaigi01)のレポートを見ながらコミュニティの雰囲気などを事前予習しています。いつもと比べて難しい話はしないつもりですので(時間の許す限り順を追ってやさしく丁寧にお話しします)、ぜひご都合の付く方はお気軽にご参加ください。

発表タイトル: 記号Polyglotとセキュリティ(TAKESAKO)

Polyglotとは複数の言語処理系で実行できる一つのプログラムのことです。
例えば「print "Hello ",0?"Ruby":"Perl","!\n"」のワンライナーは
Perl と Ruby でそれぞれ異なる出力結果を返します。
これは各言語における真偽値の扱い方の違いを利用しています。

これらのテクニックを利用すると以下のような
5言語混在のプログラムを作成することが出来ます。
———————————————-
#include/*
q="""*/<stdio.h>
int main() {putchar(‘C’); if(sizeof(‘C’)-1);
else {putchar(‘+’); putchar(‘+’);}} /*=;
print’Perl’#";print’Ruby’#""";print’Python’#*/
———————————————-
$ perl a.cpp
Perl
$ ruby a.cpp
Ruby
$ python a.cpp
Python
$ gcc -xc a.cpp && ./a.out
C
$ cl.exe a.cpp
$ a.exe
C++

さらに一般のファイル形式も対象とすると、GIFやJPEGなどの画像ファイルにも
JavaScriptやPHPとして実行可能なプログラムを埋め込むことが可能です。
Polyglotを読み解きながらセキュリティ・Web業界への応用を考察します。

※ 本日よりライトニングトークも募集しているそうです。

ちなみに同時期にOSC新潟2009が開催されるそうなのですが、新潟は東北地方に含まれる?のでしょうか。(幼い頃、東北6県は青森県、岩手県、宮城県、秋田県、山形県、福島県のみと学校で教わりました)

あと、今回初めて知ったのですが、JR東日本の「土・日きっぷ」を利用すると東京-仙台を越えるかなり広い範囲で新幹線も特急も自由席が2日間乗り降り自由、指定席も4回までなら利用OKなんですね。はやての指定席も発券拒否されないみたい。

ブログのお引っ越し(MovableType3→TypePad)

先週から今週にかけてブログの移転作業を行いました。

■ 1. 経緯

今までのサイボウズ・ラボのブログは、自社サーバ上でMovableType3を長らく運用してきたのですが、
大量のトラックバック・コメントSPAMへの対応負荷も無視できなくなり、
MovableType4にバージョンアップするのも面倒なので(既にバージョンアップライセンスの販売は終了していて、MT4に移行するにしても新規にライセンスを購入しなおさないといけないため)、
この際、サイボウズ・ラボとサイボウズ本社の技術者のブログをまとめて TypePad に移行することにしました。

■ 2. RSS/Atomフィードのリダイレクト

livedoor Readerでは巡回対象のフィードを取得する際にHTTPリダイレクトの処理を行っています。
  • 代表的なものとして「301リダイレクト(恒久的な移転)」と「302リダイレクト(一時的な移転)」をサポートしています。
    • 301 Moved Permanentlyによるリダイレクトの場合、巡回対象のURLが置き換わります。
    • 302 Moved Temporarily(または302 Found)は巡回対象のURLはそのままで、リダイレクト先のURLを取得します。

    • 301以外の3xxレスポンスによるリダイレクトの場合は、巡回対象のURLの書き換えは起こりません。
.htaccess等を使ったリダイレクトの設定が可能な場合は、livedoor Readerの購読者を移転先のブログに引き継ぐことができます。
ということでしたので、旧サーバのApache上で 301 のリダイレクト設定を行いました。
RewriteEngine On
RewriteRule ^/blog/takesako/index.xml http://developer.cybozu.co.jp/takesako/rss.xml [R=301,L]
RewriteRule ^/blog/takesako/atom.xml http://developer.cybozu.co.jp/takesako/atom.xml [R=301,L]

とりあえず、LDRではそのまま購読者を引き継ぐことが出来ました。
その他のRSSリーダの動作は確認しきれていませんが、とりあえずこのような対処で移行してみました。
(もしもお使いのソフトウェアで不都合がある場合はご連絡いただけると有難いです)

■ 3. はてなブックマークの引継ぎ

過去記事についたはてなブックマークの関連付けを残しておきたい、という要望に応えるために
MovableTypeからエクスポートするときに
以下のHTMLをBODYの先頭に追加して対応してみました。

BODY: 
<div align="right"><a href="http://b.hatena.ne.jp/entry/<$MTEntryPermalink$>"><img
src="http://b.hatena.ne.jp/entry/image/<$MTEntryPermalink$>" border="0" alt="[B!]"></a></div>
<$MTEntryBody$>

■ 4. permalinkの移行

Movable Type 4 では、インポート時の BASENAME に対応しているみたいなのですが、
困ったことに、TypePad では対応していないようでした。

TypePadでデータをインポートすると、「BASENAME」の項目が無視されるため(対応していないため)、
permalinkが日本語を含んだTITLEから自動で再生成されてしまいます。

(例)エントリーのタイトル:「TypePadでBASENAMEの項目がインポート時に無視される」

 旧URL:http://labs.cybozu.co.jp/blog/takesako/20xx/xx/old_filename.html
   ↓そのままインポートするとHTMLのファイル名が変わってしまう問題が・・・
 新URL:http://developer.cybozu.co.jp/takesako/20xx/xx/typepad_basename.html

これだと、

RewriteRule ^/blog/takesako/(.*)\.html$ http://developer.cybozu.co.jp/takesako/$1.html [R=301,L] 

のような単純なリダイレクト設定では記事の転送ができなくなってしまうので、
困ってしまうことになります。

■ 5. Movable Type 3 からのエクスポート

この BASENAME の件ですが、TITLE フィールドに <$MTEntryBasename$> を指定して
MTからエクスポート → TypePad にインポートするとファイル名が保持されることがわかったので、
今まで使用していなかった KEYWORDS: フィールドに <$MTEntryTitle$> を退避して、
インポート後に手作業でブログのタイトルをカット&ペーストして元に戻して対応することにしました。

Movable Type 4 以前のバージョンからのブログ記事インポートからの変更点は以下の通りです。

<MTEntries lastn="99999">AUTHOR: <$MTEntryAuthor$>
TITLE: <$MTEntryTitle$> <$MTEntryBasename$>
BASENAME: <$MTEntryBasename$>
STATUS: <$MTEntryStatus$>
ALLOW COMMENTS: <$MTEntryFlag flag="allow_comments"$>
CONVERT BREAKS: <$MTEntryFlag flag="convert_breaks"$>
ALLOW PINGS: <$MTEntryFlag flag="allow_pings"$>
PRIMARY CATEGORY: <$MTEntryCategory$>
<MTEntryAdditionalCategories>CATEGORY: <$MTCategoryLabel$>
</MTEntryAdditionalCategories>
DATE: <$MTEntryDate format="%m/%d/%Y %I:%M:%S %p"$>
TAGS: <MTEntryTags glue=",">"<$MTTagName quote="1"$>"</MTEntryTags>
-----
BODY:
<$MTEntryBody$>
-----
EXTENDED BODY:
<$MTEntryMore$>
-----
EXCERPT:
<$MTEntryExcerpt$>
-----
KEYWORDS:
<$MTEntryKeywords$> <$MTEntryTitle$>
-----
<MTIfNonZero tag="MTEntryCommentCount"><MTComments>COMMENT:
AUTHOR: <$MTCommentAuthor default=""$>
EMAIL: <$MTCommenterEmail$>
URL: <$MTCommentURL$>
IP: <$MTCommentIP$>
DATE: <$MTCommentDate format="%m/%d/%Y %I:%M:%S %p"$>
<$MTCommentBody convert_breaks="0"$>
-----
</MTComments></MTIfNonZero><MTIfNonZero tag="MTEntryTrackbackCount"><MTPings>PING:
TITLE: <$MTPingTitle$>
URL: <$MTPingURL$>
IP: <$MTPingIP$>
BLOG NAME: <$MTPingBlogName$>
DATE: <$MTPingDate format="%m/%d/%Y %I:%M:%S %p"$>
<$MTPingExcerpt$>
-----
</MTPings></MTIfNonZero>
--------
</MTEntries>

こうして、昔の記事のファイル名を維持しながら TypePad に移行することができました。

私の場合はエントリー数が少なかったので手作業でも何とかなりましたが、
エントリー数が多いブログだとこの方法はお勧めできませんね。。。

■ 6. まとめ

ということで、無事TypePadに移行できましたので、引き続きこちらでもブログ記事を書いていこうと思います。よろしくお願いいたします。

■ 7. 追記(2009/06/10)

一部の旧URL http://labs.cybozu.co.jp/blog/takesako/2008/12/caravan_takamatsu.html からのリダイレクト、
正しいとび先は http://developer.cybozu.co.jp/takesako/2008/12/caravan_takamat.html に失敗していました。

これはTypePad上で扱えるブログ記事のファイル名の長さに制限があるのが原因みたいで、リダイレクトURL生成時に上限の15文字以内に切り詰めるようにリダイレクトルールを見直し設定変更しました。

RewriteRule ^/blog/takesako/(.*)\.html$ http://developer.cybozu.co.jp/takesako/$1.html [R=301,L] 
  ↓16byte以上のときは15byteに切り詰める
RewriteRule ^/blog/takesako/(..../../.?.?.?.?.?.?.?.?.?.?.?.?.?.?.?).*\.html$ http://developer.cybozu.co.jp/takesako/$1.html [R=301,L]
RewriteRule ^/blog/takesako/(.*)\.html$ http://developer.cybozu.co.jp/takesako/$1.html [R=301,L]

hasegawaさん、ご指摘どうもありがとうございました。

今週末は京都+関西へ

連休のスケジュール

  • 土曜日は OSC 2008 Kansai in Kyoto
  • 日曜日は Kanasan.JS @大阪
  • 月曜日は PHPパネルディスカッション@東京

関西方面のみなさん、よろしくお願いします。

Linux Conference 2007ストリーミング中継

現在開催中の Linux Conference 2007 ですが、ストリーミング中継で発表の様子を見ることができるようになっています。

vlc_lc2007.jpg

[専用URL]   http://www.linux.or.jp:8000/lc2007.ogg(終了しました)

[実施期間]  Japan Linux Conference 2007開催期間
- 9月13日(木) 午前10時半から午後7時15分まで
- 9月14日(金) 午前10時半から午後4時まで

ストリーミングは「Ogg/Theora, Vorbis」形式です。自由なソフトウェアの立場としても非常に綺麗なフォーマットです。Linux環境ではmplayerなどで試聴可能だと思います。

自分のWindows環境では
VideoLAN VLC media player 0.8.6c をインストールして中継を見ることができました。


2007/9/14 14:43頃より、中継機器の不具合によりストリーミング配信が停止していたようです。
Lightning Talksのセッションはとても面白い発表が多かったので、とても残念です。(><)

中継スタッフのknokさん、関係者の皆さん、ありがとうございます。